タレントのヒロミさんは口が悪いからモラ夫よりひどい男なのか?
モラ夫がいない別居生活のさわやかな土曜の朝。
子どもたちは学校や部活に出かけて行き、のんびりテレビで松本伊代さんがゲストで出ている「サワコの朝」を見ていました。
伊代さんといえば、ヒロミさんから「ママ、ママ」と愛され、仲よし夫婦代表のタレントです。
なんでも、伊代さんは片づけができないだらしない性格で、ヒロミさんが見かねて片づけるんだとか。
「ヒロミさんいっつも言ってますよ、また出しっぱなしだ、このクソ女!って。」(笑)
ヒロミさんは元ヤンというキャラだし、口が悪いのが売りとはいえ、あんなに愛する伊代ちゃんにクソ女って言うんだねってちょっと意外でした。
当然、ヒロミさん流の愛情表現と寛容さゆえの発言であって、伊代さんも「クソ女と言ってることでもうその件は許されてるんです」と解説していて、夫婦の信頼関係がうかがえました。
ここを読んでいる方は、モラ夫にモラモラ文句言われて傷ついてる人が多いだろうけど、モラ夫ってクソ女とかあんまり言わないですよね?
わたしも、モラ夫からクソ女と言われたことはないです。
頭が悪いとか知能が低いとかは何度か言われたけど。単語じゃなくて主語+述語なのが怖いよね。
じゃあ、クソ女とまでは言わないモラ夫は、ヒロミさんよりやさしいのか?
そうではないのは明らかです。
モラハラの定義でよく言われるのが「言葉の暴力」ですが、モラハラでは単純に暴力的な言葉を使うわけではないんです。
たとえていうなら、
「また出しっぱなしだ、このクソ女!」
とは言わないけど、
「また出しっぱなしだ。キミの実家がそうだったんだろうね。w」
といった感じです。
モラ夫は、妻の大切にしているモノや人を批判することによって、精神的ダメージを与えるのが得意です。陰険陰湿です。
朝ドラ「エール」6/19放送の双浦環(ふたうら・たまき)の怒鳴る恋人はモラ夫よりひどい?
NHK朝ドラ「エール」第12週は、登場人物たちの知られざる物語がオムニバス形式で描かれています。
6月19日の柴咲コウさん演じる双浦環(ふたうら・たまき)の過去の恋人が、才能に嫉妬して大声で怒鳴るシーンがありました。
その後の「あさイチ」朝ドラ受けで、博多華丸さん博多大吉さんが
「大きい声出して怖いね~。」
と言っていて、
近江アナも
「怖かった~。大きい声出す人キライ~。」
って引いてました。
ところで、あなたのとこのモラ夫は大声で怒鳴りますか?
うちのモラ夫は、大声で怒鳴ったのは15年の結婚生活で5~6回程度です。
ブログにも書いたような大爆発事件のときぐらいで、あとはモラハラするときも大声は出さないというより、どちらかというと小声で滑舌も悪いです。
なんか言ったけど聞こえないと思って聞き返すと、それはわたしへのモラハラ発言だったりして聞き返したことを後悔することもあります。
気性が荒くて大声で怒鳴りがちな男性ももちろん怖いけど、モラ夫はそうではなくても怖いんです。
小声で滑舌が悪くても、
「オマエは社会でまったく役に立ってないし友だちにも嫌われている」
と、ナイフのように胸をえぐるような暴言を放つんですよ。
いつも大声で怒鳴る男ではないからそこまでひどくない、と思われるのは残酷すぎます。
妻がモラハラで感じる恐怖はまわりに伝わりにくい
口汚くののしるわけでもなく、大声で怒鳴り散らすわけでもないのに妻を恐怖で支配するモラ夫。
とんでもないテクニックです。
ものごしがやわらかくて、ひかえめに見えるから、外ではモラハラするような人には見えない。
そんなに妻をつらい目にあわせるような人には見えないとみんながみんな言うんです。
分かりやすいDV行動はないのに、いつのまにか支配され虐げられて当然という奴隷のような立場に追い込まれている。
モラハラ被害者の絶望感・孤独感は深いです。
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