モラハラを笑いにしてつらさをごまかすモラれ妻
モラハラにも強弱があります。
モラハラを受け続けて脳がマヒしてくると、モラ夫の非人道的なモラハラ発言さえも、
おもしろおかしくネタとしてブログやツイッターなんかで披露したりできますよね。
モラハラされてしまうタイプって、自己犠牲精神があるから、
また、本来は明るい人が多いから、
元気なときはエグいモラハラさえ笑いに変えて話したりしちゃいます。
そうやって、深刻さを軽減するよう自分自身をもだまして、心を守ってしまうんですね。
たいしたことじゃない、大丈夫、まだ笑えてるって。
でも、本当にムリなときがあります。ドーンと気持ちが落ちることが。
心が弱ってるときに、モラ夫から人格を否定されるようなことを言われたとき。
また、経済的DVをしてくるモラ夫だったら、お金をしめつけるモラハラをされて八方ふさがりになるときも。
そういうときは、誰ともしゃべれないというか、立ち上がることすらできない。
夜中まで説教されて死ぬほどつらいことを言われて大泣きした翌日、何も考えることもできず、着替える力も出ないほど打ちのめされてました。
でも、生活費が足りないと思うと、いくら腫れた目をしてるからってパートを休めず、職場の人に「どうしたの?」って軽く悲鳴をあげられたことがあります。
わたしはそのときには何も知識がなくて、ただただ歯を食いしばって時間が解決することを待ったけど、
いま思えばあのころはもう、いのちの電話にかけないといけないぐらいの精神状態だったと思います。
だから、ふだんからモラハラを笑いに変えて昇華させたつもりでいるあなたも、精神むしばまれてしまわないうちに、公的相談を利用して悩みを外に開いていってください。
無料と有料の電話相談先を知っておこう
モラハラ攻撃でどん底に気分が落ちたときは、ちゃっちゃか相談先調べるなんてできません。
だから、手帳とかスマホとかに、いざというときの相談先をお守りがわりにメモしておいてください。
無料の公的相談先一覧はこちらの前日の記事で。
有料のおすすめ相談先は以下に紹介します。
Joeさんの電話カウンセリング
このブログで何回も書いている、「離婚しないモラハラ対策カウンセラーのJoeさん」。
実は、Joe さんのメルマガ読者限定で電話カウンセリングに申し込むことができます。
まずは無料メルマガに申し込みをして、毎日届くメールを読んで、モラハラ対策のマインドを学びましょう。
電話カウンセリングは、不定期にメルマガで募集があります。
たぶん利用者が多すぎて、予約が空いたら募集をするというスタイルなんだと思います。
料金は60分18000円と、経済的DVを受けている人にはきびしい金額ですが、その価値があります。
申し込みをすると、まず事前に届くメールで基本情報などの質問に答えます。
すごく多くの、個別のモラハラ傾向をさぐるような質問があるので、回答だけで2時間くらいかかります。
でも、その質問をしっかり読み込んで、分析して、事前にパーソナルな戦略を設計してくれてるので、
電話では時間をムダなく使って現実的で実践的なアドバイスをしてもらえます。
男性というだけでこわい、という重度のモラれ被害者でも心配ないです。
Joeさんはめっちゃ愉快な関西弁のおっちゃんです(笑)
しかも、おしゃべりな人なので、こっちからなかなかしゃべれなくても勝手にペラペラしゃべってくれます。
こっちもノッてきてしゃべり始めると、しゃべりがかぶるぐらいの勢いです。
わたしは、はじめて申込みしたときには、もしも家にモラ夫が盗聴器しかけてたらどうしようとか、
帰らないはずの時間にモラ夫が急に帰ってきたらどうしようとか、
もういろいろと疑心暗鬼になってしまってたので、車でショッピングセンターに行って駐車場の車内で電話しました。
最初は緊張してたわたしも、Joeさんの軽妙なトークにすぐ心を開くことができました。
でもモラハラのことを語るときは泣いてしまったりして、そういう時は本当にやさしく寄りそってくれるんです。
カウンセリングの翌日のメールは今もされてるのかどうか分かりませんが、これからの気の持ちようとか、モラハラ対策のやり方とか、わたしへのアドバイスとか的確にまとめてあって圧倒されました。
お金が自由に使える人はぜひ相談したほうがいいと思うし、お金がきびしい人も、なんとか工面してぜひ一度利用してみてください。
モラハラ電話相談~For you~
こちらは不定期に行われ、2023年4月現在では、次回受付は7月予定とのことです。
相談は女性のみとなっていて、 料金は30分2000円(1時間4000円)です。
わたしは利用したことないんですが、ものすごくお世話になったサイトの運営者さんが相談にのってくださるサービスなので紹介しています。
相談の内容はモラハラから脱出するための実践的なものがメインということなので、別居を決心したときに頼りになりそうです。
モラル・ハラスメント被害者同盟というサイトは、モラハラが問題化してきた初期のころから運営されていて、ここを一通り読めば、もうモラ夫のマインドコントロールは解けたも同然というほどのモラハラ知識が得られます。
このサイトを運営されてるのは、やはりモラハラ離婚経験があって、とても思いやりのある愛情深い方です。
モラハラの痛みを知っている人に相談できるのは心強いですよね。
本も出版されていて、わたしの父はこれを読んで「同じようなことがあったのか?」と心を痛めていました。
同じようなことがあるどころか、あるあるある! だよ、お父さんゴメン…。
以下、サイトから引用させていただきました。
私は夫が怖かった。怖くて怖くてたまらならかった。ある日突然口をきかなくなる。話しかけても無視をする。そんな日が何日も続く。事務的な話には「する?しない?」と聞く。 Yesはアゴを上にしゃくる。Noはかすかに横を向く。それが合図だった。無言の日々が続いたあと、いきなり怒鳴られる。「オマエ、何とも思わないか!!」何について言っているのかわからない。ドキドキして気が遠くなってくる。一体何を怒っているのだろうか。その答えは、大抵何日か前に私が言ったかしたことが原因だった。それほど不快だったらその場で言えば済む話ではないだろうか。なぜ何日も不快を体中で発散させ、私を混乱させるのだろうか。
https://morahara.cocoon.jp/tale1.html モラル・ハラスメント被害者同盟ー我が家のモラル・ハラスメント事情
げ。うちのこと書いてるの?
なんでモラ夫ってみんなそうなんだ? と震えるぐらい、
わたしたちと同じような体験をされていることが分かります。
まっち~さんの電話相談
「モラルハラスメント・ブログ」という、書籍化もされたブログを書いたまっち~さんは、壮絶なモラハラ被害者です。
自身の経験も、これまでの相談件数も豊富で、話が伝わるかなという心配もありません。
あなたの話をじっくり聞いて、いい方向へすすめるようなきっかけになるよう声かけをしてくださいます。
申込は、まずはメールで、どういう相談をしたいかの概要を書いて送ってください。
メールで電話相談の日時の打ち合わせをします。
電話相談の料金は1時間5000円で、電話の後に指定の銀行口座に振込払いです。
メールはこちらに → machimachi2014@gmail.com
わたしはこのブログを通じてまっち~さんと話をさせてもらいましたが、親しみやすくてとても話しやすかったです!
まっち~さんによると、事前のメールで、実際に相談者がどう感じてどうしたいのかは答えが出ていることがよくあるとのこと。
やっぱり、日記やブログを書くなどして可視化するとこや、人に話すことで言語化することは、真っ暗な闇の中から出口となる一すじの光を見つける大きな一歩になるのですね。
まっち~さんの本の紹介も書いてます。
図書館にもあるのでぜひ読んでください。
カウンセリング代は病院代や薬代と思って!
日本人だし、カウンセリングってなじみがなくてなんかこわい。
血が出てるわけじゃないからカウンセリング受けなくても耐えられる。
経済的DVを受けてるから、カウンセリング代なんてもったいない。
わたしが思ってたことです。有料相談なんて高くて払えないって。
でも、風邪ひいたり歯医者行ったり腰痛めたりしても治療代ってそこそこかかりますよね。
モラハラ被害だって、心に大ケガしてるわけだから、病院代と考えたらカウンセリング受けたってぜいたくじゃないと思います。
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