自分だけダイエットするモラ夫と経済的DVのせいで太らない妻

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サラダ

高校生になった娘がどうやら友だちとダイエット宣言をしたらしい。

それはスナック菓子を禁止するというもの。
案外がんばれるもので、もう3ヶ月ぐらい続けています。

あくまでスナック菓子が禁止というだけで、チョコやグミやナッツはたくさん食べてますが…。

女の子にはよくある話だよねと思いながら、この子の父親であるモラ夫のダイエットエピソードを思い出しました。

モラ夫太り過ぎて腰やひざをいためる

モラ夫の食生活や行動を見ていると、いかにも太りやすい生活をしています。
しかももともと太りやすい体質らしくて、中年太りの体型になるのが早かった。

30代からよく腰を痛めていて、整骨院に行くと「体重を減らすように」って言われるそう。
その重量の負担に、腰やひざが悲鳴をあげてるんです。

なのに、なかなか治らないと、整骨院の腕が悪いせいだと言い、
「昔住んでいたあそこの整骨院では治ったから」
と、飛行機に乗ってまで行くとか言うので、もっと近くで代わりを探すよう必死に止めたことがあります。

モラ夫は自分の痛みには心身ともにとても敏感です。

モラ夫極端なダイエットをはじめる

モラ夫が単身赴任してたときのことです。

何がきっかけかは知らないけど、ダイエットを始めたらしく。
結婚して初めて、わたしから見てもわかるほどやせました。

ダイエット方法は、炭水化物をとらず野菜以外はほとんどガマンという生活にしたようです。
モラ夫にそんな忍耐力があったなんてと感心したものです。

そのころのモラ夫は単身赴任していて、妻子3人残る自宅にはたった10万円しか生活費をくれない生活。

わたしもパートで8万円ほどかせいではいたものの、住宅ローン以外はぜんぶやりくりしないといけないので食費をそうとう削らないとやっていけません。

モラ夫のダイエットとは無関係にリアルに肉を買うお金が足りなくて、子どもたちだけ肉、わたしは肉なしのおかずにしたこともありました。
「ママ、それだけ!?」
と子どもたちがビックリしてやんややんや言うので、すぐやめましたけど…。

食事節約のためおかわりできない量のごはんしかつくらないから、食材も少ししか買いません。
なのに単身赴任先から毎週帰ってくるモラ夫が
「冷蔵庫になにも入ってないじゃないか!」
と烈火のごとく怒るので、金曜日にはいつもは買わないような食材をたくさん買って冷蔵庫を埋めるようにしていました。

しかし、前ぶれもなく妻に説明もなく、急に極端なダイエットを始めたモラ夫。

モラ夫対策で週末だけ品数も量も増やした食事をつくっていたのに、目の前のモラ夫は野菜だけを食べてほかを食べません。

そのぶんをわたしに「食べて」と言ってきて、わたしと子どもたちでおかわりして食べることになります。
そしてその光景は「自宅ではなに不自由なくおなかいっぱい食べている妻子」とモラ夫の脳内にインプットされてしまいます。

「食べないからしばらくたくさん買わなくていい、つくらなくていい」
と言ってくれればいいのに!

「今日のこのおかずの量なら、モラ夫のいない月火の2日分にまわせるのに…。」
そんなふうに、このころはとにかく数千円の食費にハラハラソワソワモヤモヤしていました。

だからといって、どうせ食べないから買わないつくらないなんて、そんなこと怖くてできませんよ。

お金の不安がある生活って本当にストレスなのに、そこにモラハラ人間の圧まで加わるなんてね。

フードコートに野菜のタッパを持参

モラ夫はとにかく家族で出かけることが大好きです。

モラ夫ダイエット中も、たまった家事をしたりゆっくり録画したドラマでも見たいわたしも連れ出され、なにもすることがないショッピングモールへ連れて行かれます。

ごはんを食べることになると、モラ夫はダイエット中だからみんなそれぞれ好きなのを食べれるようにとフードコートを選びました。

千円を渡され、「好きなものを買っておいで」と言われるけど、モラ夫は買わないというのに千円使い切るようなモノなんて買えるわけない。

子どもはまだ小さくてハンバーガーとかうどんとかのキッズセットを買うもんだから、ますます高いものなんて選べません。

モラ夫はというと、なんと家でレタスとトマトをタッパーにつめてきて持参したものを取り出しています。

安いキッズセットランチの子どもたち、自宅から持参したサラダのモラ夫。
そんな中ひとりでペッパーランチのジュージュー肉なんて食べられるわけありません。

しかたなく、500円もしない質素なかけうどんを買い、おつりをモラ夫に返すのが週末のフードコートでの恒例になりました。

ダイエットはいつのまにか終了

モラ夫は何かに興味をもつともすごくハマってそればかりになり、だからといって長続きはせずに急にマイブームが終わります。

ましてや食欲と戦わないといけないダイエットですから、また、周囲にも「やせたね」と言われるほど成果が出たダイエットなので、いつものマイブームのように2~3ヶ月で終了しました。

もちろん、リバウンドはすごいし、そもそも自分にあまい性格で太りやすい体質だから、やせている姿を見たのはそのときだけでした。

モラ夫がやせてようが太ってようがどうでもいいけど、これみよがしなダイエットアピールが経済的DVと組み合わさることによって新たなモラハラが発生していたので、終わってくれて本当によかったです。

ダイエット中はお腹が空いてイライラしてることもあれば、やたらとゴキゲンなときもありました。

「慣れるとお腹空かないよ!」
「腰痛が治るし、体調もよくなるよ!」
「ぜったいやったほうがいいよ!オススメ!」

と、テンション高くわたしに同じようなダイエットをすすめてきたりして。

いや、わたし太ってないし。

経済的DVを受けているモラレ妻は太りませんよ?

実際、モラハラ対策セミナーに参加していた女性はみんなやせていました。
これはモラハラあるあるのひとつだと言えるでしょう。

別居して婚姻費用をしっかりいただいてる今は、好きなもの食べられるしストレスがないから5キロ太りましたけどね(笑)

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