モラ夫のいない家族旅行はモラ夫のいる家族旅行とは全くの別物だった!

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温泉

コロナ蔓延…全国各地で長期の大雨…。

そんな不安要素がただよう中、別居&離婚後はじめて、母子3人での家族旅行に行ってきました。

とはいえコロナ禍だから、旅行というより温泉旅館においしい料理とお風呂を楽しみに行くというもの。

本当なら、別居後すぐに娘に公約していた「2021年夏はハワイ旅行だ!」の時期だったんだけど、そんな情勢ではないので。

あ、なぜこんな母子家庭でハワイへ旅行するなんて目標を立てていたのかというと、わたしをモラハラ脱出へいざなってくれた本のひとつ、「家庭モラル・ハラスメント」の最後に、著者さんが節約してハワイ旅行に行ったというくだりがあってあこがれてたからです。

また、もうひとつのきっかけは、4月にモラ夫が突然に離婚に応じたため子どもたちがわたしの扶養に入り、全員がわたしの会社の福利厚生により格安で泊まれるようになったから。

保養施設は全国各地にあるけど、コロナ情勢により、利用できるのは隣県までに限るとされていました。

そのため今回は電車で2時間ちょっとの旅で、観光もせずに宿へ行って帰るだけになります。

前日には途中通過する土地が大雨で高速や電車が止まっている区間があると分かり、行けるかどうかあやしい感じでした。

だけど当日朝、利用する電車は動いていることを確認して、いざ3人で出発!

目的地の駅に到着すると宿からの送迎車が迎えにきてくれていて、スムーズに旅館に移動しました。

チェックイン時に「お部屋をグレードアップしております」と案内され、ドアを開けると驚き!

広い玄関ホールだけですでに団地のリビングの大きさを超えており、正面には和室入口の上がりかまちと洋室への入口ドアが並んでいます。

玄関ホールの両サイドには、ホテルライクなトイレとバスルームがそれぞれゆったり空間でしつらえてあります。

和室も洋室もそれぞれ12畳以上ありそうな広さで、長ーい壁一面はガラス窓になっていて、小高い旅館から町なみや海まで見渡せる絶景の部屋です。

…残念ながら雨でよく見えませんでしたがね…。

ホテルの部屋

テレビの館内情報チャンネルには現在の浴場利用人数が随時表示され、混雑を避けて入浴できるようになっています。

テレビはYouTubeなども見れる最新型でそれぞれの部屋に設置。
無料WiFiもあるしミラーリングもできるので、子どもたちと動画を見たり楽しめました。

久しぶりの温泉はとても気持ちよく、露天風呂では忙しい日常を忘れてのんびり…。

露天風呂への小径

夜は部屋食。会席料理は特別感があって旅行でいちばんの楽しみですね。

新鮮なお刺身から和牛のすき焼きまで地のもの満載で、もちろんビールも飲んで、大食いのわたしでもお腹が苦しくなるほどの量に大満足。

前菜

好き嫌いの多い下の子まで、なにひとつ残さずに食べたので、全部完食した食器を片づける仲居さんも、大食い一家に驚いたかもしれません(笑)

ふかふかのベッドのあまりの寝心地のよさに、娘は21時から8時まで爆睡。

娘が早く寝たのでわたしはL字になっている洋室の奥のほうで、持って行ったノートパソコンで自分時間。

息子は和室に布団を敷いてもらい、広い和室で遅くまで好きに過ごして満喫。

翌朝はまたまたおいしい朝食をたんまり食べて、駅まで送ってもらって電車に乗りました。

しかし!

発車して30分ほどの駅で停車したあと一向に発車せず。

「行先で大雨が降っているので運転見合わせしている」とアナウンスが入り、それから2時間半もストップ!

それでも、車内はガラガラで駅に停車してるからトイレに降りれるなど閉塞感もないし、朝食をたくさん食べていたからお腹が空くこともないし、スマホがあり電源もあるので、子どもたちはなにも不満を言うことなく再発車まで過ごすことができました。

そして5時間かかってやっと地元の駅に着き、まっすぐに家に帰り旅は終了。

翌日になっても娘は
「昨日はまだ旅館にいたんだな~。」
と、団地部屋を見回しながら回想してなつかしんでいました。
その翌日も、そのまた翌日も、おとといは…3日前は…と、しつこく回想するほど楽しかったみたいです(笑)

それにしても、モラハラ人間のいない旅行って、本当に楽しさしかなくて癒されるんだなってわかりました

これがモラ夫がいたころの家族旅行だったら、まずは出発前の天候不安がある時点で不機嫌と文句が始まるでしょうよ。

そして、宿に着いたら「こんないいところに連れてきてくれたオレを称賛せよ」の空気ビンビンで、なにかっちゃあモラ夫に「ありがとう」と言わなきゃいけない緊張感にしばられますよね。

夕食も朝食も、おいしいならゴキゲンだろうけど、大食いのわたしに「ほんとよく食べるなw」という嘲笑も忘れないでしょう。

きわめつけに電車ストップ…。
もう想像するだけで怖い!
不機嫌、無視、どれだけ引きずっただろうよと、ゾーっとしますね。。。

ちなみにモラ夫との家族旅行はこんな感じです。↓

このたび泊まった旅館は、旅行サイトではかなりの高評価の宿。
福利厚生の補助により本来の価格の3分の1ほどで利用できました。

かかった費用は、宿泊費が約22000円、電車代が約16000円、お土産代が約2000円で合計4万円です!

大人3人の旅行としてはかなり安いですが、ふだん節約家庭の我が家にとっては思い切った出費です。

子どもたちも贅沢気分を味わって喜んでくれたので、コロナ・大雨と不安が多い中、無事に行けたこと、母子3人の気楽さ・幸せを実感する旅になり本当によかったなと思います。

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