大学入試共通テストまで2週間という時期にコロナがついに我が家を襲う

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person holding covid sign
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たんたんとワクチンを接種し、基本的な感染対策はそこそこ行ってきた我が家。

近しい友人や親類までもコロナにかかったという話を聞いてジワジワせまってきてる感じはあっても、幸運なことに我が家ではだれもコロナにかからずにいました。

しかし、平和は突然に終わりを告げました。

仕事納めもせまった12月27日の夜、息子が発熱。

38度越えで、のども痛いと言います。

今年は下の子が受験生なので、一家3人ともインフルエンザ予防接種もしています。

小さいころからときどき熱を出す傾向がある息子ですが、とはいえ、これはいよいよコロナかインフルかどちらかだろうと覚悟しました。

翌朝28日、仕事を休んで朝から診てもらえる病院を探しました。

県のHPに載っているコロナの検査ができる発熱外来の病院に、近いところからかたっぱしに電話です。

「年内は終わりました」
「車がない方は予約ができません」
「早くて午後ですね」

車がある人は、待機も検査も車でできるから有利なんですね…。

4軒ほど電話してもなかなか見つからず、少し範囲を広げて電話し、やっと11時に診察してもらえる病院がありました。

徒歩20分ほどの距離…38度の熱で歩きも自転車もきつい。

発熱じゃタクシーもダメだし、本当はダメなんだろうけど、バス停3つの距離をバスに乗りました。

病院に着くと、裏のほうの自宅と思われる庭にキャンプのような大きなテントが張ってあり、そこでまずは抗原検査。

コロナとインフルエンザの両方を調べられるもので、これで陰性だった場合はPCR検査を行って検査結果は翌日出ることになるそう。

しかし、抗原検査でインフルは陰性、コロナ陽性と出てしまいました。

わたしたちはテントにいて、問診や検査する人、先生、薬剤師さんと、入れ替わり立ち替わりきてくれる感じです。

この時はもう熱は37度台に下がっていましたが、薬は解熱鎮痛剤や咳止めなど、いつも風邪のときに出るようなものでした。

診察代は約4000円で、薬はコロナ陽性判定のため無料でした。

さて、せまい団地住まいです。

入試を2週間後にひかえた子がいるのに、うつってしまったら最悪共通テストを受けることができません。

現在は高齢者や基礎疾患がある人しか入院やホテル療養は案内されず、基本的に自宅療養とのこと。

そこで、本人から保健所に電話をして、事情を話してホテル療養を希望しました。

「入れるのかどうかも分からないけど、早ければ翌日朝電話がきて、その午後からホテルに移送するお迎えがくる」
と言われたとのこと。

一晩同じ家で過ごすのも怖いので、悪いけど息子には元の家に行ってもらうことにしました。

元夫は他県に転勤してるので、ふだん誰も住んでないし、歩いて行ける距離なのでよかったです。

わたしはその間にホテル療養のしおりを読みこんで持ち物の準備。

洗濯はできないので7日分の着替えとタオル、アメニティはないのでバス洗面グッズの用意。

あとはお菓子やパンなど、持てるだけ持たせて、キャリーケースに詰めこみました。

そして、無事に翌日夕方お迎えがきてホテルへ入ることができました。

とてもきれいなホテルでWiFiもあり、3食出るのに自己負担額はなし。

1月4日まで年末年始がっつりホテル缶詰めはかわいそうだけど、団地で過ごすより何倍も快適だったと思います。

ホテルに入った日からは熱も下がってずっと元気で、おいしいお弁当を食べて大きなテレビで課金してまでゲームやライブを楽しんだそう。

いっぽうわたしと娘も、5日間は濃厚接触者として家から出ずに待機でした。

感染してるならできるだけ早く発症したほうが共通テストまでに回復してのぞめます。

どうなのよ?とハラハラしましたが、ラッキーなことに2人ともまったく体調は変わらず大丈夫でした。

このままあと7日、なるべくおとなしく過ごして、14、15日の共通テストでは凡ミスなく実力を出せたらいいなと願います。

全国の受験生のみなさんも、健康で入試の日をむかえ、これまでの努力の成果を発揮することができますように。

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