【モラトーーク!】第1回モラれ妻対談・40代子ども3人のミナミさん

この記事は約11分で読めます。
記事内に広告が含まれています。

モラトーーク!について

いつもモラデイズをごらんいただきありがとうございます。

モラデイズでは、今はモラ夫と別居して平和な生活をしているわたしが、
モラハラ生活で毎日どん底の気分だったときにネットに情報を求めていた気持ちを忘れず、
❝あのときのわたしが読みたかった情報を発信したい❞をモットーに運営しています。

そしてあのころを振り返ると、

少しでも自分の境遇(年齢や家族構成や収入など)に似ている人を参考にしたくて
たくさんたくさん検索していたことを思い出します。

そこで、このブログでバリエーションのあるモラサンプルを紹介していけたらと思い、
わたしのモラ友に協力をお願いし、対談記事として発表できることになりました!

カフェでトーク

第1回モラトーーク! 対談相手の紹介

ミナミさん・40代前半
子どもは高1・小6・小3 の3人
モラ夫は自営業で高収入
別居2年(モラ夫が勝手に出て行った)
現在離婚裁判中

それでは、モラトーーク!始まりま~す。

ルカ
ルカ

ミナミさんとはJoeさんの勉強会で知り合ったよね。

ミナミ
ミナミ

うんうん、はじめて会った日にお店に寄って3時間ぐらいしゃべったよね~。

ルカ
ルカ

あの頃は、わたしはまだモラ夫の夜モラと金銭的DVにすごい苦しんでて、ミナミさんは実家に子ども連れて帰るという形で別居だった。

ものすごくうらやましかったんだよね~。

ミナミ
ミナミ

モラ夫にどうしてこんなに苦しめられるんだろうと悩んでたのがモラハラだと気づいて、モラ夫にモラハラが耐えられないって訴えたら、治すって言ってきたのよね。
で、どこの病院でどんな診断や治療受けたとか言わず、もちろん診断書もなく、「モラハラは治ったって言われた。言われたとおりに努力したのにそれでも許さないオマエはどうなの?」とあらたなモラハラに発展した(苦笑)

 

で、その後どうにも耐えられずに1年近く実家に帰ってたからね。

でもみんなが止めたのに、モラ夫が不倫をやめるとか生活費を渡すとかいう言葉にだまされて戻ってしまった…。

ルカ
ルカ

そう、みんなが罠だよ!って止めたのにね。
でもわかる。

モラ夫は口がうまいし、いい条件出されたら今度こそはなんとかやれるかもって思っちゃうもん。

ミナミ
ミナミ

で、案の定、すぐにモラハラ言動再発して、お金も減らされた。カードも使えなくされて。

 

あの頃いつもルカさんと「子どもの塾代を出してって言えない」とか言い合って、胃が痛い毎日だったよね。

なのにうちのモラ夫は勝手に車買ったりやりたい放題!

ルカ
ルカ

あー、ミナミさんちはもう、サラリーマンモラ夫のうちとは違ってケタ違いに稼いでる自営モラ夫だからね。

クラシックカーにポルシェにワーゲンにレクサスだっけ? 何台買うんだって話よ。こんな知り合い他にいないわ。

ミナミ
ミナミ

しかもまた不倫して、再同居から1年もたたずに家に帰ってこなくなったと思ったら住民票1人で移してたし!
その住所がうちよりいいマンションでマジ腹立ったわー。それから帰ってこなくなったし。

ルカ
ルカ

ほんとビックリしたよね! しかもさ、シングルマザーと不倫して子どもまで産ませて。
最初の別居の前も不倫してたんだよね? 堂々と離婚と慰謝料請求できるじゃんって思ったよ。

 

だけど、不倫の慰謝料ってどうしたんだっけ?
証拠おさえるために探偵にも依頼してたよね、あれは有効だったっけ?

ミナミ
ミナミ

クリスマスに女のところに行ってる写真は取れたけどね。50万円かかった。

不貞してるというのが確実で、この日なら会いに行くって日を指定して探偵を雇わないとズルズル高くなるのよ。
だからモラ夫に知られてない車を借りて尾行するとか、GPSつけるのを先にやるのがオススメ。

 

モラ夫は最初は慰謝料として軽自動車を購入するとか言ってたけど、調停に移行したとたんに

「不貞が理由ではない。婚姻生活は破綻していたから慰謝料も払わない」って言ってきたよ。

ルカ
ルカ

モラハラの典型的なパターンだね! 好条件をチラつかせて言うこと聞かせようとして、そのステージが過ぎたら手の平返すって。

 

それにしても不倫を何回もするって。モラ夫はやっぱり性欲強かった?

ミナミ
ミナミ

嘘ついてピンサロ行ったりとか不倫したりとか外でも発散してたからわたしに夜モラ強要は少なかったけど、それでも断ったりすると

「妻が夫にこたえるのは当たり前」

「次は男の子もほしいからオマエがしないなら他の人に産んでもらうまでだね」とか言われて泣いてたな~。

ルカ
ルカ

やっぱりモラ夫は性欲が強いのはまちがいないみたいだね~。
さらにミナミさんとこみたいにお金もってるモラハラ男ならまさにやりたい放題だ。

 

でもさ、お金あるくせに妻に出すのはしぶるのをどうにかせいって思うよね。子どもが私立高校に入学して、まだまだ下の子たちもこれからお金かかるよね。

ミナミ
ミナミ

ほんとに。もともと、子どもが「パパがお金の心配いらないっていうから私立がいい」って言うから決めたのに。
フタをあければ、「婚姻費用の中から払ってください」だもんね。モラ夫に弁護士ついてるのにそういう主張。
だったら公立にしたのに。

子どもの前でだけ、まるで自分が高校の学費払うみたいな言い方するのやめてほしい。

ルカ
ルカ

モラ夫あるあるだわ…。
うちも、再三にわたって弁護士さんから「私立高校になったので学費の援助をお願いします」って言ってもらったのに完全スルーだもん。

 

なのに、下の子の受験のときも塾はあそこにしろとか口だけは出す。なんなの、あれ?

ミナミ
ミナミ

でも、小学生の就学援助と私立高校の援助もけっこうもらえたから助かってる。
離婚成立してなくても別居だったら申請が通るからほんと助かるよね。

  

こういうこと、お金のことで別居できないと心配してる人に教えたい。

ルカ
ルカ

そうだよね。モラ夫の収入だと支援金のたぐいはもらえないとあきらめてたことが、ちょっと市役所とかで相談するだけでパッと道が開けたりしたよね。

  

ところで、ミナミさんはいま婚姻費用はもらえてるんだっけ?

ミナミ
ミナミ

うん、わたしから婚姻費用請求調停を起こしたからね。

  

モラ夫は不倫相手と結婚したいから、子ども3人で養育費30万円払うから離婚してくれってずっと言ってたけど、どうせ払わないだろうと離婚を拒否し続けてたら向こうが離婚調停起こしてきたから。

  

だからわたしからは婚姻費用請求調停を起こした。

ルカ
ルカ

自営モラ夫が口約束で決めたお金なんて、あとで収入ごまかして払えなくなったとか言うに決まってるからね。

  

いろいろクリアになってないのに離婚承諾したら終わりだから、ここは承服できないと言っとかないとだよね。

ミナミ
ミナミ

でもさ、婚姻費用請求の調停で、

「算定表で金額を決めるから源泉徴収票を出してください」って何度言ってもモラ夫は出さないからね~。

  

あまりにもかたくなに出さないから、弁護士さんも調停員もあきれて、結局不成立で審判になったけど、裁判官も怒ってたからね。

  

でもなんだかんだで「モラ夫が納得して払う額であなたも歩み寄って」みたいに言われて26万円になったから、モラ夫のゴネ勝ちじゃんって思う…。

  

婚姻費用の金額を低く主張する理由が、

「あなたがフルタイムで働いたら○○円収入があるはずだから」ってまったくのタラレバ理論で計算しろと。
自分の源泉徴収は出さないのによくそんなめちゃくちゃなこと言えるなって。それで通すあっちの弁護士も弁護士だよ。

  

さすがに、「今の内縁の妻と連れ子の養育費もかかるので…」というのはそんなん関係ないって一蹴されてたけど、内縁の妻との間の子は認知してるし養育費がかかるっていうのは考慮されるらしい。

ルカ
ルカ

そんなバカな!

って、それでもアンタめちゃくちゃ稼いでるくせに、もっと払えって!

ミナミさんはまだ子ども小さいから仕事もフルでできないんだからさぁ。

  

しかも、元の家は出ていけって言われて引っ越しさせられたでしょ?

1ヶ月以内に他を見つけてくださいって子ども3人いるのに勝手な。

しかも引っ越し代は50万円しか出さなかったし、車も買ってくれなかったから今は自分でローンを組んで軽自動車…(涙)

ミナミ
ミナミ

アイツこないだ子どもたちの面会の帰りに送ってきた車見たら、また知らない車だったからね!

ルカ
ルカ

また買ったの…!?

で、今どういう状態なんだっけ? 長引きすぎて忘れたよ(笑)

ミナミ
ミナミ

今? 離婚裁判中(笑)
離婚調停が成立しなかったから、モラ夫はあきらめずに裁判起こしてきた。

ルカ
ルカ

・・・。

モラハラで妻を傷つけて、不倫して勝手に妻子置いて出ていって子どもつくって、離婚してくださいって裁判!?

なぜモラ夫から離婚請求できる?

ミナミ
ミナミ

ほんとオマエが言うかって感じ。

「ふつうは他の相手と結婚したいなら多額のお金を払って離婚してくださいなのに、あの人は離婚したい、お金は払いたくないですからね~」って、弁護士さんも言う。

  

しかもモラ夫が必要な資料を出さないとか話が錯綜したりとかで進まないから、さすがに裁判所もウンザリしてるのがわかる。

  

財産分与も100万円ぐらいしかない通帳の残高出してきて。他に移動してるのバレバレだけど調べようがない。

ルカ
ルカ

あー、だよね。わたしも、あまりにもモラ夫が論点ではないことを細かく言ってくるから弁護士さんメンドくさそうなの感じた…。


弁護士も裁判所もモラハラ案件はイヤだろうと思うよ。

財産分与もまったく同じだわ。そんな残高のわけないだろ!ってね。

でもミナミさんとこは年商億越えの社長なのに財産かくしがエグすぎるよ。

  

まだ裁判中だから不安なのはあたりまえだけど、モラ夫と離れたことはよかったと思ってる?

ミナミ
ミナミ

そりゃもう全然よかった!


あのままいっしょにいたら、ぜったいに病気になってたよ。


調停だ、裁判だとヘビーに見えるかもしれないけど、モラ夫といっしょの生活とは比較にならないほど幸せ!

ルカ
ルカ

ほんとそれ。お金の心配はあるけど、モラ夫といるほうがよっぽど密室の中でお金の嫌がらせされ続けるからね。


もちろん、精神的なDVもあるわけだし。一度離れたらどんなに異常な毎日だったか思い知らされるよね。

  

最後に、モラハラに悩んでる読者さんに伝えたいことをお願いします!

ミナミ
ミナミ

自分がそうだったけど、モラハラを知る前は洗脳されてるから、本当のつらさはたぶん感じてなかった。


でも、これを読んでる人は、モラハラされてると知ってるってことだから、知ってて同居はきついと思う。
モラハラを知ってしまったのに、そこから出られないと思いこんでしまってる状態が一定期間(あるいは一生)あると思うけど、そのときがいちばんきついよ。
だから心身が限界になる前になんとか逃げてほしい。


逃げられないと思いこんでるだけでぜったい逃げられるし、逃げさえすればなんとかなるし、どんな生活でもモラ夫といっしょより幸せになれる!

ルカ
ルカ

同意同意!


「この人生に出口なんてない」ってモラ夫にマインドコントロールされてたけど、離れてみるとモラハラの異常な世界がどれほどのことかってわかるよね。


もう一生モラハラな人と関わりたくないもんね!

対談内で出てきた話題の関連記事はこちら ↓

ミナミさんとの対談を終えて

最初の対談相手にしては濃すぎました(笑)

これでも誇張はいっさいなく、むしろかなり端折って書いてるにすぎず、信じられないくらいのゲスな事実はもっとあるんです。

みなさんもミナミさんの体験談からいろいろと学ぶところがあったと思いますが、注目点は、とにかく今ミナミさんが「モラ夫といたときより幸せ」って言いきってるところですね。

婚姻費用はじゅうぶんもらえてるとはいえ(それでもモラ夫の本当の収入からすると少なすぎ)、なぜか離婚裁判まで起こされてる状況でさえ別居して幸せと思えてるんだから、どんだけモラハラ生活が苦しいかってことですよね。

夫になにを言っても結局自分が悪いって結論にさせられて、いつも泣いている。
どうしてこんなにつらいんだろうという期間を経ての、モラハラを知ってからの絶望と苦悩。
「モラハラとわかった、でも自分に自信がなくて離れられない」と思い悩み、
Joeメソッドもなかなかうまくいかない日々がいちばん救いがないようでつらかった

と、ミナミさんは言います。

ミナミさんのように自営モラ夫だと、お金をごまかされたりして正当なお金をもらうのはむずかしいところもあるけど、生活に困らないぐらいはぜったいにもらえます。

そして、ミナミさんは最初にモラ夫から離婚調停を起こされたときは弁護士なしでのぞんでたけど、婚姻費用請求調停を起こす際には弁護士に依頼してます。モラ夫相手には弁護士なしにはムリってこともよくわかる例です。

また、モラ夫にあなたはモラハラだって言ってもなんのプラスにもならなかったということも実証されてますね。

ルカ
ルカ

貴重な体験をシェアしてくれたミナミさん、ありがとうございました!

ミナミさんに質問があったり感想をお寄せくださる場合は、コメント欄やお問い合せからお願いします。

コメント

  1. 板チョコ最中 より:

    興味深く対談を拝見しました。
    私も弁護士さん立会いの下、子供二人を連れて別居しましたが、後程未成年連れ去り事件として訴えられました。
    やはりモラハラをする男性は似たような行動パターンに出ますよね。正当性を異常なほど主張します。
    私も相当濃い経験をしています。いつかこういった場、もしくは個人的にでも、お話させて戴きたいなと思います。

    • ルカ より:

      板チョコ最中さん。

      「未成年連れ去り事件として訴える」モラ夫あるあるですね。
      とくに10歳未満の子どもの場合は子ども自身の意思表示が未熟だからとか言いそうです。
      こちらは第三者へ淡々と事実を明らかにしていくだけです。どちらが被害者なのかは明白ですから!

      対談いいですね!サンプルは多いほうがみんなのメリットになります。
      その際には個別にメールさせていただきますね^^

error: Content is protected !!