今日は寒い一日でしたが、大学入試前期試験を受けた受験生のみなさん、実力は発揮できましたでしょうか。
2年前のこの日、上の子の試験中、全力を出してくれることを祈りながらひとり観光したことを思い出します。
下の子は運よく学校推薦入試で合格をいただき、一般の前期試験のみなさんよりひと足はやく入学手続きを進めています。
今どきは合格通知書には数枚の紙が同封されているのみ。
同窓会の案内&同窓会代の振込用紙、推奨パソコンの案内、保険の案内、程度です。
「インターネットシステムでの入学手続を導入しています」
という案内書にQRコードがあり、合格通知書に印字されているIDでログインをして進める方式になっています。
同時に、「入学手続きのしおり」という、30ページ以上もあるPDFファイルをダウンロードしてプリントアウトします。
そのしおりを熟読して、あちこちにちりばめてある「なんらかの締め切り」にマーカーを引き、締め切り順にチェックリストに書き出し、完璧に進めたはずでした。
…はずでした。
学校推薦型は合格したら必ず入学するという約束だからなのか、共通テスト利用型入試だからなのかわからないけど、共通テストの受験票も送らないといけません。
数日後、同じ大学のちがう学部に推薦合格した同級生が、共通テストの受験票が入ってなかったという指摘の電話がかかってきて、もう一度速達で送ったという話を娘から聞いて震え上がりました。
だけどわたしは細心の注意を払って、締め切りにはじゅうぶんまにあうよう何回も確認して、完全にすませているから大丈夫。
同封した返信用の封筒で折返し届く返送書類も届いているので、処理もしてくれていると確認できてるし。
なので、書類提出を終えてからは、アパートの契約や保護者向けのオンライン説明会などちょいちょいやることがあって忙しく、入学手続のしおりを見ることはありませんでした。
2週間ほど過ぎ前期試験を翌々日に控えたある日、職場で昼休みが終わろうとしたころ、娘から電話が。
「ママ、○○って書類出してないの?
大学から電話かかってきて、今日が締切って。」
は????
どうやら授業料免除申請の書類ということはわかったけど、それはネットで申請するにチェック入れたはずだし、その場合は入学金を振込みしないよう書いてあったから、ちゃんとしてるつもりでした。
なにしろ、その日の締め切りのものがあるという記憶は全くなく、やることリストにも書いてませんでした。
全然わからないので、すぐさま仕事を早退して家に帰りました。
着いたのが15時。
入学のしおりを読んでみても、やはりそんな締め切りは書いてない。
もうわけがわからなくて、大学に電話をしました。
すると、「大学の公式HPから~」と、次々とクリックする場所を教えてくれて、たどりついた申請書をプリントアウトして、給付奨学金の受給決定通知書のコピーとともに本日の消印有効なのですぐ送るよう指示されました。
その時点でははじめて確認した説明ページだったのでワケワカメだったけど、言われるがままとにかく大急ぎで書類を準備して郵便局へかけこみ、どうにかギリギリの消印を得て送ることができました。
あせった~!!
どうにかまにあったことで落ち着いて、あらためてしおりの授業料免除の説明ページを見ると、「補足資料を確認してください」と書いてあるではありませんか。
とにかく、「免除申請する人はぜったいに入学金を振り込まないでください。一度支払いされた場合はいかなる場合も返金できません」という注意書ばかり意識していました。
上の子(私立大学)はいったん入学金と授業料は支払いが必要でしたからね、国立大はちがうんだな~と。
分厚いしおりのどこに補足資料があるか探せなかったけど、まいっか…と後まわしにして確認を忘れてしまったんでしょうね。
もういちど最初からQRコードを読みこんでみたら、入学手続のしおりのリンクの下に、補足資料1、補足資料2、3、4・・・・と8くらいまで並んでいました。
それぞれ短いタイトルがついていて、留学生とか編入者とか関係なさそうなワードも多いうえに「入学手続が終わったら補足資料も確認してください」と書いてあるので、後まわしにして、もうこのWEBページを見ることもしなかったから記憶から消えていました。
はじめて補足資料もすべてダウンロードして印刷したらこれまたけっこうなボリューム。
その中に、授業料免除申請をする際の資料があり、申請書と送り先と締め切り日が書いてありました(泣)
ちなみに入学式の日にちと場所やオリエンテーションのスケジュールも、この補足資料を印刷してはじめて知りました。
入学式の日にちは部屋探しの時にちらっと聞いたけど、場所は大学だと思っていましたよ。
実際はそこそこ離れたホールを会場に借りての入学式だったので、あぶないところでした!
2年前は職場の人のお子さんが、ネットでの入学手続締め切り翌日に気がついて真っ青になったということも聞きました(電話してなんとかなった)。
今年は娘のクラスの子が、出願ミスで後期試験を受けられないことになったそう。
ほんとうにほんとうに、気が抜けないです。
今回はまあ、授業料が免除にならないかもしれないというお金の問題だけであって、入学手続はできてはいたからまだマシですね。
本来なら期限内に書類が届かなければそのまま却下するのが普通なのに、親切にまにあうギリギリに電話をしてくださったのがありがたくて、本当に感謝感謝です。
わたしのようなアホはなかなかいないと思いますが、みなさんもどうか気をつけてくださいませ。
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