時が流れるのははやいもので、あっという間に上の子が大学2年生になりました。
希望の大学に合格できず、また、「ここでもいっか」と受けたA判定だった大学にも後期試験で不合格になり、本当に親子でガーンと目の前真っ暗になった1年前。
結局入学することになった地元の私立大学。
学費が高いのでおこづかいはいっさい渡さない方針になりました。
とはいっても、子どもは小さいころからお年玉などをコツコツと(もちろんわたしが)銀行口座に貯めていたので、入学時点で自由に使える残高が50万円以上ありました。
高3の時にあわや50万円消失か!という事件はあったものの、奪還したので。
ちなみに上記の友だちは最近どうしてる?って聞いたら、もう連絡取ってないからわからない、って。
やはり金の切れ目が縁の切れ目…。
親がムリヤリつき合いやめさせるという措置をとらなくてよかった。
勉強になったでしょうよ。
話はもどって、息子は大学生になったら家を出る予定だったので、その生活費にあてる予定だった給付奨学金(12800円)は本人のこづかいではなく学費にあててます。
そしていま大学生活1年間が終わり、息子の口座残高を見せてもらうと、1年前とほとんど変わっていません。
つまり、バイト代だけでプラマイゼロの1年間を過ごしたということですね。
バイトを始めたのは、入学して半月くらいたったころのこと。
自転車で10分くらいの飲食店で、時給は1000円です。交通費も出てるそう。
最初は大学生活に慣れることを優先して店長がシフトを組んでくれたそうで、夏までは月2万円くらいの給料でした。
そのあとはじょじょにシフトも増え、週に3~4日くらい働いて月4~6万円。
夏休みはガッツリ入って月10万円超とかもありました。
この時はあわてて、扶養とか社保とか大丈夫なのか調べたりもしました。
この記事がわかりやすかったです ↓
結論としては、両親そろった家庭でもひとり親家庭でも、学生のバイトは親の所得税に関わってくる「103万円」以内におさえるべきみたい。
月平均85000円てことだけど、学生の場合は長期休みにガツンとかせぐから、毎月4~5万におさえたほうがいいでしょうね。
とくにひとり暮らしの学生だと、かせぐだけかせいで自分のおこづかいを増やしたいだろうし、親の目が届かないから「気づいたら103万超えていた!」なんてこともありえそうです。
低所得の母子家庭では親の所得税ももともと低いですけど、ちゃんと知っておかないといろんな手当に影響しかねないので注意です。
息子のバイト先、母としてはどうしても見てみたくて息子にたずねたけど「カンベンして」と言われてしまいました。
「ぜったいに店長にあいさつなんかすんなよ!」
って約束で、一度だけわたしの友だちと食べに行きました(笑)
ちなみに、大学生はけっこうちゃんと勉強時間とらないとヤバいです。
試験だけでなく、ふだんの出席もレポート提出もきっちりしないと成績にもろ影響します。
あたりまえか!
授業は出ないでバイトと遊びばかり、卒論は丸写しで…
だったという3流の地方私立大学文系のわたしには考えられないくらい今の(時代と大学ランクのちがいかも)大学生はちゃんとがんばってます。
しかも、先輩ママさんの話を聞くと、国立私立を問わず理系の学部だととくに、ちゃんとしないと留年することもあるから気をつけないといけないって。
さらにうちの場合は、
「地方の私立大だとどうしても国立大に比べてハンデがあるわけだから、単位をギリ取るのではなくよい成績で取りなさい!」
とウザいプレッシャーをかけてるので。
前期試験で「まずい」と思った息子は、秋からはバイトを減らして日々の授業とレポートに時間を取れるようにしてました。
その結果、ふだんは月3~4万円のバイト代に落ち着いています。
時給1000円で、土日のみ1日4~5時間働く感じですね。
春休みはめいっぱい入ってまた10万越えしてましたが。
で、月5~6万円を食費や交通費、美容室や洋服代、あとは遊び代にやりくりしてるみたいです。
もし3~4年になって研究や就活が忙しくなってバイトができなくなったら、食費と交通費として2万円くらいはあげないといけないでしょうね。
また、下の子は女の子なので、大学生になったらもしバイトしなくても支障ないように、月3万円くらいはあげたいところ。
なのでやっぱり、1年後からの数年間がいちばん経済的にきついのかな~と想像するだけで頭が痛くなります。
とにかく先にそなえて、日々節約し貯金貯金ですわ。
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