【モラ夫あるある】妻の歩き方すら怒るモラ夫は身の危険回避に異常に敏感

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散歩

一人でブラブラ歩ける幸せ

モラ夫から逃げてから、どこへ行くのもキホン一人になりました。

たまには子どもたちと出かけることもあるけど、中高生になるとめっきり子どもとの外出はなくなりました。

なので、一人で外を歩くことが多いんですが、スーパーの買い物すらモラ夫といっしょに行くことがあったあのころとは全然気分がちがいます。

時間を気にせず近所や街中をぶらぶら無心で歩ける今はそれだけで幸せ。

なぜなら、モラ夫といっしょに出かけると神経を張りつめていないといけなかったからです。

信号待ちで怒られる

モラ夫といっしょに歩いていて、信号が赤で横断歩道の手前で待っていたとき。

気づいたらモラ夫が視界から消えていて、あれ? と振り向いたら、1メートル以上後ろに立っています。

わたしをはじめ、他の信号待ちをしている人たちよりかなり後ろで、今でいえばソーシャルディスタンスをとっている感じです。

なんかあったのかな? と心配になり、

もしかして何かまた怒ってわざと足並みを遅らせて、近くにいないことに気づいたわたしに必死で探させるというモラハラかな?

とイヤな予感がしてわたしはモラ夫の元にかけよります。

すると、モラ夫はきびしい顔をしてわたしに説教をしました。

「オマエは本当に危機管理がないな。
停止線まではぜったい車が来ないと過信してるなんて。
歩道に車が突っ込んできたという事故を聞いたことがないのか?
そんな危機管理能力のない母親と外出する子どもがかわいそうだ。」

……。

知ってるよ、赤信号無視して車が走り抜けることもあれば、あやまって歩道に突っ込んでくる可能性もあるって。

でも、なにも車道と境界線ギリギリにいるわけじゃなくて、ふつうに他の人たちと同じ場所に並んでて、車の様子だって見てます。

モラ夫の言うことは分かるんだけど、言い方ってあるよね。

「万が一のときに心配だから、もう少し後ろで待ってない?」
ってどうして言えないんだろう。

信号待ちの件を何度か注意され、しかもその後は不機嫌&無視でお出かけ中ブルーになったので、モラ夫といっしょのときは3歩下がって歩くようになりました。

信号待ちなんか、モラモラしたいモラ夫と、モラレたくないわたしの攻防で、どんどん後ろに下がっていくから、長い横断歩道だと青になったら走らないと渡り切れないくらいで本末転倒。

だいたい、後ろに下がってはいるけど、モラ夫はずっとケイタイいじってるから車が突っ込んできても逃げ遅れるんじゃない?

歩道を歩いているだけで怒られる

歩道をふつうに歩いているときです。
突然、脈絡なくモラ夫がダッシュしました。

これは、妻を置き去りにしてまいて、必死に追いかけさせるモラハラなのかな? と思ってあわてて追いかけます。

「どうして急に走ったの?」
と質問してしまったのがミスでした。

モラ夫が走った区間は、ビル工事の足場が組んであったところだったんですよね。

モラ夫は、ハ――ッと深いため息をつきながら言いました。

「オマエはホントに危険を予測する能力がない。
ボーっと歩いていると死ぬぞ。
工事現場なんて、何が落ちてくるかわからないし、突然足場が崩れることだってあるんだ!」

……。

正論と言えば正論なのかな? と混乱するわたし。

でも、、、死ぬの??
なんでそう極端なこと言う?
そしてそれで怒ってるの?

「万が一の不運にあわないように、サッと通り過ぎようね。」
ってどうしてふつうに言えないんだろう。

ひどいときなんかは遠回りして工事中の横を通らないようにしてたし。

用心深いだけならまだいいけど、その自分の性格を過度に高評価して、そうじゃない性格の妻を危機管理能力がないと罵るのをやめてほしい。

モラ夫は不慮の事故に遭うことはない

なんでそんな男と結婚したのってみんな思うでしょうけど、結婚前はやさしかったんです。

それこそ、車道側は歩かせない、手をつないでエスコートしてくれて、おじいちゃんおばあちゃんになっても手を取り合って散歩するような夫婦になれるにちがいないと思ってたんですよ。

結婚してから徐々に様子が変わり、出産してからはまわりが見えないほど髪を振り乱して育児に奮闘して、モラ夫の行動に気が回らないうちに重度のモラハラ被害を受けていたのが実情です。

未亡人になって、遺族年金をもらって暮らすことを夢見て罪悪感に苛まされたことがあるモラれ妻は罪深いんでしょうか。

世の中には、どうしてあんなにいい人が…と涙するような不慮の事故のニュースがあふれています。

しかし、憎まれっ子世にはばかる。

モラ夫は異常に健康な体と、今回紹介したモラエピソードのように極度に憶病な用心深さを持ちあわせているので、まちがいなく長生きします。

いまや人生100年時代。

40代でモラ夫から逃げ、外を自由気ままに歩くことができる人生を取りもどすことができて本当によかった。

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