【母子家庭の家計簿】生活費はこのくらいかかってます

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家計簿

別居して、離婚して生活できるのか?

それが心配で苦しい結婚生活を続けている女性は多いですよね。

出産や育児で仕事をやめたりセーブしたりすると、なかなか平均年収を得られる状況には戻れません。

それでもバリキャリのシングルマザーもけっこう多くてうらやましい…。

そういう人はこんな記事は検索しないでしょうから、ここでは低収入でつつましく暮らしたらどのくらいの生活費がかかるのかを披露したいと思います。

生活費~子どもの年齢別の比較~

現在の生活費月額平均(子どもは高校生と大学生)

食費   49000円
日用品費 10000円
交通費  12000円
交際費    4000円
医療費    2000円
子ども費  3000円

合計 80000円

ここでいう生活費とは、いわゆる財布から出していく流動的な支出です。

(別居後は、米はほぼJAで年間購入している実家から都度送ってもらうので、月5千円ほど助かってます)

子どもの教育費(習いごと代や学費)は口座振替なので入っておらず、「子ども費」としているのは、文具など子どものためだけの雑貨や娯楽費です。

子どもが高校生以上になると、給食代(就学支援で無料)のかわりに昼食代の負担が増えます。

うちは大学生の子にはお昼代は渡さず、バイト代でまかなうことになってます。

学食やコンビニで工夫して安くあげ、もっと節約したいならテイクフリーの冷蔵庫の食材で弁当作れば?というスタンスです。

夕食も家で食べないことも多いので、案外食費は上がらずにすんでいます。

人に聞くと、大学生でも交通費と昼食代だけはあげてるという人も多いので、うちはきびしいかもしれませんね。

では、3年前(高校生と中学生)はどうだったかというと。

食費   38000円
日用品費 4000円
交通費  12000円
交際費   4000円
医療費  2000円
子ども費 3000円

合計 63000円

食費が今より1万円以上安く、日用品費も半分以下でした。

コロナ前は、マスク代や消毒液代などがかからなかったというのがいちばん大きいです。

さらにこれより以前、別居直後の子ども1人(小学生)との母子2人ぐらしだった時はもっとすごかったです。

食費   25000円
日用品費 3000円
交通費  8000円
交際費   4000円
医療費  2000円
子ども費 3000円

合計 45000円

小柄な女子小学生と2人の母子家庭って、食費が全然かからない。

このころは光熱費も安かったです。寝るのも早かったし。

小学生は部活もないし、ひとりで留守番もできるし、かといって電車に乗って繁華街に行ったりしない。

幼児より手がかからず、中学生以降のようにお金がかかるわけでもなく、まさに貯金するなら小学生の数年間が黄金期といえるでしょう。

ちなみに、そのちょっと前のモラハウスの時代(モラ夫単身赴任なので小学生と中学生とわたしの3人)の生活費はというと。

食費   35000円
日用品費 4000円
交通費  12000円
交際費   4000円
医療費  2000円
子ども費 3000円

合計 60000円

すごいがんばってたと思います。(別途給食費は2人で1万円払ってましたが)

なんせ、子ども2人はメイン鶏肉・わたしは豆腐、とかのことも多かったし、おかずのおかわりは基本なしでしたから。

経済的DVを受けてたので、めちゃめちゃ切りつめてましたね。

別居前は車があったので、交通費では今よりガソリン代分がよけいにかかってました。

収入と支出

前に光熱費がいくらかかるかについては書いてますが。

【母子家庭の家計簿】水道光熱費は子どもの成長とともに高くなる
わたしは大学1年生でひとり暮らしをはじめてからずっと、家計簿をつける習慣があります。 といっても全然こまかくなくて、単純に、生活費にどれくらいかかるかデータをとらないと不安だからです。 だから30年ぐらい光熱費の移り変わりを把握していますが...

電気+水道+ガスでだいたい2万円なんですよね。

で、上述したように、現在の生活費はだいたい8万円かかってます。

あわせて10万円がこれ以上コントロールできない支出というわけです。

あとは、ここに家賃と学費がプラスされるので、その2つをいかに低くおさえるかがカギとなります。

見方を変えれば、家賃と学費さえかからなければ、老後は年金が10万円程度しかなくても今の生活レベルで暮らせるということです。

現在のわたしの場合はというと、家賃が45000円で学費は15000円。

学費は高校の校納金と塾の月謝(河合塾マナビスの月指導料)のみで、大学の学費と塾の一括払い金は別です。

生活費と光熱費と家賃と学費の合計が16万円で、これが月の固定支出。

収入は、ちょうど16万円ぐらいがわたしの月給で、あとは養育費13万円とひとり親手当25000円が入るので、ここだけ聞くと毎月15万円もの黒字ですよね。

しかし当然、毎月15万円貯金できるわけありません。

書いてきたのはあくまで平時の平均の支出であって、毎月なにかしらの特別支出が発生します。

これまででいえば、子どもの自転車のタイヤ・カゴ交換で1万円とか、英検で1万円とか。

部活のユニホーム代で1万円とか、お祝いとか家具家電とか。

そんな感じで結局はプラス3~4万円の支出になるのが常。

さらに、ドーンと払う子どもの教育費関係のウン10万円とか、引っ越しや家電などの買い替えには、プールしている口座残高から出すことになります。

だから残高は、増えては減り増えては減りとちょくちょくリセットされ、貯金を順調に増やしていくのはむずかしい!

そうはいっても。

モラ夫と同居していたころは、お金はあるはずなのにわたしには回ってこない。

だから、「いついくらの支払いがあるか」を順番に綿密にスケジューリングして、お金をかき集めて移動してと、すごく神経を使っていました。

今はそんなこともないから、よゆう。

日々モラハラ言動にさらされる危険がなくなったのはもちろんですが、いつもお金のことを気にしていたつらさがなくなったことも、家を出てよかったと思える大きなことです。

お金が心配で別居や離婚を躊躇しているかたの参考になれば幸いです。

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