現在、高校3年生の子どもの日本学生支援機構の予約奨学金申込期間!
だけど、種類や条件が複雑でいったいどの奨学金を受給することができるのかわからない状態です。
まして、モラ夫の所得資料が出せないのに離婚は成立していないというわたしの特殊な状況ゆえ、一般的なQ&Aでは疑問が解決しないことが多い。
特殊な家庭環境とはいっても、ここを読んでいるモラハラ家庭のみなさんにはある意味よくある疑問かもしれません。
なので、ニッチな情報ではありますがわたしの例を随時報告していきたいと思います。
専門的な解説はちゃんとしたサイトにまかせるとして、わたしレベルでも理解できるようなカンタンなことばで、浅~く説明しますよ。
独立行政法人 日本学生支援機構 給付型奨学金の概要
日本の大学生の2人に1人が利用するといわれるメジャーな奨学金が日本学生支援機構(JASSO)の奨学金です。
奨学金を借りるというと、返すのが大変とかあまりいいイメージがない人も多いと思いますが、2017年から返さなくていい「給付型」の奨学金がはじまってます。
給付型奨学金は、最初は非課税世帯が対象となっていたんですが、2020年からは「住民税非課税世帯とそれに準ずる世帯」に対象が広がりました。
わたしの収入だけだったら、非課税とはいかなくても非正規雇用の低収入ゆえそれに準ずる世帯になりそうです。
どうなのかな~とJASSOのホームページや資料を見ても、該当するのかしないのかよく分からず頭がクラクラするので、ざっくり抜粋します。
本人(奨学金をもらう大学生)、母(あなた)、高校生(本人のきょうだい)で、年収289万円の場合。
国公立大学なら自宅通学で月額29200円、自宅外通学で月額66700円。
私立大学なら自宅:38300円、自宅外通学で75800円。
しかも給付奨学金の支給対象学生は、授業料・入学金の減免を同時に受けることができます。これは進学先の学校で手続をするそう。
上記の条件と同じとして、減免額は次のとおり。
国公立大学:入学金282000円、授業料年額535800円
私立大学:入学金260000円、授業料年額700000円。
…いやこれ、もしもらえたら国公立だったら学費ほぼまかなえるし、給付奨学金は交通費とかに使えるじゃん。
低所得世帯でも大学進学できる可能性が広がるすごい制度です。
ただし、これは最高額の金額。
所得なんかに応じて3段階の金額設定があり、それぞれ1万円ずつ少なくはなるけど、
でも! 返さなくていいって!
離婚してない別居家庭の書類問題
奨学金の申し込みって、すごく手続きがメンドウなんですよ。
いや、借りるのにメンドウなんて言ってはいけませんが。手続きが煩雑と言いましょう。
①まず、高3の5月末に希望者が学校から奨学金の申請書をもらいます。そして、メンドウな、いや煩雑な書類を記入して学校に提出します。
②学校で書類を確認してもらって不備がなかったら、インターネットの日本学生支援機構のサイト(スカラネット)で申込フォームに入力して送信します。
③マイナンバーと身分証明書を書留で郵送します。
これが6月末までに行う順番なんですが、だいじなお金のことなので、わたしはさっさと完了しました!
まず、①の申請書が、別居中だととくに迷うところでした。
生計維持者、親権者の欄に、どちらも母一人だけの記入でいいのかどうかというものです。
申請書類には、なぜ生計維持者が一人か理由を書くところはありません。
サイトの注意書きを見て、弁護士さんに証明書をつくってはもらったけど、今の段階では出してません。
決定通知が来るのが11月ごろなので、その間の審査期間に問合せがあるかもしれないらしいから、そのときに用意してもよかったのかも。
なお、「援助・養育費を受けている場合の申告書」は、該当者は提出が必要だったので、年額いくらと記入して出しています。
たぶん申告の内容を確認する方法はないんだろうけど、もし虚偽の申告が発覚した場合は受給額の1.4倍の返還をしないといけないと警告があるので、ちゃんと出しておくべきと思いました。
②のインターネットの申請フォームには、離婚調停等で別居しているにポチと選択する場面がありました。
同じく援助・養育費額を入力する必要もありました。
審査については、ここに記入した生計維持者のマイナンバーを申告しているのでその人の収入を調べることになります。
わたしの所得と援助の金額を単純に足して審査するのかどうかが分からないので、奨学金がもらえるのか、そしていくらもらえるのかが全然わかりません。
決まってから辞退もできるようなので、念のため貸与型奨学金も申込しました。
この時点では貸与奨学金の保証人情報を出す必要はなかったので、保証人を頼めるかどうかで迷ってる人はまずは予約申込だけしておいたらいいですよ。
簡易書留の送料は404円
学生が申請する奨学金なので、基本的に子ども本人にやらせましたけど、郵便書留を営業時間内に出しに行くのがむずかしいというのでわたしが郵便局に行ってあげました。
郵送するものは、マイナンバー書類のコピーを貼り付けた申込書と学生証のコピーで、基本料金84円+簡易書留料金320円で合計404円の送料がかかりました。
むろん、この切手代も現金で払わずに節約です。
年賀状の書き損じハガキを捨てずに手数料5円払って交換した切手がたくさんあったので郵便局に持参しました。
手紙を書くこともないのでこんな機会に使わないと永遠に切手のまま眠ることになりますからね!
窓口で切手を出して、たくさん貼るのっておかしいですかねと聞いてみたけど、
「ぜんぜん大丈夫ですよ~! いい感じに貼って出しておきますから~。」
と快諾してくださり、ハシタの5円だけ払いました。
お金は使わないのに、切手も残り1枚になってスッキリ。
成績もだいじ
給付型奨学金の対象は、学力評定が5段階で3.5以上必要です。
3.4以下でもレポートを書けば申込みできるようだけど、受験勉強もしないといけないのにレポートまで書くのは大変ですよね。
子どもにとってレベルが高い学校に行ってると、平均3.5取るのはむずかしくなるので、高校選びから考えておいたほうがよいなと思います。
以上、現時点での日本学生支援機構奨学金の申込状況でした。
今まさに別居中で、もらえないから申請しないとあきらめてる方、別居してからの子どもの学費が心配な方、参考になれば幸いです。
6ヶ月後、奨学金受給決定しました ↓
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