高校3年生、大学受験を控えた勝負の夏を過ごした娘。
ちょうど1年前、高2の夏休みから、河合塾マナビスという映像授業の塾に通っていました。
塾に入会したときのいきさつと、やめたい騒動を経て追加講座を申し込んだ話も書いてきました。
高3になってからの面談で、何回も何回も本人に確認して、「最低限でいいんだよ」と声をか
けてもなお10万円の追加課金をしたわけです。
すっかり覚悟を決めて取り組んでくれるものと思っていました。
ところが、その日は突然やってきました。
前日も22時まで塾で勉強していて、その日もいったん学校から帰宅して、19時ごろから塾に行こうかなとしていたのに。
「あーもう塾行きたくないな。」
と言い出したので、疲れてるんなら今日ぐらい休んでいいじゃないのとわたしは言いました。
しかし。
「てか、もう塾行きたくない。やめたい。」
というではありませんか!
少し前のやめたい騒動からまだあまり日もたっていないのに、どうして?
また面談をしてみようと提案しても、いっさい聞く耳がありません。
「面談したら引き止められる。だからいや。」
スケジュールをゆるくしてみようとか、しばらく休会してみようとか代替案を出すけど拒否。
そうやって、やめずにどうにかしようとされるのがイヤなんだと…。
理由は前のときと同じで、学校からいろいろと課題が出されているのをやるのがせいいっぱい。
授業の予習復習もあり、模試の復習もたまってる。
塾は塾でそのテキストをやらないといけないから、もう時間が足りない。
一時的に塾を休んでも同じことだ、と言うのです。
受験勉強はもう自分でできるし、あれこれ教材を広げても逆効果と思うって。
わかる、わかるけど…。
多くの人はそれでも結局塾には行っててなんとかしてるんだし、それでこそ結果が出てるのでは?
そうなだめてはみるけど、同じ高校で昨年旧帝大レベルの大学に合格した先輩は全員塾に行ってなかったと聞いたそう。
あれこれ言っても、もう気持ちが決まってるし、本人のことなんだからわたしはあきらめるしかない。
しかたなく、塾に電話をかけ、塾をやめることを告げました。
もちろん理由を聞かれたり、代替案を出されたりしたけど、お断りして。
「たいへん不義理で申し訳ないですが、もうやりかけの講座にも行きません…。」
と告げました(涙)
退会届は郵送で送ってもらいました。
そこに必要事項を記入して、書留で返送。
退会の書類の中に、途中退会によるキャンセル金や返金額の計算がありました。
あまり契約書を読んだことがなかったので、お金はほとんど返ってこないだろうと思ってたけど、そうでもなかった。
まだ手をつけてない講座はそのままの金額、やりかけの講座も受講した回数だけ単価計算して払い戻してくれます。
その金額から、解約手数料2万円を差し引かれて、合計27万円ちょっとの返金。
80万円超えの契約をした際に8万円の値引きをしてもらってるけど、それを精算されてる感じもないので、2万円払って途中解約してもぜんぜん損してないみたい?
返金分は、解約届を提出してから3週間ぐらいで、毎月の指導料を振替される口座に振込されてました。
思いがけず27万円の入金!
娘はその後、負担が減ってラクになったのか、表情も明るくなり、学校で放課後も残って勉強したりしています。
塾に行っていると、夕食の時間が不規則になっていたのが、今では夕食を定時に食べて、その後も家で勉強しているので安全だし、まあよかったのかなと。
子どもはいつなにを言い出すかって、いつも翻弄されますが、今回も本当にうろたえてしまいましたよ。
娘の志望大学は、2年の時のそれとは変わってきていて、大学の内容を調べてはあっちがいい、こっちがいい、となってしまって定まりません。
それでも、河合塾マナビスに1年間みっちり通ったおかげで、成績は順調に上がりました。
娘もマナビスに行ったことは本当によかったと言っています。
国公立大学の学校推薦型入試もOKの成績が取れているので、これから秋にかけて志望校の決定や受験勉強の本格化と進んでいくのでしょう。
親は身の回りのお世話やお金を出すことしかできません。
子どもを信じて見守っていき、必要なときにサポートできるように心がけたいと思います。
↓マナビスをやめても結果OKでした!その1年後に理由を書きました。
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