【モラ夫あるある】モラ夫は友だちがいない。まして妻とまともな人間関係を築けるわけがない

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モラ夫には友だちがいません。

もちろん、すこぶる外ヅラがいいモラ夫だから、
一応スマホに連絡先が入ってるぐらいの知人レベルの友人はそれなりにいます。

でも、対等な関係の親友がいるかというと……?

friends

こらえ性がないモラ夫だから友人関係の構築は困難

自分が一般民衆を超越した尊大な人間と思いこんでるモラ夫は、友人とのバカ話ができません。

モラ夫の気分がいい時には楽しく合わせることもできるようだけど、
ちょっとでもオレ的にひっかかることがあれば、あとあとまでネチネチと根に持ちます。

モラ夫がテニスサークルに入っていた時のことです。
最初はペアを組んだ人と急激に仲よくなっていました。
そんな毎回必要? ってくらい、
特別感のあるお菓子とかを渡したり、ダブルスの試合にも出れるようになったと話したり、とてもうれしそうでした。

だけど、相手がちょっとアドバイスをしたことを
「上から」言ってきたと一方的に受け取ったモラ夫は気分を害し、
あっさりサークルをやめてしまいました。

出かけて行った朝までは楽しげにしていたのに、
同じ日の夜には相手の悪口をこれでもかというくらい聞かされ、
その極端さにわたしはウンザリしました。

たぶんモラ夫は、友だちと衝突したり譲歩したりしながら信頼関係をつくり、
人間の「幅」というものを理解し許し合うという経験を積まないままオッサンになったんでしょう。

いや、友情を築く経験をするチャンスはいくらでもあったのに、
自己愛が強いモラ夫はこらえ性がないから、
少しの衝突(モラ夫が一方的に攻撃されたと受け取っている可能性もある)も乗りこえる努力をせず、
その都度人間関係を断つという選択をしてきたんでしょう。

損か得か、勝ちか負けか、優か劣か、上か下か。

モラ夫にとってはそういう価値観しかなく、自分が常に優位じゃないと気がすまないから、
気のおけない友だちが一人もできないんですね。

まのあたりにしたモラ夫の友だちが消える瞬間

イヤな思い出があります。

妊娠中に、大学の友だち夫婦の家に遊びに行こうと言い出しました。

モラ夫はその友だちと数年ぶりに連絡を取る機会があり、結婚を報告すると、ぜひ奥さんに会いたいと言ってると。

わたしはお腹も大きくなっていたので長い移動はつらいのに、なぜかこちらが出向くことになっていました。
他県だから車で2時間かかるところです。

モラ夫は、久しぶりに会う友だちだからちゃんとしたお土産を買わないと失礼と言い、わざわざデパートに買物にいきました。

妊娠中の長時間ドライブは、トイレも近いしお腹や腰が重くてしんどかったけど、友だちに会うのがうれしいんだろうと思ってました。

だけど、ナビを見ながらやっと家にたどりつくと、奥さんが出てきて「夫は仕事で夜しか帰らない」と言うではありませんか!

モラ夫はたいして動揺を見せず、こだわって選んだ手土産を奥さんに渡し、よろしく伝えてと言ってその家をあとにしました。

帰宅すると、モラ夫は今日すっぽかされた友人の年賀状を引っ張り出して、ビリビリに破いて捨てました。

わたしは、どちらかが約束の日をまちがえていたんじゃないかとなだめてみたりしたけど、モラ夫は激怒。
「やっぱりな! そういうヤツなんだよ!!」
と怒っているので、この時は約束をすっぽかされたモラ夫をかわいそうに思いました。

モラ夫は妻の友人関係がおもしろくない

つき合い始めたころや、結婚する前後って、お互いの友だちに会わせたりしますよね。

そのころはモラ夫の友だちにも何人も紹介してもらったから、友人が少ないとは気づきませんでした。

仕事関係で知り合ったというモラ夫の友人の何人かにわたしも会ったことがあります。

モラ夫の友人は、おだやかで感じのいい人ばかりだったけど、不思議なことにそのうちモラ夫が
「アイツに○○と言われた。バカにすんなって!」
と文句を言い出し絶縁。
もちろん、バカにしたというほどのことじゃない案件ばかりです。

さすがにモラ夫にも原因があるんじゃないかと疑ったけど、なにぶんモラハラというものを知らなかったので、
モラ夫に古いつきあいの友人が一人もいないことをそこまで疑問には感じていませんでした。

でも、あとになって思い返すと、モラ夫と友人はさんづけで敬語の関係ばかり。
知り会って日が浅い職場や取引先の人などが多くて、モラ夫の外ヅラのよさしか知らない人ばかりでした。

学生のころからの友だちなんて一人もいなかったし、ましてや地元の友だちもいませんでした。

モラ夫は友だちができても長続きしないんだろうなと気づいたのはだいぶ後になってからです。

いっぽう、わたしは元来は毒舌キャラだけど情が厚いから、数は多くないけど長くつき合っている友だちがいます。

モラ夫はわたしと友だちのぶっちゃけトークが見苦しいと言い、
オマエは本当は嫌われてると言い、
そんなオマエの調子に合わせてつき合える相手もどうかと思うと意見してきました。

モラ夫は、自分では構築できない雰囲気の友人関係をもっている妻をねたんでるんでしょうね。

でも、そんな自分の醜い考えを認めたくないなら、
「オマエの態度はまちがってるし友人にも嫌われてるのに合わせてもらってるんだよ」と
妻に勧告しあわれむことで、友だちが少ない自分を正当化してるんでしょう。

モラ夫は人との距離感がおかしい

モラ夫は人との距離の取り方がおかしいフシがあります。

特徴的なのが、とにかくプレゼントをするということ。

このギフトのあげ方というのが、つきあいの度合いとのバランスがおかしいというか、
それだけの人にここまでのモノをあげる? ということがよくありました。

過分な贈答品に困惑する人もいるけど、たいていは感激してくれるので、
感謝されること・評価されることが好物なモラ夫は満たされるようです。

そして、モラ夫には無償の愛という概念がないので、
「あんなにしてやったのに」
という、一方的な裏切られ感をつのらせて急に絶縁するんでしょうね。

結婚を考えている彼がもしかしてモラハラではないかと疑ってるあなた。

モラ夫には、長~くつきあっている、対等でいい雰囲気の友だちがいますか?

仕事や趣味関係の知り合いしかいないとか、上下関係のあるイエスマンでまわりを固めているとか、
もしモラ夫にそういう人間関係しか見えないのであれば、
あなたとの関係もパワーバランスがおかしくないか、冷静に見つめなおしてくださいね。

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