![神社](https://i0.wp.com/moradays.me/wp-content/uploads/2021/01/3866296_s.jpg?resize=640%2C320&ssl=1)
わたしは初詣などの参拝はきちんとしたいほうですが、
モラ夫はそうでもありませんでした。
毎年4~5泊もモラ夫の実家に軟禁されていた年末年始。
田舎だし、高齢の義両親はあまり出かける性格じゃなく
ほんとうに何もすることがなかったです。
だからせめて初詣ぐらいは行きたかったですね。
田舎とはいえ、近くに大きな神社もあったし。
でもずっと家でテレビを見たり寝たりするだけで、
だれも出かけようとはしませんでした。
なので、長い実家滞在を終えてやっと帰るとき、
道すがらに神社があったら寄ってもらうのがやっとでした。
神社で毎年神様にお願いすることは同じ。
「今年は夫がやさしくなりますように。怒りませんように。」
![神社](https://i0.wp.com/moradays.me/wp-content/uploads/2021/01/1842117_s.jpg?w=600&ssl=1)
子どもの健康とか祈るより先に思い浮かぶのがコレです。
そしてすぐにハッと我に返り、
そんな「自分の不遇さを第一に思い浮かべてしまう自分」ではいけないと、
あわてて子どもたちの健康を祈るのでした。
さらに見回すと、
ぶらさがった絵馬には「世界平和」とか崇高な願いが書いてあり、
ますます自分の身の安全を強く念じる自分が恥ずかしく感じます。
実はわたしは神前式の結婚式でした。
神様の前でお互いを敬い大切にすることを誓ったはずなのに、
いつもいつも夫から罵られ、バカにされ、
初詣では夫がやさしくなるようにお願いする結婚生活でした。
もちろん、モラハラ人間が神頼みでやさしくなることはありませんでした。
といっても、モラハラされているあなたならわかると思いますが、
モラ夫もやさしいときはあるんですよね。
DV人間のハネムーン期というのかな。
勝手に機嫌がいい時があって。
そんなときもあるし、第三者がいるところではよい夫。
だから、どうか、わたしだけに見せる鬼のような冷酷な一面さえ治ってくれたら…。
あのころはそんな一心で神様にお願いしてました。
でも、モラハラは治りません。
モラハラ人間は、一生誰かを犠牲にして、
自分が優位に立っていないと生きていくことができません。
そういう有害な人物からは、
結局は逃げるしかなかったです。
モラ夫と年末年始を過ごす苦痛がなくなってから、
休暇がほんとうに楽しく、安らげるようになりました。
初詣のお参りも、ウキウキしたお願いごとをできるようになりました。
モラハラで毎日が暗いあなたも、
今年はモラ夫と物理的もしくは心理的な距離を取れますように。
少しでもあなたがいい方向へ進めるヒントになるような、
そんな記事を今年も書いていきたいと思います。
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