わたしは兄が2人いまして、兄たちは母にやさしいです。
息子と母親というのは、娘と母親のそれとはちがう絆というものがあるようです。
わたしにも息子がいるので、娘とはちがった息子ならではの母親へのやさしい気持ちを持っていることを感覚としてわかります。
息子は母親へ、特別な感情というものがあるんだと思います。
それが度を過ぎることをマザコンというわけですが、
モラ夫はどうもマザコンが多いようですね。
うちのモラ夫もまぎれもなくそうでしたが、
例によって独特すぎるマザコンエピソードがあります。
どんな実害を受けたのか振りかえってみますよ。
義母からもらったものは古くなっても捨てられない
義母は息子しかいないので嫁のわたしをかわいがってくれました。
お店でいいなと思ったモノを買ってプレゼントしてくれたり、
ダブついたいただきものをおすそわけしてくれたり。
それは洋服や食べ物から洗剤などの日用品までさまざま。
タオルもよくもらいましたが、タオルって古くなるとぞうきんにしますよね。
あるとき、義母からもらって古くなり黒ずんだタオルが、
ぞうきんとして使われていることにモラ夫が気づき激怒。
「お母さんからもらったものをぞうきんにするなんでひどい人間だ、
どう育ったらそういう思いやりがない性格になる？」
「買ったタオルや他の人からもらったタオルも古びたらぞうきんにするよ、
決してお義母さんからもらったタオルだけではないよ」
と説明したけど聞く耳もたず。
「キミはセンサーがおかしいよね。」
と言われました。
それからはこわくてこわくて、たとえ新聞屋の景品タオルでも、
義母からもらったタオルは二度と捨てられなくなりました。
そういえば、娘のキャラクタータオルを台ふきにおろしてたのも怒りました。
子どもが傷つくからやめろって。
義母への電話が異常すぎてひく
とにかくなんの用もないのにお母さんに電話します。
すごく高齢でひとり暮らしとかなら分かりますけど、
結婚してすぐからそんな感じです。
コンビニのあれがおいしいとかアニメの主題歌が変わったとか、
とりとめもない話がえんえんと続きます。
電話口でモラ夫が歌って聴かせてるのにはドン引きしましたね…。
「流行りの歌知ってる？ いい歌だよ。」
みたいな流れで、サビのフレーズを軽くとかではなく、本気歌唱をフルコーラスで。
百歩ゆずって、ひとりで電話してるならともかく、
結婚したばかりの妻の前ではずかしくない？
モラ夫は恥をかくことをこわがるくせに、
こういうことは恥ずかしがらないという傾向がありました。
病気なんでしょうね。
夫婦関係最悪でも義母に電話しないといけない
何日も不機嫌で無視され続けていたある日、
モラ夫実家からお菓子が送られてきました。
ありがたいことに、ときどきそういう贈り物が届くので、
当然そのつどお礼の電話をしていました。
だけどそのときはモラ夫の態度が最悪で
モラハラ攻撃のどん底に沈んでいたので、
小学校高学年だった子どもたちにお礼の電話をかけさせました。
中身は孫宛と思われるお菓子がメインだったし、
正直、嫁より孫としゃべるほうがうれしいだろうし。
そしたら無視を続けていたモラ夫が口を開きました。
「人からモノをもらっておいて子どもにお礼の電話させるとはなにごとだ！
お母さんがこんなによくしてあげてるのに、感謝をしめせ！」
と怒られました。
モラ夫と険悪なのに、義母となにごともないように話すなんてできないよ…。
でも逆に、モラ夫はどんなに最悪な雰囲気のときでも、
わたしの実家へは最高のテンションであいさつや会話をすることができます。
サイコパスなんでしょうね。
マザコン男は避けたほうがいい
結婚してしまった人は手おくれですが、
これから結婚を考えてる人は、ひいき目なしでよく観察してください。
男は多かれ少なかれマザコンです。
だけど、❝母への敬愛とか慕情とかを超えた違和感を感じたり、
度を越えた気持ち悪さを感じるマザコン男❞だったら、
結婚したら必ずそのことから夫婦関係にヒビが入ることが起こります。
相手にモラっ気が感じられるならなおさらです。
マザコン＝モラハラとはかぎらないけど、
モラハラ＝マザコンは高確率で該当します。
マザコン男との結婚はぜったい避けたほうがいいけど、
どうしてもあきらめきれないならせめて結婚を急がないように。
モラ夫と結婚してしまったら、離婚するのは北の国から亡命するぐらい困難なのです。
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