うちは上の子が男の子、下の子が女の子です。
現在は大学2年生と高校3年生になっていますが、どちらも理系です。
理系だと数学理科ができればいいのではないかと思われがちで、バリバリ文系だったわたしもそう思っていましたが。
中2ぐらいから、いろんなテストにおける問題文が複雑になってきて、なんならその問題文にちょっとひっかけがあるというか、読解力がないときびしくなってきます。
大学受験の指導の先生も、国語がとにかくだいじですとおっしゃってました。
息子はそのへん大丈夫でしたが、娘はかなり苦戦しています。
こと大学受験ともなると、現代文の問題は文章量も多く漢字や語彙も力がないとさらっと読んでも理解できなくて。
現代文なんて勉強しなくても点数が取れる教科だと思っていたのに、娘からまったくわからないと相談されても、すぐに成果が出る勉強法ってないから困っています。
ここにきて、数学で点数を取らなきゃいけない模試とかでも、問題文の読み取りに時間がかかっているというのです。
今さらどうしようもないよね。
娘は本を全然読まない子で、中学~高校で最後まで読んだ本は2冊ぐらい?
「ママ毎日絵本を読み聞かせしてあげてたのになんで本きらい?」
って聞いてみたら、
「おもしろくない絵本があった。好きな絵本は絵だけ見てた。」
だそうです…。
いっぽう、息子は小さいころから字を読むのが好きでした。
それはたぶん、3歳できかんしゃトーマスにハマり、5歳で仮面ライダーにハマり、6歳でポケモンにハマり…。
そういう激しい興味が図鑑やグッズの熟読へいざない、その流れで絵本や児童書なんかも読む子になったんだと思います。
マンガもアニメも大好きで、そのセリフの影響でむずかしい言葉も覚え、マンガを読むことで漢字もたくさん読めるようになっていました。
その後も、本があれば手に取って読んでみる、という習慣がつきましたね。
娘は小さいころからいろいろあきっぽくて、マンガも読まなかった。
マンガは意外と読むのがむずかしくて、ちゃんと年齢にあったマンガから慣れていかないと、コマをどう読み進めたらいいかわからないんですよね。
年齢にあった図書を与えているのに、下の子の特性で
「こっちを見たい!」
と、なんでもお兄ちゃんのをほしがるから基礎がつかなかったのか。
そういう上の子下の子の立場のちがいなのか、ただの性格のちがいなのか、それが国語力のちがいにつながったのでしょうか?
同じように育てたんですが。
そういえば、息子は小学1年生の時に読書感想文で特選だかなんだかの賞をもらいました。
夏休みの宿題で読書感想文があるのって地獄ですよね!
なんと13年前の8月31日に読書感想文を苦しんで書いた時のことを書いた当時のブログが残っていました。
賞をもらった読書感想文はハウツー本を参考にして書いたんです。
そんなの邪道だなんて思わず、子どもが小さいうちにこういう「コツ」や「型」を身につけると、あとあと本当にラクになりますよ。
ぜひ、便利な参考書は積極的に取り入れてください。
そして、小さいころから本を、文章を、ジャンルを問わずたくさん読むように育ててください。
うちはもう10年前にはもどれないので、まだ子どもが小さいには声を大にして言っておきます。
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