不要品を捨てる効果!モラハラ別居を手伝ってくれた友人まで人生が好転していた

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大学生のころは毎日たくさんの友人とわちゃわちゃ遊んでいました。

でも、あのころの友だちで今でもつき合いがあるのはほんの数人だけ。

その貴重な、長いつき合いとなっている友人のひとりが、5年前のモラハラ脱出を手伝ってくれました。

その友だちは大きな車に乗っているので、大きなものを買いたいときや、ちょっと出かけたいときにドライブに連れて行ってとたのむと「ハイハーイ」とやってきてくれます。

といっても、おたがい子どももいるので忙しく、年に2回ほど会う程度で、コロナ禍になってからはめっきり会えていませんでした。

TVと粗大ごみの処分

前回の記事で、ファイヤーTVスティックを購入するきっかけになったもらいもののテレビがすぐこわれた事案…。

無用の長物になったまま、息子の部屋に鎮座してクレームが出ていたものの、捨てる費用や手順がネックで放置されていました。

でも、年末がせまってくると年内に気がかりなことを済ませたいのは人間の性なのでしょうか。

コロナが落ち着いているうちにと友人とランチをすることが決まったので、図々しくもついでにテレビを捨てるのを手伝ってほしいとオファー。

すると、友人は返事とともにテレビの処分方法を調べてくれて、朝早く車でむかえに行くよと言ってくれました。

さらに図々しく、場所を取っている不要なカラーボックスと押入れプラスチックケースも捨てたいのでゴミ処理場にもまわってもらうことに。

不要品
団地の一階でお迎えを待つ不要品たち

「おっ!かたづけたんだね~」

早朝むかえに来てくれた友人は軽快に車に積みこみながら、思いついたようにこう言いました。

「あ、同じような空の衣装ケースが ウチにもあって、ついでに出したいからウチ寄っていい?」

もちろんだよと友人の家に向かうと、

「すごく断捨離したから、ちょっと部屋をのぞかない?」

と誘います。

その子の家に入るのなんて10年ぐらいぶり。

子どもが3人もいるから、以前は賃貸3LDKマンションではモノがあふれているという感じでした。

なのに、久しぶりに行ってみると、ちがう家?と錯覚するほどの変わりよう。

まず玄関に一足も、サンダルすら出ていない。

中に進んでいくと、テーブル上に何も出ていないダイニングセットと、スカーっと床が広々見える、なにもモノが置いてないテレビボードだけの清々しいリビング。

キッチンも見て見てとうながされ、シンクにもコンロにもなんにも出てないモデルルームのようなきれいなキッチンにビックリ。

吊り戸の中までほら~!と開けて、ドヤ顔で断捨離の成果を見せつけられました。

すごすぎる…!

そういうわけで、その友人の家からわりと近いゴミ処理場はもう常連だそうで、手慣れた手つきでカラボや衣装ケースをごみ処分の穴に突き落としてくれました。

20キロ処分で280円。持ちこみは安い!

そしてテレビは、通りかかりのエディオンに行ったら5390円ということで、ちょっと調べてたのより高いなと感じてヤマダ電機へ。

ヤマダ電機では4620円でテレビを処分してくれました!

テレビの大きさやメーカーによって処分費用は決まってるけど、運搬料がいくらかというのは電器店によってちがうんだそうですよ。

友人の家がキレイになった理由と近況を聞いてまた驚く

ともあれ、無事にテレビとカラボと押入れケースを処分できて、スッキリ気分でランチに移動しました。

そこで、友人から、あれほどまでに家がきれいになったわけを聞いてびっくり。

「ルカの引っ越し、あれが衝撃だったのよ~!」

「あのとき部屋も収納の中も全部見たから、うちはモノが多すぎると気づいたのよ。」

「パッと決断して、パッと荷物をまとめて、あっというまに引っ越ししたじゃない?
自分がモノを抱え込んでるのが家庭の問題につながってるのかな?
そんなふうに見つめなおすきっかけになった。」

そうはいっても、友人のご主人はモラハラなんかではなく、もの足りないほどのおとなしい何も言わないご主人らしい。

わたしから見ると、いたって平和でうらやましい家庭でした。

ただ、そのころ、友人の3人の子どものうちの1人が、中2で急に不登校になってしまって悩んでいたんですよね…。

そんな友人にとっては、わたしのほうこそ順風満帆に見えていたそう。

なのに、現状ではダメだと打破して家を出てからとても幸せそうに生きているのを見て、自分も変わらないといけないと思ったとか。

なんか、わたしだってモノを少なくすっきり暮らしていたというほどじゃなかったし、パッと決断して前向きに引っ越ししたわけじゃないモラ逃げだったわけだけど…恐縮です。

それでも、友人にとっていい刺激になったんなら光栄です!

不登校の娘や、なにもしない夫に目を向けて勝手に悩むのをやめようと始めた、友人のかたづけ。

ちょうど子どもたちの成長の区切りもあって、いらないおもちゃとかが大量だったというのもあるのでしょう。

捨てれば捨てるほど、そうじがしやすいとか、目に入るモノが減って脳が疲労しない心地よさとか、それで病みつきになってすさまじい量のモノを捨てたんだとか。

2つの個室はまだモノがいっぱいだそうだけど、リビングがすっきりしたら、家族がリビングに集まるようになり。

不登校だった子も、中3までほとんど登校せずだったけど、高校から変わりたいという意思の変化を見せてN高へ進学。

高校ではオンラインも登校もその子なりにこなして、年明けには国公立大学を受験予定だとか。

「N高の学費が高くてね! でも不登校じゃ公立高は行けなかったからね、お金いるよ(笑)」

それでも、

「朝家族みんなが仕事だ学校だとあたり前に出かけて行って、昼間は家に誰もいない。そんな健全な生活がもどってくるなんて、毎日不登校の子が在宅していた日々からは想像もできなかった」

と笑います。

友人は単発で保育園の補助のバイトをするぐらいの専業主婦だったけど、自分も前に進みたいと思って保育士の資格を取ろうと勉強中とのこと…。

なんかほんとすごい…よかったね!! と、笑顔で話がはずみました。

モラハラもモノも、いらないモノは捨てたら、いいモノが入ってくる

「あの時のルカの引っ越し!
もうね、あれがわたしの運命を変えたのよ。
ほんと誘ってくれてありがとう。」

いやいや、なんでわたしのほうがお礼を言われるのかちょっとわからないけど(笑)

実は2年前、この友人と一緒に別の友人の実家の家のかたづけ手伝いをしたこともありました。

その時も相当量のごみを処分して、その後友人が開業して成功しているということも影響したそうです。

不要なモノを手放すと、必要なモノが手に入るんだなと鳥肌が立ちました。

わたしは、モラ夫を捨てて平和と自由を手に入れた。

友人は、いらないモノを捨てて、子どもと自分の前向きで希望に満ちた人生を手に入れた。

モラハラ脱出に友人を関わらせてしまったことに少なからず申しわけなさを感じていたけど、救われた気分になったうれしい一日となりました。

コメント

  1. Rie より:

    こんにちは。
    この断捨離の出来事と効果の記事といい、ガスファンヒーターの記事といい
    とてもとても有益な情報をありがとうございます。私も助けられました。
    本当にありがとうございます。感謝を伝えたくて書き込みしました。
    ルカさんは素晴らしいご友人がいらっしゃいますね。
    お二人とも聡明で強くて明るい!その在りようにも元気をもらいました!
    それと、これからの暖房はガスファンヒーターに決定しました。買う機種も決めました。
    ルカさんの記事を読んでいなかったら、暖房器具悩み難民をまだ続けていたと思います。
    各部屋に元栓が付いているのに、暖房器具はガスという発想が今までありませんでした。
    本当にありがとうございます!

    • ルカ より:

      Rieさん
      ガス栓が各部屋についているのなら、ガスファンヒーターがいいに決まってます!
      小さくて軽いし、ガス栓の取り外しもワンタッチだから使いたい部屋に持ち運べるし。
      ぜひぜひ、よさを体感してください。
      そして断捨離の記事に共鳴してもらってうれしいです。
      こんなにステキなできごとはみなさんに伝えなければ!との思いで書きました。
      そう、本当にすばらしい友人なのです。
      しかも写真を出したいくらいの美人なんですよ~。
      娘ちゃんもいい方向へ進んでるのがわたしもすごくうれしくて!
      尊敬できる友人ばかりが自慢です。
      そのぶん夫ガチャで大ハズレでしたけど(T_T)

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