子どものホームステイはムダと言いお金を出さないモラ夫

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cute little girl with suitcase and passport
Photo by Gustavo Fring on Pexels.com

上の子は大学生ですが、そろそろ後期の試験も終わり、長い春休みが始まります。

大学生という時間のよゆうがあるうちにバイトして海外旅行をして見聞を広めてほしいけど、あいにくのコロナ禍。

映画もライブもたくさん体験したらいいと思うんだけど、それらもほとんどがオンライン配信ですまされてます。

今の若者は本当にかわいそう。

わたしは昔からけっこう海外へのあこがれが強くて、知れば知るほど、触れれば触れるほど楽しいから、子どもにも積極的に触れさせたいと思っていました。

といっても英語は全然しゃべれません(笑)

こういうところはモラ夫の格好の攻撃ネタで、何回もバカにされた記憶があります。

海外旅行の経験数がわたしのほうが多いとわかると、

「給料安くてひとり暮らしなのに旅行ばかりするから貯金できなかったんだねw」

と、あざ笑うというよりやや説教気味に言われました。

また、わたしが英語に関係する学科だったことを知ると、

「それでも英検受けたことないの?まず英検2級取るように。」

と、英語のテキストを5冊も買ってきたり。

さらには、幼稚園からネイティブ講師指導の英会話スクールに、というわたしの希望で習わせていた子どもたちを、「お金がないから」と突然やめさせたり。

子どもが小学校高学年のころ、ニュージーランドの子を1週間むかえたことがありました。

ホストファミリーをすると、食費をはじめ観光やおみやげなど、数万円の負担がかかります。

経済的DVを受けている身にはきつかったけど、子どもたちは喜ぶし、わたしも交流が楽しくて、翌年もホストファミリーをやりました。

子どもたちは言葉が通じなくても楽しそうに遊ぶし、家族みんな強制英語合宿のようで勉強にもなります。

うちに来てくれた子たちはとってもかわいくていい子で、母国の地理や文化を説明してくれたり、すごく刺激的な日々でした。

「次の年には交換ホームステイ先としてうちに来てね」
と言ってくれ、お母様からも翌年は楽しみにしていますとメールをもらいました。

まわりでホストファミリーをしている家庭もみな、翌年には子どもが渡航してホームステイするという前提でした。

しかーし。

いざホームステイに申し込む時期になると、「25万円は高い」と言ってモラ夫に速攻却下されました。

子どもたちも、「えっ?」って感じだったけど、ぜったい行きたいと主張するわけでもありません。

ホームステイで子どもがいない夏休みは家族旅行がないわけで、だったら25万円くらい出せるよね?

「ホストファミリーやった家庭はみんな行くし」
と、モラ夫に説明するけど、
「もったいない」
のひとこと。

「子どものころに海外に行ったところで意味がないからムダ、もったいない。」

「だったら大学生になってから留学でもするほうが有意義だ。」

まぁ言ってる意味はわからないでもないけど。

でもせっかくこういう機会があって、半ば行く前提で前年のホストファミリーからやってて、友だちもみんな行くって中で、今さら…。

モラ夫がお金を出したくないのならと、わたしの実家に相談しました。

父はぜひ行ったほうがいいと、お金を出すと言ってくれました。

嬉々としてモラ夫に報告したけど、それもダメ。

「うちの考えであって、お金の問題ではない」

(え?自分がお金出したくないからじゃないの?)

「貴重な夏休みに家族で過ごす時間が減る」

(たった一週間ですけど…)

「こんなことで実家に出してもらうくらいなら、大学の時に援助してもらうほうがいい」

(いや大学の援助なんて頼まないでしょう)

反論したい気持ちはとても強かったけど、モラハラ家庭の方ならおわかりのように、モラ夫がこんなだったらもう覆りません。

せめて子どもが「どうしても行きたい」とごねてくれたらよかったけど、そんな態度にもならず。

あまり積極的なタイプではないからしかたないけど、夏休みになり友だちがホームステイに行ってしまったらやっぱりさびしそうでした。

「今日から○○ちゃんと○○ちゃんニュージーだから遊べない」って。

わたしもホストファミリー仲間だった子どもの友だちのお母さんから「なんで行かないの?」って何人にも聞かれました。

まさか誰もお金の問題とは思ってませんから。

だったら最初からホストファミリーやりませんからね。

ホストファミリーやってた時は、「来年子どもがあっちに行ったときには~」なんて話もしてたし。

「夫が心配性で海外へホームステイには出せないと言うので…」

と、苦しまぎれに言いわけするしかありませんでした。

もうね、くやしくて、恥ずかしくて。

あとで、うちに来た子の家にホームステイに行った子から聞いた話。

とってもお金持ちで、ものすごい大きい家で、毎日いろんなところに連れてってくれておいしいものを食べさせてくれたそう。

「どうしてルカさんちの子はニュージーに来なかったのかな?
お返しのおもてなししたかったのに。」

と言ってたよ、と。

どうしてって、「夫がモラハラだからです」って英語で言ったら通じるのかな?

あれから6~7年たち、世の中はコロナだし、いくつになってもそれなりに忙しいし、なかなか海外へ行く機会はおとずれそうにありません。

小学生という感性みずみずしい時期に、海外の文化を体験させてあげたかったな…。

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