【脱モラハウス費用】別居生活スタートにいくらかかったか公開

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家計簿

まずは脱出費用に50万円かかると見積もった

仕事をしててじゅうぶん収入がある人は、モラハラから逃げやすくて有利です。

ていうか、
わたしがモラ夫から脱出する決心がなかなかできなかった大きな理由は経済的な不安でしたので、
共働きで収入がある人がモラ夫と同居を続ける必要はないと思います。

世間体?
世間はあなたが思うほどあなたのことを気にしてないし、もし気になっても最初だけです。

子どもがかわいそう?
パパにいじめられ、パパを怖がっているママを見て育つほうがかわいそうです。

では、無職とか正社員じゃないとかで収入に不安がある人は別居生活できないんでしょうか。

それについては大丈夫です。
心身健康ならなにかしら仕事を見つけて働けますし、
収入が不十分でも、公的な支援など駆使すれば最低限の生活はできるし子どもも育てられます。

もちろん、モラ夫がちゃんと働いている場合は、きちんと婚姻費用や養育費を請求できます。

だから、とりあえず逃げたあと住む家を借りる資金だけ貯めましょう!

とはいっても、経済的に苦しい生活はイヤだからモラ夫との同居生活をあまんじて受け入れるという人もいるでしょう。

その場合は、なるべく自分がダメージを受けないようにモラハラ対処をしながら共存するのも選択肢です。

わたしも、どんなにモラハラに悩んでいても別居するなんて想像しませんでした。

源泉徴収票でしか知らないけど、モラ夫の年収はサラリーマンとしては高いほうでした。

死なない程度の生活費しかもらえないけど、
戸建てに住んで車もあって、ときどき旅行にも行くし、
子どもの習い事や学校なんかは心配ない。

わたしさえガマンすれば……。

でもね、もうモラ夫から怒られ続ける人生は耐えられなかったんです。

機嫌がよいときでも、いつ怒り出すかわからなくて緊張はとけないし、
今度はいつなにをきっかけに生活費を減らされるかわからずいつもおびえてました。

貧乏だけど明るいシングルマザーの生活なんかがTVで紹介されてると、
どうしても、今のわたしの生活より幸せそうに見えてうらやましかったんです。

だから、アパートの初期費用が30万円で家電などの買物が20万円とざっくり見積もって、
50万円あれば逃げられるかなとイメージしました。

さて、50万円を脱出貯金目標額にしたんですが、
わたしは3年前から家を出ることをイメージしてたので、50万円はとっくに貯めてました。

ただ、その3年でパートを増やしましたが、脱出時でも手取りは13万円でした。

別居にはだいたい50万円は必要という計算はまちがってなかったんですが、
実際には100万円かかりましたので、それはなぜかって参考までに聞いてください。

住まいを借りるためにかかった金額

まず、家を借りるときに最初に払った金額は65万円です。

高っ!

もう50万円こえとるやん。

ビビったかもしれませんが、これは1年分の家賃を前払いしたからです。

くわしくはまた別の日に家探しについて書きますが、

引っ越し先がURだったので、所得が基準以下の人でも1年分の家賃の前払いで入居契約できる特例を使いました。

なので内訳は以下のとおり。

《UR家賃 45000円》
 敷金2ヶ月分  9万円
 初月日割家賃  2万円
 前払12か月分 54万円

ふつうの賃貸住宅だと、敷金が2~3ヶ月で礼金が1~2ヶ月とかなので
最初に払う金額は家賃の5ヶ月分ぐらいです。

家賃が6万円だとすると30万円ですね。

わたしは地方都市に住んでるので、家賃相場は東京みたいに高くないですが、
それでもまともな2LDKを借りようとすると家賃が8万円ぐらいかかる地域です。

なんとなく、古くてせまくてもいいから6万円くらいで探そうぐらいに思ってましたがあまかった!
その予算ではマンションなんて皆無で、小さな木造アパートぐらいしか見つかりません。

だったら丈夫なコンクリート造りで集団にまぎれて生活できる団地がいいかもと思いました。

家賃は住んでいる地域によってかなり違うので、
都会に住んでる人はきついと思うけど、その分給料も高いのかな。

わたしは非正規契約社員で収入も少ないし、
モラ夫から養育費がもらえるのか、いつからもらえるのかも分からないので、
自分の収入で暮らせる家賃の古い団地を選びました。

結果的には、モラ夫からは私の収入以上の婚姻費用が払われているので
標準レベルの賃貸マンションにも住めますけど、

住めば都なもので、団地の生活も悪くないです。
環境はいいし近所の人もいい人ばかりだし、なんたって生活費がよゆうです。

だからいまのところ、引っ越す予定はないですね。

どうしても住居のレベルを落とせずに最初に無理して高いところに住んで、
家賃の支払いがきつくなって都落ちするよりもよかったかなと思います。

新生活で必要な買い物にかかった金額

団地

新しい生活のために買い物した金額はだいたい35万円です。

30万円が家電で、5万円はキッチン用品とか日用品などの雑貨ですね。

《家電の内訳》
 洗濯機(6キロ洗)43000円
 オーブンレンジ   2万円
 ガスコンロ     2万円
 テレビ(32型)  33000円
 録画用HDD     1万円
 冷蔵庫     105000円
 エアコン     65000円
 配送・設置工事費 6000円

部活中学生の子どもがいるので、
これからの数年間がいちばん洗濯物や食品を多くあつかうとみて、
洗濯機と冷蔵庫はある程度大きいものにしました。

同じ理由で、電子レンジやガスコンロも安いだけで選ばず性能をこだわりました。

でも、子どもがいないとか、まだ小さいとかだったら、単身者向けみたいな安い家電にして節約するといいですよね。

また、掃除機とドライヤーは2台あったので1台持ち出したし、
炊飯器は鍋で代用できるので最初は買ってません。

ぜったいにないと困るモノをリストアップして、その予算を書いていくといいですよ。

モラ夫がいない生活のために買うものを考えるのは気分が上がりますよ!

そして、まわりに相談できるなら、あまっていたら譲ってほしいと声かけておきましょう。

単身赴任のご主人が帰ってきたから2つあるとか、
知り合いが海外赴任するからいらないものもらっておくねとか、
ちょうど買い替えるから古いほうあげるねとか、

案外そういうことあります。

わたしも、未使用で眠ってたという食器やタオルをもらったり、
なかには時間あるからとカーテンをつくってくれたり、
ポイント貯まってるからと照明を買ってくれた友だちも。

ほんとうにありがたいことです。

家族でもないのに、友だちのほうがモラ夫なんかより何千倍も思いやりがあって助けてくれますよ、ホントに。

脱モラハウス費用まとめ

引っ越し先の賃貸住宅を借りるとき30万円(家賃によって上下)
家電などの買物に20万円

どうしても、脱出費用は50万円はかかります。

モラ夫の監視がきつくてぜんぜん自分のお金がない人は実家に借りましょう。
あるいはいったん実家に引っ越しましょう。

また、わたしのように前払い家賃が必要だったり、
モラ夫から婚姻費用が支払われるまで3ヶ月かかったり、
弁護士費用の前金が必要な場合もあるので、

100万円あれば安心です。

わたしは管理していた家計の引き落とし口座から80万円を引き出して使いました。

モラ夫のマインドコントロールで、通帳を持っていても勝手に使うことはしなかったんですが、
共有財産だし、知ったこっちゃないわ! と思って。

当然、あとで財産分与するときの財産開示で、
80万円はわたしが勝手に使ったから控除しろと吠えてましたけどね……。
ほんとモラ夫はドケチ。

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