自己愛性パーソナリティ障害?小室圭さんの長文とモラ夫にある共通点にザワザワする

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文書

眞子様との結婚が延期になった状態の小室圭さんが、ついに母親の金銭トラブルについての言い分を発表しました。

それがまあ、長いのなんのって。
A4用紙に28枚で6万字もあるとか?

全文読みましたけど、読み進めて早い段階からモラ夫の手法と同じにおいがして気持ちが悪くなりました。
胸がザワザワして、のどの奥がつかえたようになるモラハラの後遺症が出ました。

といっても、わたしはさんざんモラ夫のおかしな主張を、
「そういう見方もあるのか」と発見するような感覚で受け入れたり、
「ん?でも疑問はあとで聞こう」といったん流しているうちに突き詰める機会を失ったりして、なんとなく承諾したというふうにされてきた人です。

それに、週刊誌に書かれていることは真実とは限らないと知っているし、ものごとを語る時に一方の見解だけをうのみにするべきではないということもわかっています。

だから、小室文書に何度も書かれているように、母親の元婚約者が400万円を当初は返さなくていいと言ったのは事実かもしれないし、それを「なんで今さら」と困惑しているのも本当かもしれません。

よって、「借りたかもらったかはどっちでもいいとして400万円を返せばいいのに」という世論に同意とか異論とかは述べません。

ただただ、15年もモラ夫と同居してモラハラを受け続け、別居後はおもに弁護士を通してモラハラ書簡(もれなく長文)を読まされ続けたわたしが感じた印象を話したいと思います。

都合のいい言葉を頻出させてマインドコントロール

元婚約者の方は「返してもらうつもりはなかったんだ」とおっしゃった、という文章がたびたび出てきます。

注釈も多数用いた実に丁寧な文書であるため、元婚約者の方の話し言葉をそのままに「返してもらうつもりはなかったんだ」と表記している理由も説明してはあるのですが。

それにしても、「返してもらうつもりはなかったんだ」という文字列が23回も出てくるのです。
カウントツールを使って数えました(笑)

そのため、何度もカギカッコつきの口語体で視覚に訴えつつ、読みながらこの言葉が想像上の中年男性の声で脳内再生されてくるほどのインパクトがあります。

この部分は録音もしているそうですが、たくさんの言葉で会話を重ね、その前後にはいろいろなやりとりがあったであろう中でのひとことに過ぎないかもしれないですよね。

ふつうに考えればあたりまえのことです。

それなのに、自分にとって都合がいい、自分にとって得になる部分だけを抜粋し、くり返し強調して示している可能性はないのでしょうか。サブリミナル効果…!!

これはマインドコントロールというか洗脳というか、「嘘でも曖昧なことでも言い続ければ本当になる」がモットーのモラ夫の手法にそっくりです。

自分の非を極小サイズで認めておいて相手の落ち度をしつこく指摘

「自分は悪くない」と考えるタイプの人間が書いているな、ということは、この文書を読んだらだれもが感じるでしょう。

だけど、なんとなく論理的で「悪くないという理由」がしっかり説明されていることもあり、なるほど言い分はこうなのだなと納得することもできます。

それはなぜかというと、
お金をもらうのは悪いと思った・お言葉のままに受け取りすぎてしまった・清算を申し出たが断られた・対立はのぞんでいない
などの言葉で、「あくまでもお金をこちらから要求したわけではなく、返そうという意思はある」とちょくちょく文章に登場してくるからです。

自分の非はぜったい認めないと思われがちなモラハラ人間でも、ちっちゃく謝って大きなメリットを得るというテクニックはよく使うんですよ。

うちのモラ夫も、わたしが家を出たとき、
「仕事のストレスや災害のPTSDのせいで(言い訳)つらくあたったこともあり悪かった」
とは言いましたが、
「それに対する仕打ちがだまって子ども連れて家を出て弁護士入れて離婚を要求するとかあまりにも乱暴すぎるのではないか」
と声高に訴えました。

「自分は悪くない」という怒りとも思える強い感情が全体的ににじみ出しているのに、ちょいちょい出てくる「自分も悪いんですがね」的な謙虚ポーズでごまかそうとしている感じがするのです。

このさじ加減やモラ夫の演技力、日ごろの外ヅラのよさで、「あちらも反省していることだし…」とだまされてしまう人が続出するんですよね。(調停員とかね)

純粋な想いが語られずハートが伝わってこない

「私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません。」という一文があります。

よって、前提としては小室さんの眞子様に対する気持ちは変わらないはずです。

ただ、文書の冒頭で、今回は金銭トラブルの件についての説明なので、眞子様との結婚については書きませんとお断りはあります。

だから「愛する眞子様とどうしても結婚したいんです!二人を認めてください!」という青くさいラブレターになってないのは当然のことです。

とはいっても、恋愛時代から結婚前の期間って、相手が好きで好きでたまらないころだから、そういう情熱があふれ出てしまうものではないのかな。

現天皇陛下様は、ご結婚の際に国民の前で現皇后様を「全力でお守りします」とおっしゃいました。
あの言葉は、多くの国民の心を打ちました。
皇室の方のご結婚でも、「愛」なんだな、同じ人間なんだなと感動したものです。

小室文書では、「借金ではない、証拠もある、だから返さないし解決金として払ったとしても借金だったと思われるのは耐えられない」ということを主張しているだけ。
はっきりと名誉を守りたいと言ってますし。

愛する人を守るために、プライドを捨ててお金をかけてでも解決しようという情熱が伝わってこないというか全くないんですよね。

うちのモラ夫も、わたしを愛してるから失いたくないという言葉はいっさい聞いてないです。
だって自己愛性パーソナリティ障害って人を愛することができないから、このへんは正直なのかな。
弁護士さんと親から、「生涯ルカさん以外考えられないと言ってた」とは聞きましたが、それはこんなにモラレてもへたらなかった丈夫な女はそうそう見つからないからという意味でしょう。

小室文書からは、人としておそろしいほどの冷たさを感じて、結婚なんかすべきではないと個人的には言いたくなるのです。

お金とのつき合い方を見ることは危険人物と関わらない一法

浪費家、節約家、人にはタイプがいろいろありますが。
無償でお金をもらって平気な人ってこわいなと思います。

極端にいえば、浪費家だけど人のためにもお金を使える人や、節約家だけど人のためにはお金を使える人は人情があるからつき合える。

でも、浪費家だけど人にはケチとか、節約家だし人のためになんてお金を出せないって人は冷たいなと思う。

だから、貸してとかちょうだいとか平気で言う人は論外。
そういう人はどんどんつけ上がって、「お金出してあたりまえ・出さないあなたがひどい」という構図にもっていくことがある。

そしてそれは、精神をマインドコントロールして上下関係を築いていくモラハラ人間によく見られる特徴でもあるから、人を見るときにお金とのつき合い方を見ることは危険人物に近づかないひとつの方法だと思います。

コメント

  1. リツヨ より:

    ルカさん、こんにちは。
    小室文書を全文、気持ち悪くなりながらも読んだのですね?!凄い・・・
    私は2枚目で見えなくなりました。あ、老眼か(笑)

    確かに、モラハラ夫は「言ったことは認めるけど、2時間の説教ではなく30分だ」とか訳のわからない事を言いますよね。(実体験)
    小室さんも素質アリ、、、ですかね・・・。
    この文書を出してプラスになったんでしょうか・・・?

    • ルカ より:

      リツヨさん、

      全部読みませんでしたか!ふつう読む気失せますよね。

      なんでよけい印象悪くなるだろうに長文書かずにいられないのか不思議ですが、とにかく自分の言い分をくまなく言い切ってしまわないと気がすまないんでしょうね。
      そのへんがモラ夫とそっくりでゾッとします。
      まわりが見えてないんですよ…。

      眞子様、もしも結婚したら泣く目にあわされるのは目に見えてます。
      というか皇室の、日本の問題になるわけだからそれどころではないですが、まずは一人の女性として不幸になってほしくないですよ。

      • リツヨ より:

        やっぱり出ました!「お金、支払います」
        あれだけ名誉の為、お金は支払わないと散々言っていたのに、文書公開後数日でコロッと言う事が変わる・・・。
        モラハラ典型ですね。
        それに都合の悪い事などを忘れるのも特徴で、そういうのを「暗点」というそうですよ。(勉強)
        ネットでいろんなコラムを見てて、弁護士や心理学者などもルカさんと同意見でした。
        ルカさん、分析力流石です!
        私は小室文書、8ページでギブしました。気持ち悪い・・・

        • ルカ より:

          リツヨさん、

          「暗転」というのですね!

          急に解決金を払いますってほんと意味不明ですよね。
          だけど、自分の中では理屈が通ってると思いこんでるのがゾッとしますが、
          モラハラ被害者にとってはよくある光景ですね。

          ネットで見るかぎり
          全国民の小室文書への嫌悪感・恐怖感はすごいですが。

          モラハラ被害者は、日々家庭という密室で、
          毎日こんな文書を突きつけられているようなものだと知ったら同情してくれるでしょうか。

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