モノを捨てない、100均大好き、片づけたら怒るモラ夫との生活はキツかった

この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
room

ケチなのに買いたいものをすぐ買うモラ夫

モラ夫は妻に経済的DVをするくらいのケチです。

食費すら出ししぶるぐらいだから、家事で必要なモノを買いたいといっても「ぜいたく」の一言で却下されることがほとんどです。

なのに、自分が買いたいモノはすぐに買います。

収入を得てくる世帯主はまちがいなくモラ夫だけど、家族はワンチームで家計はひとつです。

それなのに、自分がぜったいほしいと思うものは、❝オレが稼いだお金だからオレが使ってあたりまえ❞の考えでじゃんじゃん買います。

高いものも買いますが、基本ケチなので安いモノだとさらに気軽に買いまくります。

もちろん100均が大好きで、100均なら頼んでもないのに妻のためのモノを気前よく買うので、チープなプラスチックのグッズがリビングやキッチンにあふれることになります。

そしてそれを捨てることはもちろん、使わないということも許されません。

結婚したときにビックリしたモラ夫の「捨ててないモノ」の量

いらないモノを手放して、少ないモノで暮らす生活を目指しているわたし。

そうはいっても、断捨離してるつもりでも、シンプルライフをしてるつもりでも、まだまだわたしの家はごっちゃりしてモノが多いです。

少ーしずつ捨ててはいるものの、まだこんなモノ持ってるというモノがたくさんたくさんあります。

そんなわたしから見ても、モラ夫の捨てないモノの内容にはビックリしました。

小中学生の頃のサッカーの練習着、それもくつ下まで。
それが、ふだん使いの洋服を収納する引出しにいっしょになってつっこまれてる。

日用品や雑貨はあらゆるところに点在していて、同じモノが何個もでてきました。
自分で買ったりお土産にもらったと思われる民芸品もたくさん。

写真も収納のルールなく、バラで本のスキマに置いてあったり、2~3ページだけ貼ってみた風情のアルバムが何冊も出てきて時系列もバラバラ。

洗剤とかスキンケアヘアケア用品は、使いかけがあちこちから出てきました。
空っぽになったものも多くて、要はゴミ箱へ捨て忘れのようなもの?

ひとり暮らしなのに大量のおはしやスプーン。
そんなに料理もしないだろうに、100均のチープなキッチン便利グッズがたくさん。

とにかくモノの分類ができてなくて、モノの定位置が決まってなくて、明らかな不要品でも捨てるのをおこたっていて、本当にぐちゃぐちゃでした。

結婚にあたってそれぞれが新居に引っ越してモノを持ちこんだのですが、モラ夫は仕事が忙しくて時間がないという理由で整理分類もそこそこだったので、最初の1~2ヶ月は分類や収納をする時間に費やすことになりました。

後に転勤引っ越しを繰り返して分かったのは、モラ夫は仕事が忙しいから引っ越しの準備ができなかったのではなく、単に引っ越し準備が面倒だからしないのです。

引っ越し前夜まで飲み会だゲームだと自分の娯楽を優先してばかりでした。

抜き打ちテストのように「あれどこやった?」と聞くモラ夫

人のモノを勝手に捨てたらいけないですよね。

片づけのルールでも、家族のモノを勝手に捨ててはいけないと書いてあります。

結婚してまもないころは、変色して使えないし取っておく意味があるのかわからないモノを、捨てたらいけないのか聞いてましたが、ぜったいダメと言うし、必ず機嫌が悪くなりました。

それでも、自分でもなんで捨ててなかったのか不思議と思うこともあったのか「捨てていいよ」と言うこともたまにあるので、めげずにちょくちょく聞いてました。

これを地道に続けて、少しはモノが減り(サッカー練習着やお義母さん手編みセーターは保管でしたが)、分類して収納におさまって生活がしやすくなりました。

でもこの時に、モラ夫の頭に「人のだいじなモノをたくさん捨てた非情な妻」というゆがんだ記憶がすりこまれました。

それからはことあるごとに「なんでもすぐ捨てるひどいヤツ」と罵られることに。

結婚後まもなく、モラ夫の独身の頃の部屋を知る同僚が遊びに来た時、
「スッキリしましたね! だいぶ捨てたんでしょう?」
と発言したもんだからわたしはサーっと血の気が引き顔が青ざめてしまいました。

案の定、同僚が帰った後、
「ほんとうに人のモノたくさん捨ててくれたよね!(怒)」
とモラモラ当たられましたよ。
モラ夫に思い出させるようなことして、なんてことを言ってくれたんだ…と、モラ夫の同僚を恨みましたね。

そして、モラ夫はたまに突然「捨ててないはずのアレ」の存在を思い出し、「どこにやった?」と言うことがありました。

「押入れの上段にあるよ」
「〇年〇月ごろ、捨てていいと言ったから捨てたよ」

と、こんなふうに即座に答えられたらいいのだけど、たまにわたしが覚えてないモノとかしまった場所がわからないとかだったりすると、モラ夫は激怒して長時間の説教をしたあと数日の無視になります。

モラ夫に聞くほどでもないかなと自己判断で捨てたモノだったりした日には、必死で知らないを押し通さないといけません。
それこそ命がけです。

モラハラ人間は人ではなくモノに囲まれて暮らしてくれ!

明らかにモノの管理能力がないのに買って増やすばかりのモラ夫。

ま、モノを持ちこむだけ持ちこんで捨てるスキルが身についてない夫だと、たとえモラハラがないとしても離婚したくなりますよ。

せっかく家を建てても、ウォークインクロゼットはモラ夫のモノと服でギューギューになってわたしの服なんてかけることができませんでした。

まだ使っていない子ども部屋にもあふれたモノが置いてあって、
「子どもが大きくなるまでにどうにかしないといけないね」
というわたしに、
「どうしてもの時はレンタルガレージでも借りればいい」
とモラ夫は言いました。

一戸建てを建てたのに?
片づけてスマートに暮らそうという概念はなく、モノが増えたら置く場所を増やせばいいという発想…。

❝なんでもポイポイ捨てて薄情でガサツでモノをだいじにしないヤツ❞だと、わたしのことをいつも説教していたモラ夫。

わたしから見ると、思い出のモノかなんか知らんけど、ただ捨ててないだけで乱雑にどこかにつっこんで保管してるつもりの状態で「モノを捨てずに大切にするすばらしいオレ」だなんて滑稽でしかないけども…。

たったひとりの妻すら大事にできないモラ夫。
モノを大事にするやさしい自分と自負するくらいなら、思う存分モノに囲まれて一生ひとりで暮らしていけばいいんじゃないですか。

コメント

error: Content is protected !!