2回目の調停で算定表どおりの婚姻費用支払決定!

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契約成立

婚姻費用調停が成立し、毎月の送金が約束される

2回目の調停までに、弁護士さんが最新の収入に応じた子ども一人の場合の婚姻費用を再計算してくれた。

当然、子ども2人の金額より少なくなったけど、上の子がもし戻ってきたらまた2人分の金額に変えて請求することができると弁護士さんが言ったので安心した。

いざ調停にのぞむと、モラ夫も納得してくれたということになり、無事に婚姻費用が払われることになった。

実は、決まるにあたって最後に一回はモラ夫と顔を合わせる必要があるとなんとなく聞いていたが、そんなおそろしいことはぜったいにできないと思っていた。

調停員さんは前回と同じ方たちだったが、例のいまいちモラハラが伝わってない男性調停員がこう言った。

「これから気持ちよくお金を払っていこうと思ってもらうために、やはり最後に席をともにして押印をしましょう。」

これまた、例のわたしの気持ちに共感してくれていそうな女性調停員さんが、わたしを見つめて首をブンブンと横に振った。

わたしは前回と同じく、息子ほど年下の弁護士さんに救いを求める目でムリムリと訴えた。

弁護士さんは、ビシッと言った。

「彼女はモラ夫さんにとても恐怖感をいだいています。顔を合わせることはできません。」

こうして、書類の押印も部屋をかわりばんこで入れ替わって済ませてもらい、モラ夫の姿を見ることはなかった。

この時点で家を出てから3ヶ月経過していたが、婚姻費用請求の申し立てをしたときにさかのぼって請求できることになっているので、まずは2ヶ月分をまとめて近日中に振り込み、来月からは月末までに毎月定額を振り込むことで成立した。

「お父さんがお金を払ってくれることになったから心配はいらないよ。」
下の子にそう伝えると、心から安心したように屈託のない笑顔を見せた。

婚姻費用調停成立までのゴタゴタはほかにもあった

ここまで、モラハラから逃げ出して、別居生活の安定に欠かせない婚姻費用をもらえるようになるまでを書いてきた。

想像していたとおり、子どもがいると脱出の困難さは2倍にも3倍にもなる。

わたしの場合は、上の子が思春期だったこともあり、いったんは理解して別居についてきたものの、元の家に戻ってしまったという想定もしていなかった事態が起こった。
そして、それにともなうさまざまなトラブルも・・・。

上の子不登校事件

子どもが元の家から早朝電話をしてきて、学校を休むと言ったことがあった。

わたしは出勤前の時間でバタバタしていたけど、どうしても行かないというので、学校や職場に連絡をしてゆっくり話を聞くことにした。

体調が悪いわけではなく、ただ行く気がしない、気分じゃないの一点張り。
すわ不登校のはじまりか…と、別居の代償の大きさに目の前がまっくらになった。
結果的には休んだのはこの一日だけだったので、大きな問題には発展しなかった。

上の子弁護士と面談事件

またある時は子どもが、モラ夫が弁護士のことをいろいろ調べて吹きこんだと思われる情報を持ってきた。

「弁護士は離婚させて成功報酬をもらうのが目的で、依頼人一家のことなんて何も考えてないんだ。
この弁護士だって、経験の浅い人だから信用できない、だまされてるよ!
弁護士を解任して。自分が間に入って話すから。」

中二の子どもが自分の考えでこんなことを言うはずがない。
だが本人は必死。
そんな子どもの気持ちも尊重したいわたしは、弁護士さんに相談した。
すると、多忙にもかかわらず、子どもに直接会って説明するから連れてきてくださいと言ってくれた。

「自分は、決して離婚をすすめているわけでも、お父さんからお金を取ってやると思ってるわけでもない。
話をすることができなくなってしまっているお母さんに代わって、依頼人やその家族にとって、いちばんいい方法を考えるのが仕事です。」

わたしよりも年の近い弁護士さんからやさしく説明されて、子どもは、

思ってたんとちがう…

と面くらっていたようだった。

「オレが弁護士を解任する!」
と息まいていた息子は、弁護士事務所を出たころには

「信頼できそうな人だね。」
と言って、その件についてはもう言い出すことはなかった。

下の子健康保険証からはずされる事件

調停の連絡のやりとりのドサクサにまぎれて、下の子は保険証使えなくなってますのでくれぐれも無保険にしないようによろしく、とモラ夫が言ってきた。
会社の都合かもしれないけど、いっしょに住んでない子どもを扶養から外してしまったのだ。

子どもはいつ病気をするか分からないし、歯医者や眼科など定期健診に行くこともあるので、たちまち困った。

わたしはパートとはいえ扶養から外れていたので社会保険に入っている。
わたしの保険証に入れないか恥をしのんで職場に相談したけど、離婚していない以上、世帯で収入が多い方の扶養に入るのが原則と言われてしまった。
とはいえ事情が事情なのでどうにかできないか検討するけど、とりあえず国民保険に入ってくださいと言われてしまう。

そこで市役所にいって国民保険に入る手続きをすると、なぜみんな社保なのにこの子だけ国保に入らないといけないのか? という話になり、またしても複雑な事情を説明しなければいけなかった。

子どもを連れてのモラハラ脱出は心配ごとが尽きない

長年モラ夫から逃げられなかった理由に“子どもがいるから”というのがあったけど、案の定、子どもがいるゆえの問題は多発した。

とくに子どもがモラ夫の元へ行ってしまうとか考えもしなかったけど、モラ夫の執念にかかれば想定外のことが起こってしまうのが現実。

でも、子どもがいても脱出をあきらめないでほしい。

きっとあなたも乗りこえられる。
モラ夫とさえ離れられるのなら。

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