離婚届を出した当日、同じ役所内の児童福祉課で児童扶養手当の申請をしました。
申請をしてから1ヶ月後、不足書類だった子どもの保険証を提出してからさらに3週間ちょい経過…。
ついに「児童扶養手当認定通知書」が届きました。
児童扶養手当がいくらもらえるか計算する方法
児童扶養手当は離婚後の生活費の大きな支えになるものだから、シングルマザーになるかもと思った時点でしっかり確認しておく人も多いと思います。
だけど、わたしは別居して何年も離婚が成立せず。
そうこうしてるうちにもう下の子まで18歳に近づいてきたし、それに養育費をもらってたら児童扶養手当をもらえないと思いこんでいたのでノータッチでした。
だから、
「養育費をもらっても、収入が一定以下ならもらえますよ」
と教えてもらってビックラポンだったわけです。
子どもの人数と所得によって全額(43160円/月)もらえるか一部支給になるかは、見てすぐわかる表があるのです。
でも、もし全部支給ではない場合いくらもらえるのかって、けっこう割り出すの大変なんですよね。
<一部支給の場合の計算式>
児童1人のときの月額
=一部支給の上限額ー(受給資格者の所得額ー全部支給の場合の所得制限限度額)×所得制限係数
「所得額」は、
年間収入額+養育費の80%ー必要経費(給与所得控除額等)ー8万円(社会保険料相当額)ーその他控除
とかいいますから、この時点で挫折しかかります。
さらに「所得制限係数」は物価変動等の要因により毎年変わるそうで。
児童1人のときが0.0230559、
2人めの加算額を算出するときが0.0035524、
3人目以降の加算額を算出するときが0.0021259みたいな感じで、
もう、ええわ!!
って数学苦手で面倒くさがりなわたしはさじを投げてしまいます。
ところが、上に書いてきたような面倒なことは抜きで、給料額と養育費と子どもの生年月日と扶養人数を入力するだけで計算できるすばらしいサイトを発見しました!
ジョイナス・ナゴヤという名古屋市の母子家庭等就業支援センターのサイトの手当額試算ページです。
実際に決定通知をもらってからやってみたので、ほぼ正確な数字が出ることを確認してます。
それにしても、名古屋市って児童扶養手当に加えて「名古屋市ひとり親家庭手当」がもらえるのですね。
手厚い自治体でうらやましい~~。
児童扶養手当認定通知書と児童扶養手当支給停止通知書がいっしょに届いた
児童扶養手当認定通知書といっしょに入っていた児童扶養手当支給停止通知書という用紙?
支給停止って文字が悲しい…。
まだ一回も支給受けてないのにね。
「支給停止の金額」は17710円。
理由は所得制限限度額を超えているためと書いてあり、支給停止の金額が決定額の25450円から引かれて、つまり7740円がもらるのかなと思いました。
2万円ぐらいと見こんでいたのに案外少なかったけど、もらえるだけでもよかったわ~と思いつつ、この認識であっているかどうか一応聞いてみるかと思いました。
役所の問合せ先が書いてあったので電話してみると、支給停止の金額17710円を全額支給額42160円から差し引いて、支給される金額が25450円とのこと。
え? マジでそんなに?
役所で申請した時、窓口で電卓たたいて試算してくれた時はだいたい2万円かなと言われたので、それより多いです。
こんなうれしい誤算があるなんて。
ちなみに、この後ジョイナス・ナゴヤのサイトを知り、シミュレーションで自動計算した金額との誤差は1000円未満でした。
すばらしい。
児童扶養手当の金額は毎年変わる可能性あり
届いた児童扶養手当証書には10月までの支給予定が記されています。
毎年8月に現況届を提出して、(6月にある児童手当の現況届みたいな感じ)11月分からの決定が行われます。
いま決定してるのは、2019年中の状況を基準に決まってるものなんですね。
次に決定して11月からもらえるのは、2020年中の状況が基準になります。
なので、わたしの扶養に子どもたちが入った2021年の所得をもとに計算してもらえるのは来年の11月からのこと。
これから離婚する人はだいたい同じようなパターンでしょうから、もともと働いていて収入があった人は離婚して1年以上は児童扶養手当を全額もらえることはまれなのかな。
それにしても、全額支給ではないにしても、上の子の大学の学費がかかるので児童扶養手当をいただけるなんて本当にありがたい話です。
しっかり学費に充てさせてもらいたいと思います。
コメント