「この靴をはけ」とコーデ無視で強要!モラ夫は健康願望と人への押しつけがすごい

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コンバース

モラ夫は自分にあまいからきびしく摂生することはしないくせに、
ちょっと体調が悪くなったり太ったりするとにわかに健康志向になります。

いったん自分の感性にぴったりくるものがあるとドハマりするんです。

毎日お酢を飲んでみたり、毎食納豆を食べたり。
海藻にドレッシングもかけずに食べ続けたり、豆腐ばかり食べたり。

そういう極端ことを突然はじめて嬉々として続け、家族にも強要します

でもあきっぽいし成果が出ないことに努力を続けられないから、
だいたい1ヶ月とか長くても3ヶ月でぱったりやめます。

「いつも食べるとわかっててどうして買ってないんだ!」
と怒るから、ひとたびモラ夫に健康ブームがおとずれると
買い物に行くたび大量にマイブームのものを買わないといけません。
もちろんおかずの差し替えになるようなものではないので、
その分食費がよけいにかかります。

そして突然ブームは終焉を告げます。
その終わりは、大量に買って用意しているのに減らなくなったことで判断します。

モラ夫に直接「やめたんだ?」と聞くことなんてできません。
バカにされたと思って怒るか、
効果がないという解説を延々ときかされることになるからです。

それがわかっているので、
こちらはブームが終わって悪いことはなにもないし触れないに徹します。

にわか健康志向でドハマりするのは、食べ物だけじゃなくて運動とか道具とかもです。

わたしがちょっと太ったとか腰が痛いとか言うのを聞きつけたら、
「運動しないからだ」と上から目線の指導がはじまります。

家事が忙しかったりゆっくりテレビを見たりしたいのに、
いっしょにストレッチするぞとかウォーキングにいくぞとか誘ったり。

食器をかたづけたら次はアイロンかけや子どもの書類書きなど、
やることは次から次にあるのに、
ちょっと一息ついてるとヒマでなまけてると思うんでしょう。

そのころはモラ夫が機嫌がいいとつい気がゆるんで、
ふつうの夫婦みたいに「腰が痛い」とかつい話しちゃってたんですよね。

すると、マッサージしてあげるとかモラ夫が言い出すこともあり、
そうなると、やることたくさんあるのに今すぐモラ夫のもとへ行かないといけません。
そしてモラ夫のマッサージを受けて感謝しないといけないんですよね。

妻が痛いといったらマッサージしてあげるやさしいオレという事実ができあがり、
いっしょにストレッチなんかしてる光景を目にする子どもは両親仲よしと思い、
夫婦でウォーキングする姿を見てご近所さんは仲よし夫婦と思う。

モラ夫にとっては都合がいいことばかりです。

こっちはやらなきゃいけないことが後まわしになって寝るのが遅くなるから、
運動するにしても自分のペースでひとりでやったほうがいいのに、
モラ夫がゴキゲンだと平和だから、笑顔でいっしょにやらないといけません。

ある日、なぜかわたしのひざが痛むようになりました。

歳のせいもあるんでしょうけど、片方のひざが痛いとけっこうつらくて。
階段の上り下りとか、歩き方もちょっとおかしくなってしまうので、
ついモラ夫にひざが痛いと話してしまいました。

すると大変。
モラ夫から「オマエは運動が足りない」と説教され、
「見た目重視のくつをはくから足が痛むんだ」と持論を展開。

かねてからモラ夫は、くつならニューバランスのスニーカーがいいと言っていて、
わたしがはいているくつにあれこれダメ出ししていました。

わたしはその日の服に合わせて適当に
スニーカーとかパンプススリッポンとかをはいてました。

そのころはコンバースをよくはいてたけど、
モラ夫はコンバースのようなソールだと足に悪いと口うるさかった。

でもコンバースって合わせやすいからよくはくんですよね。
それがモラ夫はひざ痛の原因だと言い張りました。

「コンバースがひざによくないって言ってるだろ!
もっとソールにクッション性のあるスニーカーをはけ!」

気になり出したら止まらないモラ夫にすぐさまスポーツ店に連れていかれ、
買ってやるからこの中からくつを選べと言われました。

その時あまりほしいわけではなかったけど、
モラ夫が買ってくれるならラッキーだと頭を切りかえました。

かわいいナイキのスニーカーを選んだけど、ナイキはいかんと却下。
ならばとニューバランスを選ぶと、値段が高いと却下。

え?
自分ニューバランスがいいってすすめてたじゃん。

もうこれ以上自分で選ぶとなんだかんだ文句つけて怒り出すかもとこわくなり、
モラ夫に選んでもらうことにすると、アディダスをすすめてきました。

え?
昔わたしがもってたアディダスのスニーカーをディスられたことあったけど?

どうも、その日はアディダスとナイキがキャンペーンで安く買えるためで、
中でもナイキは価格が高いからアディダスをすすめてきたとわかりました。

わたしはもうどうでもよくなってきて、
アディダスの中でいいと思うものを選んで買ってもらいました。
帰宅したら即、コンバースはモラ夫に捨てられました。

それからが大変です。

出かけるたびに足元をチェックされ、
いつもいつでも買ってもらったアディダスをはいていないと怒られます。

ひざの痛みは数日で治ったけど、
「ヘンなくつはいてたらまた再発するぞ」とモラ夫に説教されます。

わたしがひとりで出かけるときも玄関までくつのチェックにきて、
どんな服を着ていてもアディダスにはきかえさせられます。

最終的には自分で色とか選んでるんだから、
別にアディダスをはきたくないわけじゃないんですよ。
ただ、服に合わないときは別のくつをはくというだけです。

それなのに、アディダスをはかないとひざが痛くなる
と断定しているモラ夫には許されないことなのです。

まあこのこだわりというか押しつけも半年ぐらいでフェードアウトしたけど。

それでも、多少古くなっても飽きてきても
わたしはコンスタントにアディダスをはくようにしてました。
いつモラ夫が「最近はかないね」って言い出すかわからないので。

このアディダスのくつ、別居してからすぐに捨てましたよ!
忌々しいそのくつをはくだけで足が重くなり自由に歩ける気がしないからです。
そしてまたコンバースを買いました。

もともとアディダスをきらいではなかったのに、
もう一生買うことはないと思うくらい苦痛なモラエピソードです。

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