コロナの影響がまだまだ続き、全国の子どもたちは今年の夏休みを楽しく過ごすことができるのか心配な今日このごろ。
わたしがモラ夫から逃げる前、子どもたちが小学生だったころを思い出します。
夏休みが近くなると、長い休みをどうやって過ごすか、いかにお金をかけずに子どもを楽しませるか、ママたちはあくせくと情報収集をしますよね。
塾や習いごとなどの夏休みプログラムだけでは高額だし、日数もうまりませんしね。
市町村主催のイベントや、近くの大学とか商業施設とか、とにかくあらゆる無料~低価格イベントにかたっぱしから応募するのが毎年恒例でした。
その年の夏休みも、たくさんのイベントをカレンダーに書きこんでスケジュールを組んでいたんです。
人気の高倍率イベントに当選したのに
子どもの習い事の合宿やキャンプが夏休みにありますが、たった1~2泊だし参加料金が3~5万円かかります。
そんなキャンプにいくつも参加できないので、大手飲料メーカー主催の毎年大人気の工場見学付キャンプに応募をしました。
応募には、そのイベントの開催趣旨にそった参加希望の動機を500字程度の作文で提出が必要ですが、もし選ばれたら全額無料で参加できるという豪華なものです。
勉強要素も入っているので自由研究の題材にもなり、広域の友だちもできそうだし、交通費もいらずに県外のきれいな施設に食事付きで宿泊できるというとても魅力的なものです。
だからその当選通知が届いたときには親子で喜び、しかもグループのリーダーをお願いしますということで子どもも張り切っていました。
ところが、モラ夫が夏休みの家族旅行をそのキャンプがかかる日に計画したいと相談してきました。
この日旅行行くの大丈夫かな? と聞くので、このすばらしいキャンプに当選してしかもリーダーになっているから都合が悪いと答えました。
けれどモラ夫、無料のキャンプだからキャンセルすればいいいと…。
そう、モラ夫は日程の相談をしてきたのではなく、決定したと告げているだけなのです。
1日かぶってるだけだから、旅行をちょっとずらしてほしいと頼むけど、モラ夫の仕事の休みが取れる日で、しかもホテルの予約がやっと取れた日だから変更できないと言います。
でも予約したのはホテルだけであって、車で出かけるフリーの温泉旅行なので、日程も目的地も変えればいいんじゃないかと必死にお願いしました。
案の定、モラ夫は怒りをあらわにし、こう言いました。
「いつでも休めるパートのオマエとは立場がちがう。
子どもといっしょに旅行できるのも子どものうちだけだ。
本当にオマエは人の気持ちが分からないヤツだな!!」
…もうそれ以上なにも言えなくなりました…。
その後、子どもにはモラ夫が悪者にならないように気を使いながら行けなくなったことを説明し、せっかく当選通知をくれた企業の担当者さんにはていねいに辞退の連絡をしました。
このことは本当にくやしかったです。
人の気持ちが分からないのはモラ夫のほうだよ!
学校代表で参加資格をもらったイベントよりもママンがだいじ
ある年は、小学校から1名だけ応募ができる英語のイベントに参加できることになりました。
担任の先生からすすめられて、子どもも英会話をならったりして興味をもっていたので、3日間ほどのイングリッシュスクールに学校推薦をもらって申込みしました。
ラッキーなことに当選し、夏休みの3日間、車で1時間ほどかかる町の施設へ早朝から夕方まで通うことになりました。
ところがモラ夫、そのイベントの前日にモラオ実家に泊まりに行こうと言い出しました。
モラ夫の実家といえば、おもな長期休み以外にも月に一回ほど行ってます。車で2時間半かかるので日帰りできなくもないけど、ほぼほぼ泊まりです。
わたしは、英語のイベントが県の主催のもので各学校から1名しか参加できない重要なものということを強調して説明しました。
遊びのイベントとちがって、校長先生の推薦で申し込んでいるので、3日間ちゃんと通ってカリキュラムを終了しないと学校にも迷惑がかかると。
するとモラ夫、早朝実家から帰って直接行けばいいじゃん? と…。
前日の夜に帰ればいいのに、日帰りはきついからといって早朝帰宅で話をすすめます。
機嫌をそこねて休ませろなどど言い出したら大変なので、もうそれで譲歩するしかわたしに選択肢はありません。
子どもは翌日のイベント開始に間に合うのかと不安そうにしてますが、朝6時に出発すれば間に合うからとわたしが言い聞かせてなだめます。
いざ実家へ出発すると、モラ夫はまずショッピングモールに寄ってお母さんになにやらプレゼントを購入。そして実家に到着直前にはケーキ屋さんに寄ってケーキを購入しています。
そして実家での夜、ケーキを囲んでハッピーバースデーを歌うモラ夫。
そう、お母さんの誕生日だからモラ夫はどうしてもその日に帰ってあげたかったんですね。
わたしはモラ夫の両親にはよくしてもらっていたので好きでした。だけど、マザコンがすぎるモラ夫は気持ち悪い。
お母さんの誕生日だからどうしてもその日は実家に行きたいと言えばいいのに。
突然実家に行くといって理由も言わず、途中でプレゼントやケーキを買っているというのは見えているのに誕生日だからとも言わず、実家の夜ごはんのときに突然ハッピーバースデーを祝うモラ夫。
お義母さんから、
「まあまあルカさん、ありがとうね。しかも明日朝早く帰るなんて、忙しいのに来てくれてありがとうね。」
とお礼を言われ、あわてて話を合わせるわたし。
次の日は5時起きで出発して子どものイベントには間に合いましたけど。
もしわたしがこんなことしようもんなら、モラ夫は怒り狂ってどうなるかわからない。
どの口が言うのか「オマエは子どものことを第一に考えない!」が口癖のモラ夫
本当に、信じられないぐらい自分勝手なモラ夫の行動です。
いまでも、まわりでただ一人当選したキャンプに行けなかったことが悔やまれます。
モラ夫のマザコンエピソードはたっくさんあるので、わたしは息子にそうなってほしくないと思って甘やかさないように気をつけています。
モラ夫ってなぜかマザコンが多いんですよね。親をだいじにする気持ちがあるのに、なぜモラハラをする人間になるのか不思議です。
コメント