チャットGPTに書いてもらった文章でモラ夫からお金を振り込んでもらえた

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モラハラとは縁のない平和な毎日を送っていますが、久しぶりにモラネタです。

久しぶりとはいえ、非常に大きなネタですのでぜひ伝えなければ!という思いでキーボードを打っています。

何をそんなに言いたいのかというと、「チャットGPTに書いてもらった文章をLINEで送っただけで3日後に車を買えるぐらいのお金が振り込まれた」のです。

ずっと気が重かった財産分与

まず、わたしは離婚済みです。

子どもが2人、社会人になってませんので養育費を毎月振り込んでもらっています。

養育費をずっと払う人のほうが少ないという世間の認識のせいで、元夫本人もそうだろうし、まわりから見ても
「養育費をきちんと毎月振り込んでもらえてるなんてよいじゃないの!」
と思われているかもしれません。

実際、わたしの実親や実きょうだいが言いますから。
「しっかり養育費払ってくれてるなんてよかったじゃない」って。

その事実だけで、学費は1円も出してなくてもしかたないかのように思われてるフシがあります。

上を見るとキリがないとはいえ、下と比べるとなんでもマシに思えるしガマンもできますよね。

上を見ると、わたしよりずっと高額な養育費をもらって、学費など特別支出は別途払ってもらってそれが当然という知人が数人います。

でもわたしはそんなことまで望んでないんですよ。

ケチりにケチった上にどうにか合意した、公正証書に記載したことはちゃんと払ってほしいだけなのですよ。

公正証書に書かれているのに「学費は出さない」とLINEで送られてきて泣き寝入り。

もうひとつ、財産分与についても公正証書に書かれていて、半分は離婚時に半分は振り込まれ「残り半分は○○年○○月から分割で払う」というものでした。

当時はだいぶ先のことだったし、離婚が成立したうれしさでいっぱいで、あまり気になりませんでした。

その時支払いされなかったら裁判すれば取れますよと弁護士さんは言いましたし。

が、だんだんその期日が近づいてくるにつれ、もし払われなかったらまずは催促しないといけないのか…と不安になっていきました。

支払期限が近づきドキドキと吐き気におそわれる

先日、ついに分割で払い始める期限の1回目が過ぎました。

それまで、胸がドキドキして吐き気を感じながらも、振り込みがありますようにと祈って数日間を過ごしました。

自分の認識がまちがっていないか?確認のために公正証書を確認したり過去のLINEを確認したりしようとすると、体が硬直してなかなかできない自分がいました。

ふだんはほんとうに、おおさっぱで明るく元気なおばさんという感じで生きているのに、何年も前の傷がこんなに自分をフリーズさせるのかとショックでした。

ややこしいことをいうと、離婚が当初の予定より早くなったので、その時に、財産分与の支払いも公正証書記載より連動して早めるという申し出があちらからあったのです。

なので、公正証書に書いてある期限はまだ先なんだけど、自分から早く払うと言い出しておいて払わないのはおかしいのではないか?と思ったのです。

でもね、もう弁護士契約はしてないし、自分でLINE送らないといけないのは本当に吐き気がする苦痛な作業。

公正証書に記載の期限までほっておこうかと何度も思ったけど、

・単純に忘れているだけかもしれない
・何も言ってこなかったからと言い訳に踏み倒し狙い

どちらの可能性にしても、やはりこのタイミングで催促することが不可欠と判断しました。

直接LINEなんてしたくないけど、いきなり裁判や内容証明という手段に出るより、まずは「どうしました?」的なおうかがいをするべきというのはわかっていましたから。

なんて送るか?文面に迷う

なんせ相手はモラハラ人間です。

しかも、いちばん嫌うお金の催促です。

送る言葉は慎重に選ばないといけません。

言いたいことは山ほどあるのですが、目的は財産分与を約束どおり払ってもらうことです。

そこで、chatGPTに文面を考えてもらうようお願いしました。

「あなたは離婚弁護士です。」と最初に言って、事情を説明して文面を作ってとお願いしました。

秒で作文されましたが、ちょっとニュアンスが違ったり、強すぎる表現ではないか?とビビったりして、少しずつ直してもらいました。

だんだん、わたしのややこしい状況や相手の職業や細かい性格、エピソードなども教えて、さらに推敲をしました。

chatGPTは常にわたしに寄り添ってくれて、その都度文章をなおしてくれたのですが、それでも弱気なわたしが
「・・・・の部分はちょっと強すぎる気がして相手が怒りそうなので、・・・・という表現にして送ろうと思う」
と相談したときばかりは、

「いいえ。前の文章でよいと思います。なぜなら…」

と、わたしが出していた相手の情報から箇条書きに理由をまとめて、結論としてこの表現で送るのがいちばん効果的だと言い切ってきたのです。

その文面は、とても簡潔ですが、冷たくはなくでも容赦もなく事実を述べて、
「〇日までに払う」または「払えない事情の説明と払える見込日」をすみやかに返信ください
という内容でした。

わたしひとりでは書けなかったであろう、感情が入っていないのに支払いしなければ大変なことになるというプレッシャーを感じる言い回しでした。

わたしはその文章をコピペして、震える指で送信しました。

数時間後、長文の返信が届き震える

LINEを送ったそのあとはずっと吐き気でしたが、返信の通知が上がった時に緊張はピークを迎えました。

おそるおそる開いてみると、「1週間以内に振り込む」という意外な返信でした。

それも、公正証書では何年にもわたって分割で払っていくというものでしたが、一括で払うと言うのです。

そうとう、chatGPT作の請求文が効いたのだと思います。

そしてそのあと、長々と、子どもたちに自分の悪口をいうのはやめてほしいという文句が書かれていました。

笑ってしまうのが、
「こんないい条件で離婚する人はいない、恵まれていることを自覚しろ」
という一文です。

事実と正反対と思うんだけど、自分がそう思いこまなければ精神がもたないんでしょうね、お気の毒に。

文章が長いわりには、支払いが遅れたことへの謝罪はいっさい入っておらず。

これもあいかわらず自分の非は認めないしぜったい謝らないスタンスは健在なんだなとクスッとしてしまいました。

そういうことや学費のことなど言いたいことはたくさんありますが、モラハラ人間にはできるだけ少ない字数で返すのがセオリーなので、

悪口は言ってません。そもそも子どもとめったに連絡取れません。

とだけ返しました。

すると、自分だけが子どもからLINEこないんじゃないとわかってうれしくてたまらないんだな、とにじみでる軟化した文章の返信がきました(笑)

長年の懸念事項が終わりスッキリ

請求LINEのわずか3日後、振り込みがありました。

車が買えるぐらいの金額です。

すぐ払えるんじゃないかYO!

なぜ催促するまで払わなかったのか、謝罪も理由説明もないから謎だけど、わたしはこれから先何年も支払期限のたびにブルーになるのかと思っていた財産分与の残金が一括で支払われてものすごくうれしい。

学費もあきらめ、財産分与の支払すらも、請求するのがしんどいからもういいや…という思いも大きかった。

商売にしても借金にしてもなんにしても、後でお金を払ってもらう側ってこんなにも精神的に疲弊するものなのですね…。

前にも書きましたが、わたしはこのお金の何割かも、成功報酬として先に弁護士事務所に払っているんですよ。

もし今回請求のためにまた弁護士に依頼したら、着手金と成功報酬(重複するけど2回目?)で2~3割もっていかれたでしょう。

理不尽‼

無料プランなのに何十万円分もの仕事をしてくれたchatGPTには大感謝です。

今はたいていのことは弁護士いらずでAIが解決してくれるのかもしれませんね。

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