日本学生支援機構以外の給付型奨学金に応募しました

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4~5月で3つの奨学金へ応募

学び

来年度、大学のための奨学金の申込みが終わって、いったんホッとしています。

4月から給付型奨学金の申込みは3つ。

ひとつは日本学生支援機構の2023年度の予約申込みですね。

2つ目は、上の子(大学2年生)が学校で教えてもらったというキーエンス財団の「がんばれ!日本の大学生」というもの。

この奨学金は、30万円の給付金で、家計基準なし、4年制大学全学部対象で全国2000人対象という、たいへん募集間口の広いものです。

キーエンス財団の奨学金といえば、月8万円もの返済不要の奨学金を4年間出してくれる、超有名だけど超難関奨学金です。

しかし残念ながら一次選考で落ちてしまいました。

2020年からはじまったこの「がんばれ!日本の大学生」という一時金型給付奨学金なら、一次エントリーの段階では作文などは不要なので、とりあえず毎年応募はすべきですね。

そして3つ目。

それは下の子の高校で紹介してくれた奨学金の中から選択したひとつです。

地元企業の奨学金で、金額は高校生だと月2万円。

条件は、学業優秀・品行方正でありながら経済的理由により就学が困難であること。

目安としては保護者の合算年収が400万円程度となっていて、とくにひとり親家庭対象というわけではありません。

また、「日本学生支援機構等ほかの奨学金を受給していないこと」が条件ですが、「高等学校等就学支援金・高校生等奨学給付金」のみ併用可能です。(多くの奨学金がそうです)

子どもがこの奨学金のお知らせを持ってきたのは4月13日のことでした。

高校がちがうと奨学金応募の難易度もちがった

上の子は高校3年間給付奨学金をいただくことができました。

そこには学校からの多大なるご支援と、また子ども本人の自覚もそこそこありました。

上の子が1~2年の時にいただいた奨学金は、3ヶ月ごとの事務所に出向いての受け取り、半年ごとのレポート提出、年に一回の交流会がありましたが、その連絡や日程調整はすべて学校の事務室を通してやってくれました。

レポート提出は直接郵送でもかまわないけど、学校を通すと切手代がかからないから事務室に持ってきてねと言ってもらったそうです。

2年間の給付期間が終わると、「3年生ではこちらを応募してみてはどうか」という個別の案内までありました。

私立学校なので事務室がオフィスのように独立して広かったし、人員も多くてきめ細かい対応ができたのかもしれません。

それに対して、下の子です。

普通の公立高校だから、その費用すら払えないという家庭自体すくないだろうと思うんですけど。

1年生の時、コロナで入学式もなかったので、たくさんもらった入学にともなう書類の中で発見した奨学金の問い合わせを、電話でしてはみましたが…。

「すでに希望者が出てまして、3年生が優先ですのですみません。」
と言われて推薦してもらえず。

2年生の時は、子どもに
「奨学金のこと先生に聞いてね」
となんども言ったけど、うちが貧乏と知られるのが恥ずかしいのか、
「どう聞けばいいのかわからない」
とグズグズ言ってる間にうやむやになってしまいました。

そして3年生の時。

どういう風のふきまわしか、
「教室の後ろに必要な人は事務室にもらいにきてと書いてあったからもらってきた。」
と、募集している奨学金の資料を3つ持って帰ってきました。

ひとつは難関の似鳥奨学金、もうひとつは返済必要なものだったので却下して、返済不要の地元企業主催の奨学金を検討しようとすると、締め切りが当日になっています!

急いで学校に電話して応募したい意向を伝え、翌日書類を持たせるということになりました。

申請書に記入して、源泉徴収票をコピーして、そして役所は閉まった時間だったので住民票はコンビニへダッシュ。

マイナンバーカードをもっているとコンビニのマルチコピー機で住民票が取得できるので便利なんだけど、それも23時までなので要注意です。

子どもの話では
「すでに2人応募してるから先着ならムリじゃない?」
ということでしたが、後日担任から電話がかかってきたので、やはり3年生を優先で校内推薦してくれる方針のようです。

しかしこの後…。

申請書に書く「希望理由」欄をわたしが記入してしまっていたけど、「子ども本人が書かないといけない」と先生から指導が入ったそうで。

それだけでも面倒くさいと思ったのに文章の内容とかもいろいろダメ出しされたり苦労したようで、子どもは機嫌悪くなってしまいました。

公立高校にも事務室はあって、私が電話した時も事務室の方と話をして、すごく感じがよかったんですが。

実際は奨学金担当の先生というのがいて、それがたまたま厳しくて好きじゃない教科の先生だったらしいんです。

その先生から、放課後とかに何回も呼ばれて記入指導されて、というのがとにかく苦痛だったようで、
「わたしお兄ちゃんみたいにお金かかってないんだから、奨学金いらなくない?」
ってキレてました。

娘ちゃんゴメンよ~、となだめるしかなかったけど。

急にとばっちり喰らった上の子もかわいそう(笑)

これだけがんばったので、無事に受給決定されますようにと願っています。

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