みんなが笑ってくれたスカイダイビングをモラ夫だけは怒った

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スカイダイビングやってみた

モラ夫と結婚する前だから20年前になりますが、わたしはスカイダイビングをしたことがあります。

女友だち何人かで旅行に行ったとき、
わたしだけどうしてもみんなと同じ日の帰りの飛行機の予約が取れず、
翌日までまる一日ひとりぼっちのフリータイムができてしまいました。

みんなが
「時間つぶしにひとりでスカイダイビングでもしたら~?」
と茶化しながら先に帰国してしまったので、
ほんとうにひとりでスカイダイビングをやって、みんなを笑わせてやろうと思いました。

「オンリーワン?」
と何度も聞かれながら、たった一人で現地のツアーに申し込み、
みんなに飛んだ証拠を見せるために追加料金を払ってカメラマンも飛んでもらいました。

セスナから飛び降りる瞬間は怖すぎて、なんで来てしまったんだろうと後悔したけど、
いざ飛んでみるとあっという間に快感に変わり、めっちゃ楽しむことができました。

スカイダイビング

ただ、おひとり様だから、感動と興奮を話す相手がいないのがつらかった…。

そして日本に帰り、友だちにひとりでスカイダイビングをしたことを話すと、
友だちはみんな大爆笑してくれました。

モラ夫だけシャレが通じなかった

「スカイダイビングをした人なんてめったにいないし、
連れもいなくてひとりで飛んだっておかしすぎるでしょ! 」
って喜んでもらえて、
500ドルもかかったけど楽しかったしみんなも笑ってくれたし、よかった~。

スカイダイビング

ところが。

ただひとり、スカイダイビングをしたことを笑うでもなくすごいと驚くでもなく、
バカじゃないのかと軽蔑し、怒った人がいました。

そう、それはほかでもないモラ夫。

「危険極まりないスカイダイビングを好きこのんでやるバカがいる。
しかもそれが自分の彼女だなんて、はずかしくてしかたない。
そのうえ嬉々として語り、イイねと言ってもらおうとしている恥知らず。
そんな浅はかな思考の持ち主では、交際も考えなおさないといけないな!」

モラ夫はため息をつき、般若顔で吐き捨てるようにそう言いました。

…言わなきゃよかった、この人には…。

と激しく後悔したけど、一度口に出した言葉はもう消せない。

このあと、しばらく連絡がないなどの無視の日々があり、
もうフラれるかもしれないと覚悟したけど、(フラれてたら結婚せずにすんだけど!)
次に会ったときにはモラ夫の機嫌はなおっていたのでホッとしました。

だけど、わたしのスカイダイビングの話は二度と出せないのはもちろんのこと、
テレビなんかでスカイダイビングが登場すると、
いつモラ夫の記憶がよみがえり怒られるのかと思うと気が気じゃありません。

気楽に見れないイッテQ

時は流れ、結婚・出産を経て、子どもとイッテQを見ていると、
半年に一度ぐらいの頻度でスカイダイビングが出るんですよね。

いつモラ夫がわたしがスカイダイビングをしたことを思い出して
「ママはバカだね」
って子どもたちに言い出さないかヒヤヒヤしてました。

本当は、
「ママはスカイダイビングやったことあるんだよ~!」
って発表して、
子どもたちにすごいねと笑ってもらったり、
どんな感じだったのか感想を教えてあげたりしたいのに、ぜったいできない。

こんなふうに、モラ夫との間にはNGワードが多すぎるし、
ふつうの人となら笑える話題もなぜか怒りを誘うため禁句になってしまうことが多々あります。

あのころはまだ、モラハラって言葉を知らなかったから、
安易に「あんなことしたこんなことした」ってモラ夫にいろいろ話をしては
嘲笑、叱責、説教の刑を喰らってました。

だからだんだん
モラ夫に話すことと話さないことを選ぶようになり、
結婚して10年を過ぎるころには、楽しかった経験もモラ夫には話さないようになり、

最終的には笑顔を見せず、
あげ足を取られないよう幼児のように2語文、3語文しか発さないようになり、
暗くて辛気臭い人間になってしまいました。

モラ夫と別居してからやっと、子どもたちに
「実はスカイダイビングやったことあるよ」
って感想を教えてあげました。

「スカイダイビングはね、爽快だよ!

ものすごいスピードで落ちるから風圧がすごくてブサイク顔になるけど、気持ちいいよ!
パラシュートが開いてから着地までが長くて、旋回しすぎて酔うんだよ。
着地はふわりとしてなくて、意外とすごい勢いで落ちるからけっこう衝撃あるんだよ。」

「えーすごい。なんで今まで言わなかったの?」
ってママのスカイダイビング動画を見ておどろく子どもたち。

だってモラ夫が怒るからだなんて言われても意味わからないよね。

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