コロナ元年に受験生で、まだリモート授業が多かった年に大学入学した上の子。
あれからあっというまに4年経ち、今月で無事に卒業を迎えます。
私立大学の理系学部に入学することになり、モラ夫が怒って学費を出さず、かわりに離婚してやるからひとり親の支援を受けてくれと投げ出されて不安でいっぱいだった4年前。
結論からいえば、なんとかなりました。なんとかしました。
自分の人生もそうだし、子どもの人生ならもっと予定どおりいくとは限りません。
まわりでも、入学してからも「留年した」「中退した」って声は何人も聞きました。
うちの子は、留年もせず、4年の前期には単位取得は完了して、まだスムーズにいけたほうだとは思います。
ただし、就職は決まっていません…!!
そのことはおいといて、大学への学費支払は1人分終了したので、うれしくてうれしくて、お金の計算が趣味のわたしはさっそく集計してみましたよ。
シンママで大学へ行かせるにはいくら貯金しておけばいいのか?
一例として参考にしてもらえれば幸いです。
まず、授業料減免してもらって大学へ支払った金額の合計は3,686,640円。
日本学生支援機構からの給付奨学金の合計が1,394,400円。
実質の負担額は2,292,240円でした。
1年学費(1/3免除) 1,336,010 | 給付奨学金 |
2年学費(全額免除) 938,910 | 1年~2年前期 230,400(12,800×18月) |
3年学費(全額免除) 705,610 | 2年後期~4年 1,164,000(38,800×30月) |
4年学費(全額免除) 706,110 | |
支払合計 3,686,640 | 支給合計 1,394,400 |
4年間で約230万円。
国立大学とほぼ同じという感じですね。
チャリ通でしたから、交通費もかかりませんでしたし。
国の制度で本来は580万円かかるはずが半額以下ですんだのは本当にありがたいこと。
しかしながら、公正証書ではわたしの負担分は100万円であって、残りの130万円はモラ夫が払うことになってたんですけどね。
モラハラ人間は平気で約束をやぶるんですね。
130万円のために弁護士に頼んでも経費がかかって手取りが減りすぎるから、そこまでしないだろうという計算なんでしょう。
思惑通り、お金も時間もかかる、かといって弁護士なしで自分で回収するのは手間と精神の疲弊が大きすぎる、そう判断して早々にわたしはあきらめました。
自分の子どもにかかるお金なのに、130万円もふみ倒しておいて、よく子どもに会えるなと思いますが、なるべくお金のことは思い出さないようにしてます。
ちなみに、わたしは大学生になる前年までに離婚が成立しておらず、所得基準において入学すぐから満額の支援を受けられませんでした。
授業料免除と給付奨学金が満額受けられるようになったのは、2年の後期から。
もし、入学すぐから満額基準だった場合を試算してみると、あと約132万円負担が少なくてすみ、手出しは約96万円の計算です。
まあ過ぎたことはもういいですけど、問題は卒業はしたものの就職が決まっていないこと。
大学生の就職率が90%を超えているというのになぜ?
そうです、公務員試験に合格できず、民間企業の就職活動をいっさいしていないからです。
今年もまた公務員試験にチャレンジするそうです。
子どもの人生だからこうしろああしろとは言いませんが、わたしは大学院に行かない限り22歳でサポート終了すると宣言してたはず。
なのに、モラ夫が昨年から「今年ダメだったら浪人してもいい」と言ってたらしく、本人は最初から来年もアリの姿勢に見えたのは否めない。
わたしの目下の不安は、あと1年子どもの生活費がかかる中、モラ夫が4月からも養育費を振込んでくれるのかということです。
これで勝手に養育費も終了されたらどうしたらいいのかわかりません!
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