「モラルハラスメント・ブログ」のまっち~さんのモラハラ離婚後を聞きました!

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先日こちらで紹介した、ブログや本を通してモラハラから命からがら逃げた体験を紹介し、多くのモラハラ被害者へ気づきや救いや希望を与えたモラレ大先輩のまっち~さん。

実はわたし、最近また本やブログを読み返し、これほどまでひどいことをされたまっち~さんと保育園児だった子どもたちが、その後幸せに暮らしてらっしゃるのか知りたくなりました。

脱出から離婚までの大変なことは詳細にブログに書かれていて大変役に立ちましたが、その後も子どもたちがいる限りモラ夫との接触はあるわけだから、そういうのってどうでしたかとも聞きたくて…。

そこで、図々しくも連絡を取らせてもらい、まっち~さんと電話でお話しすることができました。

今回はまっち~さんとのお話の一部をシェアしたいと思います。

別居・離婚後の子どもたちのその後は?

まっち~さんはお子さん2人が幼稚園のときに別居を決行し、いまは上の息子さんは社会人、下の娘さんは大学生になられてます。

そしてまっち~さんはブログにも書かれているように、再婚なさっています。

うれしいことに、非モラでとてもやさしいダンナ様でその上イケメン!とのことで、子どもさん2人が家を出て夫婦2人になっても楽しく幸せに暮らしているとのこと。

本当によかったな~と、胸があつくなりました。

ところで、わたしもそうだったのですが、モラ夫といると子どものしつけがまともにできず、そのこともすごくモラハラの害なんですよね。

まっち~さんもやはり思うようなしつけができなかったし、そのことで別居後に苦労したと書かれてたので、成長してどうなったのかを聞きました。

すると、現夫さんがきちんときびしくしつけをしてくれる人で、夫婦で考えが一致していてしっかり教育したので大丈夫だったそうです。

やはり、子どもが小さいうちにモラ逃げできたのがよかったようですね。
両親で一貫性のないバラバラな方向性の教育をしても、子どもは混乱しますから…。

そしてお子さんたち、しっかり目標を決めてがんばって、息子さんは難関な試験をパスして希望の職業につき、娘さんも夢をかなえるべくよく勉強してなんと医学部で学んでいるそうです。

しかも、娘さんはまっち~さんが意識して自己肯定感高い子に育てたそうで、また、父母がどうして別れることになったのかをまっち~さんからよく聞いていたこともあり、モラハラが寄って来そうもない性格なのだとか。

うらやましいほど、立派に育ってますね!

ブログでは小さくてよく泣きよく笑っていたけい太くんとなつみちゃん、がんばったね…!
まっち~さん自身がありのままの自分を認めて自信をつけたから、子どももそのように成長したんですね。
本当に尊敬します。見習いたいです。

養育費は滞りなく払われた?面会交流はしてた?

まっち~さんのところは、養育費は20歳までの取り決めだったそうです。

途中で払われなくなることが多いとか、いろいろ不安要素の多い養育費。

現在は離婚から長い年月がたったまっち~さんに、はたして養育費は滞ることなく払ってもらえたのか、しっかり聞いておきたいことでした。

アンサーは、なんと毎月きっちり、ちゃんと養育費が払われたそうです。

まっち~
まっち~

子どもたちに会わせていた(面会交流)ことが大きいと思う

ルカ
ルカ

なるほど…!

「養育費と面会交流は交換条件ではなくまったく別物ですよ」
というものの、

「そうはいっても心情としては会っていればこそ払いたくもなるものです」
と調停員からわたしも言われたな~。
それとこれとは別なんだけど、それが人間だものね。

そして、気になるところがひとつ。

「再婚したからもう養育費払わん」
とか言い出さなかったのかなという疑問です。

それ、やっぱり元夫はそのように言ってきたそうです。

だけど、現夫と養子縁組はしてないからちゃんと子どもの養育費として払うよう言い通したら、払ってくれたとのこと。

その点はよかったですねと話しながら、わたしも安堵したものですが…。

さまざまな事情で面会交流をしない場合や、子どもへの関心が低い元夫の場合は、養育費不払いなどの面倒ごとが起こる可能性はあるかもと、ちょっと心配になりました。

ちなみに、現夫さんは子どもたちの教育費をしっかり出してくれたそうで、わたしのような非正規雇用シングルマザーに比べると経済的な不安は少なかったそうです。

離婚時にまだお子さんが小さかったので、気になるのは面会交流の方法です。

これについては、やはり直接元夫婦でメールで日時を決め待ち合せ場所に送迎していたとのこと。

小学生になってからはお子さんが直接電話して約束し、やはり待ち合わせ場所に送迎。

元夫・義父母宅に月2回、夏休み冬休みは1週間滞在と、子どもが受けられるべき肉親の愛情はぞんぶんにもらえるようにしてきたそうです。

中学生以上になると本人の携帯で連絡し、勉強や部活など忙しいので面会の頻度が落ちたものの、送迎しなくても自分で会いに行くようになったのはうちと同じでした。

現在も、ご健在のおばあちゃん(元義母)には自分たちで会いに行っていて、まっち~さんとも連絡が取れるいい関係だそうです。

モラハラブロガーとして身バレの不安はなかった?

モラブロ運営してる人は必ず心配する身バレ問題。

わたしも、地域を非公開にしたり(ほんとうは地元のイベントや観光地のことも書きたくてしょうがない)、いろいろとぼやかして表現したり、特定されないように注意してます。

だけど特殊すぎるモラエピソードなんかは、固有名詞とか変えるぐらいでそのまましか書きようがないし、内容が内容だからモラ夫本人が読んだらわかるよね。

それが怖い。

で、まっち~さんはというと、、、なんとバレていた!

共通の知人から、「本人が読んでるからやめたほうがいい」と連絡があったそうで(怖)

まっち~
まっち~

人からやめろと言われてやめるつもりはなかったけど。

本人に読まれていると思うと気になってブログ書けなくなっちゃったよ。

ルカ
ルカ

そりゃそうです…。

本人は、ブログに書いてあることは事実無根だと怒ってて、差し止めできないか調べたらしいけどできないことが分かってくやしがってた、と聞いたそう。

まっち~さん笑って話してたし、わたしも人のことだから笑えるけど、もしわたしのブログが見つかったらもう日本から逃亡したいほど怖いかも!

ちなみに、まっち~さんの元夫は数年前に亡くなったそうです。

この場合、離婚した元妻には相続権はなく、子どもたちが相続人になりますが、未成年だったのでやはり元妻がいろいろな手続きをする必要があり、とても大変だったとのこと。

こういう想定外のことも起こるから、離婚後も子どもたちが成人するまでは気が抜けませんね。

モラハラから逃げた人はみんな幸せになってる

まっち~さん、しょっぱなからすごく明るくてフランクで、人生充実してるんだなという空気がすごく伝わってきました。

もう離婚して15年もたっているからあたりまえというばそうなんだけど、
「離婚した、モラハラ夫だった、そーいえば」
ぐらいの隔世感をかもしだしているまっち~さん。

それは、やはりわたしのずっと先を行く先輩なのだと思い知らされるような、とても不思議な感覚でした。

わたしはモラハラ脱出して5年たち、もうすっかり心身回復したように思っていました。

なのに、あと10年もたてばさらに軽やかにおだやかになれるのかな…と、これ以上は望まなかったほどのキラキラした希望がまた見えたような気がします。

まっち~さんはもちろん、渦中で同じ境遇だった友だちもみんな離婚した後は幸せになっているとのこと。

まるで、まだ終戦直後の焼け野原で
「とりあえずいつ空襲がくるかわからずおびえる必要はなくなった」
という程度の平和を手に入れたばかりのわたしに、

はるか遠い昔に終戦を迎えた輝かしい復興先進国から、

「戦後は自由で豊かな世界になりました~」
と、その一足先の未来を教えてもらった気分です。

やっぱりモラハラから逃げたわたしの選択はまちがってなかったし、これからの人生はよくなるにちがいない。

そう確信し、電話が終わったあとは、団地の窓から見上げた青空のようにすがすがしい気持ちになりました。

まっち~さんのモラハラ電話相談

まっち~さんは、自身の経験を生かして、電話でのモラハラ相談を受けていらっしゃいます。

くわしくは、まっち~さんのブログ、または当サイトの相談先紹介記事をごらんください。

電話相談について - モラルハラスメント・ブログ
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