モラハラ離婚の弁護士の選び方について経験から伝えたいポイント

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弁護士

モラ夫との交渉には弁護士が必須

あなたがいちばん分かってるとおり、モラ夫とは話し合いになりません。

まずもって日本語が通じないし、モラ夫に一度❝オレ様より格下❞と認定されたあなたの言うことなんかなにも聞いてません。

だけど、モラハラターゲットを失うかもしれないという一世一代の危機に直面すると、名俳優なみの演技をするのがモラ夫。

「二度と暴言暴力をしません、お金も渡します、自分が全面的に悪かったから許してください」…等々。

あなただって、その言葉を期待して話し合いをもちかけたのだし、こんなに反省してくれるなら信じようと思うのは当然です。

でも、モラ夫は良心をもった一般人とは違う人間です。

モラハラガマン
 ↓  
意を決してモラ夫に訴えかける
 ↓
モラ夫泣いて謝罪
 ↓
アハ現象のようにモラハラ復活
 ↓
モラハラガマン

という感じでループし、しかも二度と奴隷妻が反逆を起こさないようにモラハラの悪質さは右肩上がりになっていきます。

とはいえ、モラ夫と別居するとか離婚するとか強い決意ができてないと、ここから抜け出せないんですよね。

それを「共依存」とか呼ぶらしくて、その言葉もまた二次被害的に傷つくんですけど、決して、あなたは悪くない。

だけど、もし、モラ夫と決別したいという思いが固まったら、今までの無限ループを断ち切る必要があります。

その方法とは、弁護士さんを代理人として立て、❝モラ夫との直接連絡を遮断する❞これ一択です。

モラ夫と決別するための弁護士の選び方

法律事務所

ネットで探すポイント

公的な相談窓口からの紹介や、実際に利用したことのある人からのおすすめの法律事務所があれば、まずはそこが候補になります。

そういうのがまったくなければ、弁護士の選び方としてはやはりネット検索が主になりますね。

「離婚 弁護士 モラハラ 地名」 あたりで検索するとたくさん出てきます。

モラハラが得意とうたっているところはとても多いけど、(というか記載してないところが少ない)本当にモラハラのことを分かってるかどうかはあやしいです。

だって、モラハラって、された人じゃないと恐怖の度合いやモラ夫との話し合いのむずかしさは分からないですよね。

だからせめて、「解決例」や「実績数」などを見て、実際にモラハラ離婚の数をこなしてるかどうかで判断しましょう。

さまざまなモラハラ人間との交渉の経験があれば、モラハラの異常さをある程度体感してるだろうし、モラ夫たちの共通点もつかんでいるでしょうから。

また、ホームページ内の口コミではいいことしかふつう掲載しないので、信頼できる評価といわれるGoogleの口コミを見るのも有効です。

ちなみに、わたしは地域でトップクラスの件数を扱う法律事務所に依頼しました。モラ友からの紹介です。

事務所の広さも所属弁護士の数もおそらく地域トップクラスです。念のためGoogle口コミ見ると、めちゃくちゃ高評価です。
 
Webサイトの完成度もオフィスの立地や内装もすばらしいのに、意外に費用は安めでしたよ。

最初のコンタクトで気をつけるポイント

いくつか法律事務所の目星がついたら、問合せメールを送ったり、初回無料相談(有料だと30分5000円ぐらい)を申し込みしてみましょう。

モラハラはひとことでは言い表せないし、準備をしていかないと30分や1時間はあっというまです。

なぐさめてもらう系のカウンセリングとはちがうので、弁護士に依頼するにあたってクライアントとしての要望が伝わるように意識しましょう。

モラ夫との結婚生活でいちばんつらいことはなにか(ありすぎてとっさには出てきません。吟味してチョイスしておきましょう。)

どういう結果にすることが希望か(離婚したい・別居したい・慰謝料や養育費がほしいなど)

以上の2点は必ず聞かれるので、しっかり考えてメモしていきましょうね。

モラ夫に勝てそうかどうか判断するポイント

わたしは、モラ夫が根本的に女性軽視の思考を持っていると考えたので、男性弁護士を希望しました。

もちろん、女性ならではのつらさを共感してくれ親身になって闘ってくれる女性弁護士がいいという考えもあります。

でも女性といっても、弁護士としてバリバリやってる女性にモラハラに逆らえない専業主婦の気持ちがわからないかもしれない、
だったら女というだけでバカにしてモラ夫が調子に乗ることがないように男性がいいなとわたしは考えました。

実際には、若くてやさしげで大丈夫かなと思ったので、最初に強く念を押しました。

「どこに相談しても、超ド級のモラハラと言われ、かなり精神消耗すると思いますが大丈夫か?」
「モラ夫にだまって家を出る予定なので、怒り狂ってなにをするかわからないけど大丈夫か?」

弁護士さんもプロだから、こう言われて断る人はいないかもしれないけど、少しでも「え…」みたいな反応があったら心配になりますよね。

弁護士さんだって仕事とはいえ人間だし、性格もそれぞれだから、気が重い案件にがんばれないかもしれないし。

わたしの質問に、若くてやさしいけどクールな弁護士さんは、さらっとこう答えました。

「全然大丈夫です。慣れてますから。相談できるチーム員もたくさんいますし。」

そこに、めっちゃ敏腕の代表弁護士さんがこう重ねました。

「とにかくうちは実績数が多くて経験が豊富だから安心しておまかせください」

最初の相談時は、涙々のわたしのヒストリーを神妙な表情で聞いてくれて、わたしの思いには全肯定で寄り添い姿勢。
そのうえで、法に基づいてどういうことができるとかいくらもらう権利があるとかを的確に説明してくれました。

とにかく印象すべてがよかったので、他を検討するまでもなく契約を結びました。

こうだったらよかったと思うポイント

もらえると思わなかった額の財産分割が手に入り、親権も養育費も算定通りもらえる結果となり大満足。

しかも、契約終了後も、必要な証明書などはメールひとつでつくってもらえて助かってます。

だけど、もっとこういう弁護士事務所だったらよかったと思うことはありました。

それは、弁護士さんとの連絡をもうちょっとスムーズにできたらよかったということ。

大きな事務所だから、電話すると受付につながって呼び出してもらうんだけど、不在が多くて折り返しばかり。
ものすごく忙しそうで、たくさんの案件を並行してやってるようだから仕方ないとはいえ、急ぎのときは困りました。

弁護士さんの直接のケイタイなんかは教えてもらえないので、直接聞きたいことはメールになります。
メールは土日も返してくれるんだけど、電話は営業時間外は留守電になってしまいます。

家を出て最初の土日は、モラ夫が弁護士とも連絡取れずわたしも着信拒否してるから、
いてもたってもいられなかったモラ夫が子どもの部活や習い事やわたしの職場と新居にまで押しかけてきて
警察に相談するほどの恐怖を味わいました。

調べると、弁護士さんとLINEでやりとりできたり、事務所も年中無休で夜遅くまでやってるというところもあるんですね。
そういうところだったらいざというときに心強いと思います。
連絡の取り方や連絡が取れる時間などは、最初によく確認しておいてください。

また、通常は依頼から3~6カ月で離婚成立するのにわたしは2年半もかかったからというのもあるけど、
途中で弁護士さんが退所されてしまい、新しい弁護士さんに代わったという経緯がありました。

なぜかどちらも若いイケメン弁護士だったんだけど、引き継ぎはしてくれてるとはいえ、最初から最後まで同じ人がよかったなという思いはあります。

引き継ぎのとき、新しい弁護士さんに

「ルカさん、すっごい明るいですね!」
と驚かれたので、引き継ぎの資料の凄惨な内容と実際に会ったクライアントとのギャップが大きかったんだと思います。

はじめの弁護士さんは、無料相談に訪れたときの、死人のように覇気のないわたしがポツリポツリと泣きながら話すところから知ってますからね。

モラ夫の返答に怒ったり落ち込んだり喜んだりして回復していくわたしの歩みをともにしてきたのに、
どうにも話がすすまないクサレ案件を引き継いだ新しい弁護士さん、どんなやつれた依頼人だろうと思ったらめっちゃ元気なクライアントが登場して戸惑ってたみたい。

結果的には、代わった後の弁護士さんのほうがメールの返信も早いしモラ夫との交渉もうまくいった感があったのでよかったけど、
この前メールしたらその弁護士さんももう事務所を退所してしまってました。

この先、たとえば養育費の不払いが起こったりまた相談したいときに、担当だった弁護士が事務所にいないのはちょっと不便です。

モラ夫との交渉は往々にして長引くから、
経験が長い人がいいとか、辞めるおそれのない事務所の代表弁護士がいいとか、そういう希望を出してみてもいいと思います。

まとめ

・ネットで探す法律事務所は、「解決例」や「実績数」と「Google口コミ」をチェックする。

・モラハラに理解が深いかは分からないので、罵声を浴びせられたり押しかける恐れがあってもやってくれるか確認する。

・連絡の方法(取次の電話か直通の携帯か等)、そして連絡可能時間は何時までかを確認する。

・モラハラ離婚経験者から長引く可能性が高いと聞いたので、長く付き合ってもらえる弁護士に依頼したいと希望する。

以上、たぶん大手ポータルサイトの「弁護士を選ぶ4つのポイント」みたいな記事とは全然ちがうと思うけど、
わたしの個人的な経験から私見でお伝えしたい弁護士の選び方を書いてみました。

よかったら参考にしてくださいね。

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