ひとり親支援制度で、児童扶養手当のように毎月もらえるようなものではないけど、利用する機会が訪れるとその恩恵が大きいのが「ひとり親医療助成」。
子どもが18歳の3月になるまで、親もこの助成を受けられます。
昨年、子どもが歯医者にかかりました。
もちろんそのときも、負担が少なく歯の治療を受けることができました。
そして子どもの歯科受診をきっかけに、10年以上歯医者に行ってないわたしも、歯のクリーニングや歯周病と思われる歯茎の腫れを診てもらおうということになりました。
2週間ごとに通い、歯のクリーニングと歯周病の薬を塗ってもらうこと2ヶ月。
その後、過去に治療して詰め物をしてるけどレントゲンや目視による詰め物の劣化や虫歯の疑いがみられる歯を4本治療するために2ヶ月。
のべ4ヶ月通って、ときには麻酔をしても痛みを感じるほど深く削る治療をして、がんばって治療を終えました。
領収証には保険診療点数が書いてあるので、通常の3割負担だといくらかかるのかがわかります。
レントゲンを撮った日、歯を削った日や詰め物を入れた日はたいだい3千円~7千円はかかっているはずでした。
安い日でも2千円ぐらいは払わないといけません。
ですが、わたしの住む町では1ヶ月1医療機関では上限800円の自己負担でよいのです。
信じられない安い…!
なので、もう古くなっているという詰め物のつくりかえをこの機会にやろうと思った次第です。
その歯医者の治療は終わったけど、満足したかというと、最初は好印象だった先生が歯科衛生士さんにパワハラと思えるほどの態度をとっていたのが気になりました。
患者さんの前できつく叱りつけるのってダメですよね…。
最初は、新人の歯科衛生士さんで指導中なのかな?と思ったけど、結局すべてのスタッフさんに対してきつい言い方してるんです。
歯科衛生士さんは先生に気を使っているのがわかるので、予診のときに治療について気になることを言いにくくなってしまいました。
完了したときに、削ったまま埋めてない歯があるけどいいのかな?というものまであったけど、言い出せなくて。
そういうわけで、3ヶ月後の定期健診を先のばしにしていたある8月…。
職場でお昼ご飯を食べていたら、とつぜんガリっとかたいものを噛んだ感触があり、でもまわりに人もいたので何食わぬ顔して飲みこみました。
実はそれは奥に詰められた銀歯が外れたものだったんです…。
あとで気づいた時には遅かった!
前回どの歯を治療したのかもよく覚えてないけど、新しく埋めたばかりの歯のような気もします。
同じ歯医者に行くのが筋なんでしょうけど、気がすすまない…。
なので、友だちが通ってる歯医者を紹介してもらい、行ってみることにしました。
すると、若めの先生で、几帳面で器用で歯の治療が大好き!って熱意が伝わってくるような説明をしてくれたので、お願いしてみることにしました。
詰め物が取れた歯について、まだ残っていたという虫歯をさらに削ってもらって銀歯詰め。
虫歯が残っていたという件については、
「どこまでやるかは先生の方針によるんですよ。
僕は全部取らないとイヤなんで。」
とのことで、前の先生が悪いということはないそうです。
でも、わたしが気になっていた、削りっぱなしで埋めていない溝は埋めたほうがいいとのことでそこも治療。
さらに、その溝を埋めるにあたっては隣の歯の詰め物が経年で変形して干渉しているのでいっしょに作り替えたほうがいいと言うのでそこも治療。
なんか削ったり詰めたりが上手そうだな~と思い、
「ひとり親医療助成のうちに気になるところは治療したい」
と相談しました。
できれば先延ばしはしたいのです、ほんとは。
だって、詰め物外したらぜったいまた削るから痛いし(泣)
でも遅かれ早かれ劣化によるつくりかえは必要になります。
だから、今、がんばって歯の総メンテナンスを行おうと思ったのです。
「ならば15年以上経ってそうな詰め物の作り替えをしましょう」
と、先生は先に治療したのと別の2本の奥歯の治療を提案。
そのうちの1本については、大きく削っていて残る自歯がまわりの薄いとこだけだから、そこに詰めても噛みしめる圧によって歯が割れやすいそう。
だったら上半分の歯を削ってプラスチックをかぶせたほうが、歯に負荷がかかって割れるリスクがないと説明されました。
虫歯じゃない部分まで歯を削るのは怖いけど、昨年まさに友人2人から「急に歯が割れた」と聞いてビックリしたことがあるので、もう先生におまかせしようと思いました。
さすがに削りに削ったその日はきつかったけど、治療が終わって新しい詰め物やかぶせ物で心配がなくなった歯がそろってすがすがしい気分。
このあと数回で歯のクリーニングを終えたら、今度こそ3ヶ月ごとに歯のメンテナンスに通うつもりです。
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