約束の時期より離婚を早くすると言ってきたモラ夫。
いったん取り決めた時期より早くすることでの注意点を弁護士さんに相談して、アドバイス通りにモラ夫にLINEをしました。
長文になったけど、養育費と財産分与について、支払いの額と期日を公正証書に記載のものを転記して。
学費については、公正証書では国立や私立の区別なくわたしの負担の金額しか決めていなかったので、
「貴方が先日国立大の場合しか想定していなかったとおっしゃったので、また、自分の負担を年間24万円以下にしたいとおっしゃったので、その金額でけっこうですのでお支払いをお願いします。」
と書きました。
もちろん、弁護士さんと確認した文面です。
ところが!
やっぱりモラ夫は想定の上をいくモラっぷりを見せました。
7通もの長文のモラインが返ってきたのです…。
そこには、前回、もし国立大に落ちたら私立大の授業料支払が翌日に迫ってるという時、いちかばちかで送った必死だったわたしの文章がコピペされてました。
「24万円以下しか払えないというなら、その金額で出していいと思える金額でけっこうです」
「貯金と授業料免除の制度があるので、わたしだけでも必ず私立大学費を払えます」
「学費で迷惑をかけることはしませんので、入学をお許しください」
以上のわたしが言った言葉をモラ夫は「自分は1円も学費を払わなくていい」というふうに解釈したらしいです。
「自分に都合のいい一言をガッチリ逃さず連呼する」
まるで、今ホットな小室文書のテクニックのようですね。
ただし、
「まったく学費を払わないのも悪いから、離婚を早めてもっとたくさんの授業料免除を受けられるようにしてあげる」
のだそうです。
「あなたのためを思って」
「私立大に進学させたいというあなたの目標を尊重して」
と、モラ夫あるあるワードがちりばめられてましたよ…。
さらには、
「下の子も同じような条件だからな」
とゴリゴリ念を押していました。
そのうえ、
「自分は扶養手当がなくなるのに離婚を早めてやってるんだから」
とアピールも忘れていませんでした。
本当に、本当に、なんでこんな人と結婚してしまったんだろうと、若いころの自分を責めてしまいましたね。
モラ夫は公正証書に定めていることをもとに言ってるとか主張してますが、こちらはちゃんと弁護士さんに再確認してもらってるんです。
おかしいのはモラ夫なんですよ。
「相談もなしに私立大の受験をした!」とか、
「モラ夫の払う学費は上限24万円」だとか、
なにを根拠にあたりまえのように主張してくるのかさっぱり意味がわかりません。
でも、今は弁護士さんと契約していないので、直接のやりとりでそういう細かい質問をしたくないんですよ…。
だって30行とかあるLINEが一気に何通もきて、その中で
「は?」
と疑問に思うことをいちいち返信してたら、こちらも長文の複数LINEになってしまいます。
そうすると、1言えば100返ってくるモラ夫から読むだけで一日終わりそうな長文の反論モラインが届くのは目に見えてます。
きついよ!
生活してるんだから!
ですからモラ夫と同様の思考で、ここは損得勘定で考えるしかありません。
また弁護士依頼する?
→着手金20万円と経済的利益の10%ほど成功報酬かかるから、200万円程度取れたとしても手取り150万円ぐらい? それくらいなら、すぐ離婚して、認定免除額が上がれば差はなさそう。
離婚したら授業料免除以外にメリットある?
→正真正銘「ひとり親」「独身」になれる。気持ちも戸籍もスッキリ。モラ夫の職場にわたしの源泉徴収票出さなくてよくなる。
もういいね。
わたしは長い長いモラインに対して、短く返信しました。
わかりました
離婚届送ってください
それから4日後、離婚届と戸籍謄本が届きました。
離婚届はわたしの家の近くの役所に出せばよくて、日にちはいつでもいいのですが、平日に休みを取って行きたいので約1週間後に決めました。
その間わたしは職場の上司に、
「離婚が成立することになったので子どもたちを社会保険の扶養に入れたい」
と相談しました。
5年前の脱出時のモラ夫職場へ押しかける事件から知っている上司だったので、子どもの受験とかつねに気にかけてくれていました。
「ついに送ってきた? おめでとう、でいいのかな?」
と上司は喜んで(?)くれました。
かくして、無事に離婚届を提出し、やっとやっとのモラハラ離婚を達成しました!
とりあえずの避難先のつもりが長い住まいになった団地の花々が、いっそうきれいに見えました。
子どもたちに離婚届を出す前日や出した後に報告すると、あっさりしてました。
「やっと先生とか友だちに説明しやすくなった~。
今まで、お父さん単身赴任?て聞かれても、そうでもあるし~
別居してるけど離婚はしてない~とか、なんか歯切れ悪くなってさ。」
もう高校生と大学生ですからね。。。
とはいっても、子どもたちは離婚についての話は広げようとせず、話題を変えようとする雰囲気をなんとなく感じました。
やっぱりどちらも親にはちがいないので、離婚となると思うところはあるのだろうなと思います。
娘はさんまさんが好きで、さんまさんと大竹しのぶさんの元夫婦トークでゲラゲラ笑うんですよね。
娘には悪いけど、わたしとモラ夫はあんなふうにはなれないよ、一生!
離婚届を出してからの手続きというのがまたすごくややこしいので、あとに続くあなたの役に立つような記事としてこれからまとめていきたいと思います。
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