離婚すると収入の面で生活が苦しくなりがちです。
もちろん、正社員でフルで働いている人ならひとり親でも関係ないでしょう。
でもわたしのように、なんの資格も持たず、スキルもなく、結婚して仕事を辞めてからは専業主婦で、数年してからパートをしてる程度の人間では、月収は15万円程度がせいぜいです。
たぶんどんなにがんばっても、時給で働く非正規雇用労働者では手取り20万円ぐらいが限界かと思います。
そこから家賃を払って子ども複数食べさせて教育費もかけて…となると、養育費次第ではわりと貧困水準になるんではないでしょうか。
しかし日本には公的な補助制度があります。
ひとり親家庭には所得に応じて児童扶養手当があります。
わたしもたいへんお世話になりました。
離婚成立するまで時間がかかったので、いただけた期間は下の子のみ2年弱でしたけど、とても助かりました。
18歳に達した3月をもって終了する児童扶養手当は、高校卒業とともに受給は終わりました。
なのになのに。
大学に入学した4月の終わりごろ、市からお知らせが届きました。
令和5年度子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)の支給が、申請手続きなしで5万円受け取れるというものです。
令和5年3月分の児童扶養手当を受給した人に、その振込口座に自動的に振り込んでくれるということ。
なんてうれしい!
この春大学進学した娘の家賃1ヶ月分に該当する金額ですよ、ありがたい。
今回は、「食費などの物価高騰でとくに影響を受ける低所得の子育て世帯に一時金5万円を支給する」という政策です。
昨年度も同じ給付金を5万円いただいたのですが、昨年は「新型コロナウイルス感染症による影響の長期化において」という文言がついた物価高対策でした。
一昨年度もまた、同じ趣旨の給付金5万円をいただいたのですが(離婚成立前だったが家計急変世帯で認定)、そのときは物価高騰という文言はなくて、「新型コロナウイルス感染症による影響で困窮している世帯」向けの施策でした。
ちょっとずつマイナーチェンジしながらも、年に1回は5万円ほどの一時給付金が出ていたわけです。
子どもが大きくなってしまってからひとり親家庭になったので期間が短く、このような給付金がよくあるのかどうかはわからないけど、短いひとり親期間に3回もいただけて、本当にありがたかったです。
わたしはもう年をとり、この先大きな収入アップも見込めないから非課税世帯~ちょっと課税される程度の人生を歩むと思います(哀)
もらうばかりでもうしわけないですね…。
子どもたちには、ちゃんと大学を卒業してしっかり納税できる職業について、自分たちが受けた恩恵を返していけるようがんばれよと言い聞かせることで、わたしの義務は果たしたことにしてもらいましょう。
コメント
こんにちは。給付金はほんとにありがたいですね。2回目以降の受給は割と手続きせず、自動的に振り込まれる事が多いのですが、初回の自己申請は役所のHP等を見て、どんな給付があるのか要チェックですね。
私の収入もルカさんと同じ位なのですが、どうしたって大赤字(泣)ルカさんのやりくりを見習いたい次第です。最近は求人サイトを検索しまくって、転職か、Wワークか、考え中です。
リツさん、こんにちは。
給付金の数々、低収入ゆえの子どもへの教育支援の数々、本当にありがたいです。
もし脱出できてなかったら、おかしな価値観のモラ夫が塾費用を出したりや私立校進学を許したとは思えないから、そうとう困窮していたと思います。
ひとり親家庭ってこんなに優遇されてたんだ?と知らなかった人生を歩むことを楽しんでいます。
転職したいと思ったら早いほうがいいですよ。少しでも若いうちに…。
わたしはもう上昇志向はないです。。。