スピリチュアル好きな友だちのお誘いで、京都の滝行に行ってきました。
わたしは姫路城に行きたくて温泉旅行に行かないか?と誘ったら。
「行く!ちょうど京都で滝行したかったの!」
と即答してくれたはいいものの、京都と姫路ってけっこう遠いけど?
それに滝行てなに?怖い!とやんわり拒否反応示すも、
「ずっと行きたくて、前から誘おうと思っていたの!」と。
いや初耳やで?
戸惑いながらも、もうひとりの友人も「おもしろそう!」と前のめり。
ということで、いきおいで3人で参加することになり、朝の集合時間にまにあうように京都駅近くに前泊。
京都駅のカフェチャオプレッソというお店で、はんなり舞子さんカプチーノの朝食を食べて伏見稲荷大社へ出発。
山を30分ほど登り、やっとこさ滝場へ着きました。
参加者はたくさんいるのに、なぜかトップバッターに指名されたわたし。
おそるおそる、ひんやりとした滝場へ進みます。
滝行を行ってくれるのは、鳴釜神事を行う宗教家の赤尾さんという方。
定位置につくと、気温は蒸し暑いのにひんやり冷たい水温と、思った以上に強い水圧に少しひるみました。
頭を垂れないように首をまっすぐに保ち、足をふんばり、耐える…。
後でやってる人はみな合掌していましたが、わたしは最初でなにもわからず仁王立ちだったので、写真映えしてません。
延々と祝詞をあげてもらっている間、さまざまな煩悩が浮かびましたが、だんだんと自分が無になっていくような感覚。
15分ほどで終わり、白装束を見ると茶色く汚れている部分があります。
そして着用していた新品だったまっしろいキャミソールも全体茶色に汚れていて、それは身体から出る穢れであって人により程度がちがうというのです。
不思議。
あやしい?
いや、でも、水はきれいだし、汚れる原理がわからない。
なんか知らんけどすごい!
すがすがしい気持ちになり大満足して、山をおりました。
それから有馬温泉へと移動して、温泉でいやされて美味しい食事でいい気分になっていた時、メールが。
「だれか滝行のあと靴を履きまちがえてませんか?」
色が一致してるけど、わたしはそんなミスなんてしないわよと笑ってはみたものの。
言われてみると、滝行のあとの下山中やけに靴がゆるい気がして何度も靴ひもを結びなおしたな~。
で、靴を確認してみるとやっぱり自分の靴にまちがいない。
だけど、くるっと返してみると、かかとの側に見たことのないブランドロゴが入っている!
そうなんです、ぜったいまちがえてなんかないと思っていたわたしでしたが、同じブランドのちょっとしたデザインちがいのものだったようで、確認せずに履いてしまっていたのです。
言われるまで気づかなかった自分が怖い!
わたしたちは最初に滝行を終えたので先に靴を履いて帰ったんですよね。
だから完全にわたしが悪いんです。
自分の靴がない!けど、よく似た靴が残っているからしかたなくそれを履いて帰られた相手の方、気の毒すぎる。
どうにか連絡を取ってもらい、あちらから、「履き古しているので送らなくていい」と言ってもらえ、わたしも同様ということでこのまま交換となりました。
もちろんそれではあまりにも気が引けるので、LINEギフトでスタバチケットを送らせてもらいましたよ。
さすが滝行するだけの人、お優しくて、しかもわたしの住む町に近々旅行に行こうと思っているのでぜひお茶でもしましょうとまで言ってくれました。
そんなドジもありましたが、無事に観光を終えて帰宅すると、ポストに息子の就職試験の一次試験合格のお知らせが!
さらに、翌日久しぶりに出勤すると、急に時給100円アップのお知らせが!
旅行中たくさんの神社やお寺に参拝もしたのでどのご利益かわからないとはいえ、滝行の効果だとしたらすごすぎるのではないでしょうか。
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