モラハラ別居の子どもの学費問題を救う、返さなくていい奨学金を今年も受給決定!

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返さなくていい奨学金を1年間もらえることになった

学び

大学の学費のための日本学生支援機構の予約奨学金をあたふた申し込みした6月。

同時に別の奨学金団体にも今年度1年間もらえる奨学金の申し込みをしていて、このたび支給していただけることが決まりました!

奨学金

これで、月2万円、合計24万円がもらえます。

国の高等学校等就学支援金制度とはちがう民間団体の奨学金なので、合わせるとほぼ私立高校の授業料はまかなえます。

実は、昨年度までは別の奨学金団体から月1万5千円の給付奨学金をいただいてました。

高校生でももらえる給付型奨学金はけっこうあるので、モラハラ別居を考えてるあなたにわたしの経験談をお伝えします。

奨学金をもらえるようになったきっかけ

モラハラから逃げて別居中、離婚はまだ成立していない状況で子どもが高校生になりました。

上の子は、第一希望だった公立高校に行けず、すべり止めに受けていた私立高校に行くことになりました。

合格発表の日のあの落胆といえばなかったですね…。

でもしかたない。

気持ちを切りかえざるを得ないのでバタバタと私立高校の手続きをしたけど、ちゃんと調べていたつもりでも、実際に学費を毎月払うという現実を目の当たりにするときついなぁと思いました。

国の高等学校等就学支援金制度はあるけど、離婚成立してない別居状態で、わたしの収入だけで審査してもらえるのかどうかもまだ全く分からない状態でした。

入学してまもなく、子どもが学校から奨学金の資料を持ってきました。

学校から生徒全員に配られた奨学金の案内もあったけど、それとは別に、必要な人だけもらってねという奨学金の資料を持ってきたんです。

モラ夫の元にもどってしまって1年離れて暮らしてたり、家が荒れてるせいかわたしに冷たい時期もあった息子だけど、私立の学費を心配してくれてたのかなとうれしくなりました。

わたしは奨学金について無知で、どうせ返さなきゃいけないものと思ってました。
でも奨学金の資料を見て、うわさに聞く返さなくていい給付型の奨学金ってけっこうあるんだと知りました。

給付奨学金の申し込みのしかた

高校生の奨学金は学校を通して申し込むのが基本

奨学金は、住んでいるところによって申し込みできるものがまちまちです。

ざっくり知りたいなら奨学金.Netで自分の住む地域の奨学金を確認してください。

ただ、基本的には学校を通して申し込みするものが多いので、ネットで調べても出てこない奨学金がたくさんあります。

高校では毎年4月ごろ奨学金の案内をもらうので、必ず目を通してください。

わたしの場合、まずは学校に電話して、どの奨学金を希望するかとか家庭の事情とか話して(校内選考の参考情報になる)、学内推薦に選ばれるかどうかを待ちました。

校内選考に通過したら、申込書に住民票と所得証明と成績証明など(奨学金によっては作文など)必要書類を添えて提出します。

あとは、1ヶ月ほどで学校を通して給付が決定したかどうかのお知らせがきます。

晴れて奨学金受給が決定したら、決まった日にお金が振り込まれるようになります。

給付の方法は奨学金によって違い、昨年までの奨学金は半年ごとに奨学金事務所に生徒自身が受取に行くスタイルでした。

個人応募できる奨学金もあって、有名なのは似鳥国際奨学財団ですが、成績基準や、テストやレポートもきびしいし倍率も高いらしいです。

でも、選ばれたら月に4万円ももらえるので人気だそうですよ。

校内選考も本選考も運しだい

給付型の奨学金はけっこう多いとはいえ、ひとり親家庭向けが多いので、年収が低いという条件だけで申し込みできるのは限られてきます。

住んでいるところによってちがうと思うけど、わたしが申し込みできそうと思ったものは2~3つでした。

選ばれるのは県で20人とかだったり(倍率10倍はザラ)、しかもその前に学校から1~2名のみ選出だったりとかなりの狭き門ですが、申し込みしないかぎり可能性はゼロですからね。

上の子は1,2年生で月1万5千円、3年生で月2万円もらえることになったわけで、これだけ収入を増やそうとするとけっこうきついですからありがたいです。

いっぽう、下の子の学校でちがう給付奨学金希望したけど、校内選考でダメでした。めげずに来年またチャレンジします。
公立高校のほうが奨学金を希望する家庭が多いのかもしれませんね。

それに、同じ県なのに紹介されている奨学金は上の子の4分の1ぐらいしかありませんでした。
公立私立で募集がちがうのか、学校によって紹介してくれるものがちがうのかもしれません。

上の子の学校では、奨学金担当室の方がめちゃくちゃ親切にお世話してくれました。
奨学生に選ばれたら、「おめでとうございます!」と喜んで電話してくれるし、2年間の奨学金が終了したら、うちの事情にあった奨学金を個別に紹介してくれました。

その結果、今年も新たな奨学金をもらえることになったんです。

学費の高い私立高校に通うことになって不安だったけど、親身にケアしてくれてありがたかったです。

給付型奨学金はなにもせずにもらえるわけではない

返さなくていい奨学金だけど、その分、ほとんどの奨学金団体はレポートの提出などを課しています。

最初にいただいた奨学金は、申し込みの際には希望動機の保護者の作文がありました。
わたしは文章はいくらでも書けるので苦にならないんだけど、給付決定後の半年ごとのレポートは子どもはちょっと大変そうでした。

といっても、奨学金団体側の担当者さんは、部活がどうとか文化祭がどうとかむずかしく考えず適当でいいと言ってくれるんです。
でも子どもはマジメで融通がきかない性格だから、たった1枚のレポート用紙に3時間ぐらいかけてました(笑)

今年決まった奨学金団体は、レポート提出は終了時の一回だけでいいみたいでよかったです。

レポート文例を参考になればと記事にしました↓

まとめ

モラハラ別居中で離婚してない状態でも、もらえる奨学金はあります。

給付型奨学金は、みずから情報を求めないといけないし、申請も手間がかかってメンドウと思うかもしれません。

でも、高校生って学校以外でもお金はかかります。
交通費もかかるし、小さいころとちがって食費も光熱費も増えるし塾代もかかります。

もし給付型奨学金がもらえたらすごく助かりますよ。

ときどき奨学生向けの手紙が届いたりして、「お金をもらって勉強してるんだ」と子どもがピリッとなるのもよかったです。

ぜひ別居中でも申し込みできる返済不要の奨学金をさがして応募してみてください。

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