「焼いもを売れ!」モラハラ経済的DVが想像を超えるレベルまで達したゾ

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経済的DVを受けたら即モラハラ逃避に舵きりを

お金

モラ夫から経済的DVを受けているあなた、つらい毎日お察しします…。

結論からいえば、経済的DVはモラハラ被害のなかでも深刻で、かつ改善はしません。

したがって、もうガマンしてやり過ごすとかモラハラ対策して反撃するとか
そのような、成果が出る可能性が低いことにエネルギーを費やすより、
モラ夫を捨てて別居や離婚をするという方向へ舵きりをすべきです。

モラれ妻はたしかに経済的DVをされているのに、
家を追い出されるわけでも飢え死にするほどお金をしぼらるわけでもないから、
周囲にはなかなかお金に困っていることをわかってもらいにくいものです。

わたしの場合も、
「パート代(当時8万円)で食費と雑費をまかなえ!」
というカタチで、
一見、そういう家庭もあるだろうというようなカタチで、
だけどもその他のお金はいっさい出さないから妻だけ困窮するという状況でした。

大成功したスーパー主婦と比較して責めるモラ夫

ちょっとしたアイデアでつくった商品がバカ売れしたとか、
少し勉強したらデイトレードで大もうけしたとか、
そういう、どこにでもいる主婦が大成功してもうかったという話題が一時期あふれてました。

モラ夫といっしょにテレビを見ていて、そういうのが出てきたら大変です!

「主婦はヒマなんだから、いくらでもアイデアわくし行動できるの当たりまえ」
「なんでオマエはこうならない?」
「毎日なにも向上せずに生きてる自分がはずかしいと思わないのか」

そういう感じでわたしをモラモラ責めてきます。

「え、でも、まわりにそんな人いないし、こんな主婦って特別な例だよ?」

と、反論して最初は聞き流してたんだけど、往々にしてモラハラはヒートアップします。

推測するに、モラ夫の中ではちがう時空で時間や思考が流れていて、
脳内では勝手に「努力しないから成功主婦にならないオマエ」
というふうに思いこんで、日々怒りが増殖してるんでしょう。

パートで働いても納得しない起業モラ

生活費をにぎられ、お金を出さなくなったモラ夫に何を言ってもムリだとあきらめ、
パートで働くことにしたときモラ夫は、

「パートだなんて時給の低いバカらしいことをするな」
となじり、
「人にやとわれることより自分で起業してお金をかせぐことを考えるべきだ」
と独自の考えをわたしに強要します。

そのモラ夫の思考は、比較的平和に過ごしている日常にもはびこっています。

たとえば街を歩いて、行列ができているお店を見つけました。

「なんだろうね? すごくおいしいのかな♪」
と興味をしめすわたしに、

「のんきに感心してないで、自分ももうけてやる!ってなぜ思わない?
客の立場でしか見ることができないなんて、本当に視野がせまくてお気楽であきれるよ」
と怒って、楽しい気分をぶちこわします。

「オレは起業したくてしかたない。
だけど会社を辞めたらオマエは心配だろう?
だからオマエがやればいいじゃないか」

「子どもの世話をしながら自由に働けて最高だろう?
なんだってできる無職のオマエがうらやましいよ。
ヒマな主婦なのになんで起業しないのかオレには理解できない」

モラ夫は、自分の考えに妻が合わせるべきと主張して、
応援もしなければ代わりにがんばるという姿勢も見せないわたしを、ふつうじゃないと責めます。

もともと他者への共感力がない自己愛性パーソナリティ障害だから、
妻には起業したいという野望はなくて雇用されるほうが気楽だという気持ちでいることは認めない。

いや、他人への共感力がないのはもちろんのこと、
妻は他人ではなく自分の一部とみなしてるから、オレ様の考えは妻の考えと信じて疑わない。

そういう狂った思考回路だというのは明らかなのに、
たとえば「誰もが笑った仕事を奥さんだけは応援してくれて成功した」
というような、ほんのひと握りの成功者の例を持ち出し、

「妻だけは夫を信じて応援するべきなのに常識がないオマエは!」
というモラハラ論法でわたしが悪いという構図にさせられるんです。

さつまいも送りつけモラで精神どん底

焼きいも

「で、なんの商売をするか決めたのか?」

毎日毎日鬼の形相でわたしに聞いてくるモラ夫。
わたしは、そもそも商売をする気がないので震えながらノーアイデアと答えるしかない。

しびれを切らしたモラ夫は、いろいろと思いついたことをわたしに押しつけようとします。

あるときは、墓参り代行サービスをしろと言い出し、
勝手にホームページをつくって携帯電話を契約し、
申し込みの電話がかかってきたら対応しろと言ってきました。

またあるときは、安く仕入れた物を高く売ればもうかるからと、
勝手に「買い取ります」というチラシをつくって近所の家に配らされました。

そのために古物商の免許を取れと何日もおどされ、
怖くて逆らえずに法務局や警察署にいって古物商免許も取りました。
生活費は出さないくせに、このときの印紙代数万円はスッと出しましたね。

ほかにもおよそ20種類ぐらい起業しろと強要されたものはありましたが、
いちばんモラ友に人気の起業モラが❝さつまいも取り寄せ事件❞です。

ある日焼きいもを食べていて、
おいしいけど高い、だけど原価は安いということに気づいたモラ夫。
「安くさつまいもを仕入れて焼きいもにして売ればもうかるじゃないか」
と言い出しました。

「焼きいもをつくる道具の初期費用がかかるよ?」
と言っても、今ある自家用のオーブンレンジでじゅうぶんおいしく焼けると言う。

「店舗代がかかるからもうからないのでは?」
と言っても、リヤカーを引けばお店はいらないと言う。

しまいには、

「え、もしかして、リヤカー引くのはずかしいと思ってる?
あまいよ!
生きていくためにみんな必死で働いてるんだよ。
そのくらいしろよ!」

と、激しく命令されました。

そして数日後、モラ夫が取り寄せたさつまいもが一箱届きました。

わたしは目の前が真っ暗になり、もう焼きいもを売るしかわたしに選択肢はないんだと絶望しました。
リヤカーを引いて焼きいもを売るわたしに、ママ友がどうしたの?と声をかける姿を想像して涙…。

さつまいもが届いた日、帰宅したモラ夫に届いた報告をすることが怖くて、
モラ夫にわかるように箱を置いておいたけど
モラ夫はたいした反応を示さなかったので、
わたしも言及はせずに放置しました。

そして、さわるのが怖くてキッチンの片隅に箱のまま放置されたさつまいも。

1ヶ月がたつ頃、モラ夫が急にさつまいもの箱を指さして言いました。

「さつまいも、早く食べないと腐るよ?
子どもたちのおやつに食べさせてあげて」

……。

モラ夫、認知症なの? 記憶喪失なの?

でも、少なくともさつまいもが箱に入ってることは認識してるし、
届いてからかなり時間がたってることも覚えているらしい。

でも、誰がなんのために取り寄せたのかは覚えてないのか?

わたしは頭が混乱してしかたなかったけど、
モラ夫に焼きいも屋の件を思い出させてはいけないと思い、
決してその話は出さず、
なに食わぬ顔をして子どもたちのおやつとしてさつまいもを消費しました。

いつまた焼きいもを売れと言うかわからないから怖くて怖くて
二度とこの話をモラ夫とすることはなかったので、

あれはモラ夫の嫌がらせだったのか、
あるいは本気だったけど本気で頭がおかしくて記憶がなくなったのか不明。

もしかしたら、我に返ったときにあまりの自分のバカさに恥ずかしくなって、
自分に都合の悪い記憶として脳から抹消したのかもしれないですね。

当時は毎日吐き気がするほど気が重かったさつまいも送りつけ事件だったけど、
今こうして書き起こしているとバカバカしくて自分に起きたこととは信じたくないほどです。

お金を出さないモラハラの突破はムリ

ここまでクレイジーなワザで経済的DVをしてくるモラ夫はいないと思うけど、
これは本当にされたモラハラなのです。

起業モラをすべて書くと記事3個分ぐらいになるので、
これでもちょっとだけしか書いてないんですよ。

弁護士さんにも話したけど、あまりにも特殊すぎたのか、
わたしが虚言でも言ってるんじゃなかろうかみたいなポカン顔でした。

古物商免許強要からさつまいも送りつけまでを涙ながらに語るわたしに
弁護士さん2人で困った顔をしていたのが悲しかった…。

「モラ夫が生活費をくれなくてもパートすればいいや」
と軽く考えていると、
ここまでトリッキーなモラハラに進行させるモラ夫が本当にいるんです。

経済的DVをしかけられたら、できるだけ早く逃げたほうが傷が浅くてすみますよ。

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