ひとり親の低所得だからこそ、子どもへの支援は手厚い
上記の記事の続編です。
娘が苦労して応募動機を書き上げて申請した奨学金。
5月の終わりに、無事に奨学金受給の決定のお知らせをもらいました。
月に2万円を3月まで1年間、合計24万円の給付奨学金です。
ありがたい、ありがたい、本当にありがたいです!
今回の奨学金は、学校からのお知らせで見つけて応募したものです。
ですが確認すると、県のホームページでも、ちゃんとひとり親家庭向けの給付奨学金は紹介してありました。
なかには年間70万円なんてものもあったので、あなたも自分の自治体のサイトは要チェックですよ。
といっても、だいたいは学校からの推薦が必要なので、どうしても学校を通すかたちにはなるようです。
推薦してもらえてしかも学校内で選ばれるには成績がだいじなので、まだお子さんが中学生の人は高校選びも慎重にしてください。
在学する高校で上位の成績が取れないと、こういう奨学金や大学入試の推薦などいろいろと影響してきます。
逆に基準さえ満たせば、奨学金はたくさん種類があるのでどれかもらえるのではないかと思います。
シングルマザーは低賃金でダブルワークをして身を削るより、とことん情報収集をして支援金や免除制度など「ひとり親」という資格をフル活用することでお金の心配が減りますよ。
給付奨学金を受け取るまでの手続き
こちらの奨学金は、3ヶ月分ごとに年4回の口座振込での支給です。
奨学金を支給することが決まると、奨学金団体に再度書類を提出しなければいけません。
今回はこのようなお知らせをいただきました。
民間の奨学金をいただくのは、上の子と合わせるとこれが3団体目になります。
今回はじめて、受取口座の金融機関が指定されています。
しかも、子ども本人名義です。
きっと地元企業だからつきあいの銀行があって、そこのみにしぼって合理化とか、まあいろんな事情があると考えられます。
だけどなかなかピンポイントでその口座の子ども名義って持ってないですから、口座開設からスタートです。
最近は銀行も昼休み閉まってるし、本人確認もきびしいから、高校生が限られた日数で営業時間内に口座開設はむずかしいですね。
さいわい口座開設はネットで完結できそうで、口座番号が当日中にわかるようなのでクリアできそうです。
し・か・し!
さんざん、応募時の作文で苦労していた娘に悲しい現実が。
それは、奨学金受給の誓約書や口座記入の書類とともに、レポートがさっそく必要ということです。
文量は、ほんのCAMPUSノート20行ぐらいのものですが、作文が苦手な娘はショックをかくせない。
そしてなにを思ったかひとこと。
「どうしよう、そこのやつ食べたのいつだったかな、味覚えてない。」
て。
食べた?味?
この子はいったい…!?
「あのさ、食レポじゃないよ?奨学金をもらうことへの意気ごみとかだよ?」
と、娘がおかどちがいな作文を書き始める前に、あわてて念押しておきました。
そういえば、この奨学金を支給してくれる団体の母体の会社は、地元で有名な人気食品の会社。
娘ちゃんは、なにかかんちがいしておられるようです。
コメント