上の子につづき下の子にも日本学生支援機構給付型奨学金申込み
上の子は大学2年生、下の子は高校3年生。
下の子も大学進学希望なので、2年ぶりに日本学生支援機構給付型奨学金の予約採用申込をします。
上の子より1ヶ月ほど早く学校から案内がありましたが、上の子の時ははコロナ休校がからんでいたので遅かったのかも。
上の子と同じ給付型奨学金を申し込みますが、家庭の状況に変化がありました。
上の子の時は「夫と別居中」
下の子の時は「夫と離婚済」
申込のしやすさは、曖昧さのない離婚済みのひとり親家庭の今回になります。
ですが、家計の状況としてはなにも変わっていません。
もともと生計は別ですし、代理人弁護士を入れているので夫の所得は不明ですし。
あ、婚姻費用をもらっていたのが養育費に変化して援助額が減っているというのはあるけど。
離婚調停中でも生計維持者が2人になると書いてある?
ところで、離婚調停中で夫と別居している方から、下の記事を読んでの質問をいただきました。
わたしは別居中に生計維持者を1人として申請して通ったのですが、説明をよんでも生計維持者は別居中でも2人となっていて、夫の所得証明が出せずに困っているとのこと。
2年の間に条件の変化でもあったのかな?
と思って、2年前の奨学金の資料と見比べてみました。
「給付奨学金案内」と「申込みのてびき」の冊子で生計維持者について比較
2023年度日本学生支援機構予約採用申込関係書類の中から赤い冊子「給付奨学金案内」についてちがいを比較検証します。
2021年度の資料でも、離婚調停中の生計維持者は父母2人となっていました。
ですが、下の「父母が離婚」の1~3パターンの例に対する生計維持者を見ると、同居しているかどうかがポイントになっていると思われます。
だって上記の「離婚調停中」には別居同居の記載はないから、まさかの同居しながら離婚調停中のパターンともとれます。
それをふまえて、2023年度の資料(給付奨学金案内5ページ)で生計維持者の解説ページを見ると、その疑問が解決するような追記をされているようにも見えますが…。
「父母が離婚調停中」の「2」によると「あなたが成年で、父母が離婚調停中(父又は母は別居しており、あなたへの支援が一切ない)」の場合は生計維持者は1名になるんですね。
だけど、まず子どもが成年じゃないから、支援一切ないうんぬんの前にこれには該当しませんね。
しかし、青い冊子「申込みのてびき」の9ページにも生計維持者が1人となる理由についての説明があり、これによると離婚調停中で別居している場合、母1人が生計維持者として申込みできそうですね。
日本学生支援機構のHPでも最新情報調べましたが、まちがいないようです。
ということは、2021年度のときと2023年度のときで、離婚調停中のため別居中の場合は生計維持者は1名で申告してよいことに変わりはないようです。
申込みのてびきの説明文やよくある質問に加筆はあったけど、内容は変わっていないということですね。
と、ここで気づきました。
わたしは2年前の奨学金申込みのときは離婚成立前だったので「養育費」ではなく「婚姻費用」をもらっていましたが、婚姻費用の金額を申告してます。
よくある質問の更新日と申告書書式番号(2023年度の様式7は援助養育費用ではない)から判断するに、2年前はこちらのみの説明だったようです。↓
最初は貸与奨学金の予約申込みもしたから、もらっている婚姻費用の金額を申告したんだけど。
「貸与奨学金を申し込む場合は申告必要」ってことは、給付奨学金には養育費は関係なかったんですね?
そのわりには低所得なのに給付区分がいちばん少ないんだけどなー。
しかし、最新のアンサーでは「養育費は収入に含めます」と明記されてます。
今回どうなるんだろう?ドキドキです。
そして、上の子の時の申込控を見て発見しました。
「家族の特記情報」では、「あなたの家庭は母子または父子家庭ですか。」の選択を「はい」にしていました。
どうしてこうしたのか覚えていません。
住民票と扶養関係と婚姻費用申告とかでつじつまを合わせるために暫定的にひとり親家庭を選択せざるを得なかったのか?
スカラネット入力前に下書き記入したものを学校でチェックしてもらったので、その時にこう指示されたのか?
別居中にひとり親家庭としたのはもしかしたらまちがってたのかもしれないけど、不正てほどではないし、マイナンバー調査もあり疑義があれば証明書提出依頼とかあったはずなので、結果オーライでいいんでしょうか。
なんにせよ今年は離婚済みでスッキリシングルマザーとして手続ができるので、本当に離婚成立してよかったです。
なお、次のように注意書きがありますので気をつけてください。
・JASSOでの審査にて疑義が生じた場合、理由を証明する書類の提出を求める場合があります。
・後日申告漏れが発覚し生計維持者を追加することになる場合は、結果の通知が大幅に遅れる場合があります。
証明書類について、わたしは弁護士さんに依頼して準備しましたが提出を求められなかったので使用していません。
くわしくはこちら↓
無事に給付奨学金を受けることができても、毎年家計や成績の認定と在籍報告や継続願の提出も必要です。
とくに、留年したり、履修科目の出席率や取得単位数が標準の5割以下だと停止です。
GPAが学部で下位4分の1だと警告になりますから、子どもには成績はだいじだとうるさく言ってます。
理系だと留年したって話もチラホラ聞くし…就職するにも単位をギリギリ取るのではなくいい成績でとることがだいじだよ!とうるさく言ってます。
なんとか、上の子も下の子も卒業まで給付奨学金をいただけたらいいなと願っています。
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