奨学金の振込日は毎月11日です。(休日にかかる場合は前営業日)
ですが、入学して初めての振込は、4月分と5月分がまとめて支給されます。
そして、娘のはじめての奨学金振込日は5月16日でした。
ん?金額が少ない気がする…。
給付型奨学金の第1型で国立大自宅外通学生は1ヶ月あたり66700円のはず。
どうも、自宅通学生(29200円)の2ヶ月分の金額と思われます。
そんな!!
いつのまにか区分が変わってしまったのか?
と、ちょっとあわてたけど、調べてみたらこういうことでした。
なお、証明書類の審査が完了するまでは、自宅通学の月額を振り込み、審査完了後に自宅外通学が認められた月に遡及して差額分を振り込みます。
奨学金のよくあるご質問
自宅外通学者であることの証明書の審査に時間がかかるということらしいです。
たしかに、アパートの賃貸借契約書のコピーを提出しましたが、その審査がまだってことなんですね。
あとでまとめて振り込んでくれるなら安心しました。
ところで、給付奨学金第1型認定を受けれる状況なら、せっかくなら金額多くもらえる自宅外生になって自宅から通える人もひとり暮らしする?なんて考えもおきそうです。
家が同じ市内なのにひとり暮らししてるって学生もたまにいますよね。
しかし、やはりそこまで面倒はみてくれないです。
自宅外通学であることの妥当性の説明が必要で、自宅外通学の要件が定められていて、その申告が必要です。
1.実家(生計維持者いずれもの居住地)から大学等までの通学距離が片道60㎞以上(目安)
2.実家から大学等までの通学時間が片道120分以上(目安)
3.実家から大学等までの通学費が月1万円以上(目安)
4.実家から大学等までの通学時間が片道90分以上であり、通学時間帯に利用できる交通機関の運行本数が1時間当たり1本以下(目安)
5.その他やむを得ない特別な事情により、学業との関連で、実家からの通学が困難
※5.を選択した場合は、学業継続に支障が生じることの理由を申告
自宅外通学の取扱いについて
たとえばうちの県内の国立大学はけっこう辺鄙なところにあります。
このへんの自宅から通学してる人は、電車とバスを乗り継いで1時間かかるそうです。
乗り継ぐバスがスムーズでないこともあり、帰りが遅くなる理系の学生は、3~4年次には結局大学の近くのアパートを借りる人もいるとか。
知り合いのお子さんも、通学に疲れて親が車を買ってあげていました。
第1型の給付奨学金を受けられることが確実なら、最初から自宅外通学で進学先を選べば、学力的にも選択肢が広がっていいのかなと思います。
といっても、4年間同じランクの奨学金をもらえるかどうかはわからないので、あてにして貯金ゼロというのはダメですけどね。
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