モラ夫と離婚できたとしても、子どもがいると、
モラ夫と面会交流の連絡を取らないわけにはいきません。
もしもモラハラじゃない離婚だったら、
子どもの面会交流の連絡を取るぐらいはなんてことないのかもしれませんね。
「夫が嫌い」だけではすまされない「恐怖感」があるのだから、
たとえ電話やメールやLINEでも、こわくてしかたないのは当然です。
ですが、面会交流は子どもが大きくなるまでずっと続きます。
元夫と直接連絡しないですむ方法があるんでしょうか?
うちの面会連絡方法は子どもと直接LINE
まず、わたしの場合ですが、
モラ夫との協議がまとまるまでの2年半は、弁護士さんが間に入って電話でモラ夫とやりとりしてくれました。
離婚における取り決めの中では、面会交流についての連絡方法も記載することになりました。
弁護士さんは、やっぱり元夫婦当人同士がメールでやり取りすることが多いと言いました。
ただ、うちは子どもが中学生だったこともあり、
子どもとモラ夫が直接メールしてもいいんじゃないかとアドバイスされて、
ぜったいにモラ夫と連絡取りたくなかったので迷わずそうしました。
その当時子どもはモラ夫が与えたiPadを持っていたので、
フリーメールを取得してメールアプリを入れ、パパと連絡を取るように教えました。
でも、なぜかモラ夫は子どもにメールではなくLINEのようなチャットアプリで連絡するからと、
子どもと面会したときにiPadにアプリを入れさせ、そこに面会連絡以外もガンガン送ってきました。
だけど、子どもはわたしから面会の連絡はこのメールでやってねって聞いてたのもあり、
モラ夫が指定したチャットアプリをあまり重要視してないというか
そもそも返信するという習慣がなかったので、雑談のようなメッセージは読んですらいなかったようです。
こんな感じで子どもはパパが必死に連絡していることを意に介しておらず
モラ夫はすぐに返事がほしい面会の日程についてのメッセージにも返事がこないので、
しびれを切らしたのか自由に連絡が取れる上の子をメッセンジャーとして使ってました。
モラ夫は、メールには「ママへの連絡を入れるから」と言ったようですが、
それをわたしはだいぶあとになってから聞いたので、
メールを開くとウヘーと言いたくなるようなメールが何通か届いてました。
わたしは無視してたことになってるんでしょう、怒りのメールもありました。
気分が悪くなったのでもうそれからメールを開いてませんけど。
中学生って部活や塾や定期テストなどで忙しいし、
たまの休みには友だちとも遊びたいですよね。
だから、月に1回程度と取り決めたものの面会が行えなかった月もあります。
メールには
「こっちは多目のお金を払っているのに月に一回も会わせないし!」
とか書いてありましたね。モラメールこわい。
面会のたびに直接電話やメールで連絡するスタイルだったとしたら、
別居しててもモラハラ受け続けてる感覚になって、耐えられないと思います。
子どもが高校生になってからは、スマホを持ったのでLINEで連絡を取っているようです。
そして父子で適当に面会の日程を決めて出かけて行ってます。
面会連絡以外にもLINEが入ることはあるようですが、未読放置してるよう…。
「めんどうだもん。」
とのことです。
既読つけたが最後、
なるべくはやく、気を使いまくって推敲した返事をせねば!
とビクビクしていた母からすると、見習いたいほどのスルー力です。
面会交流の連絡を第三者に依頼する方法もアリ
子どもが小学生以下だったら、スケジューリングも親のサポートがいるし、
面会の待ち合わせ場所へ行くまでもひとりでは難しいですね。
かといって、自宅にモラ夫が送迎するのはイヤって思いも当然あります。
こんなとき、お互いの実家が近ければ、祖父母が仲介してくれたら一番いいかなと思います。
だけど、祖父母を頼れないとなると、弁護士さんなど第三者にお金を払って依頼するしかないでしょうね。
実はわたしが契約していた法律事務所では面会交流サポートプランがありました。
料金は、月1回稼働時間1時間で2万円。
稼働時間とは、主に面会についての相談、書面作成時間、相手方との調整で、時間超過したら追加料金。
モラ夫との調整時間が長引きそうだから、毎月2万円以上かかりそうで大変ですよね。
そういう意味では、モラ夫との話し合いが長引くうちに、子どもが面会サポートのいらない歳に成長したのはよかったです。
その間の面会交流の連絡は、着手金の範囲内で何回もやってもらえましたからね。
また、子どもの福祉を目的とした面会交流を支援する団体を利用する方法もあります。
「面会交流 第三者機関 地名」
で検索すると、あなたの地域の支援団体が見つかります。
または、面会交流.comで探してみましょう。
料金は、条件つきで無料のところもありますが、だいたい1回の面会で1万円ぐらいはかかるようです。
連絡だけのサポートで連絡1回3千円というところもあるので、うまく利用できたらいいですね。
モラ夫と子どもを会わせたくないという感情もあるでしょうが、
子どもへの虐待や連れ去りなどの強いおそれがない限りは、親子なので面会させないといけません。
お金をかけてまで面会か…とも思いますが、
直接連絡したくないし、送り迎えで顔を合わせたくないから、しかたないですね。
せっかく別居・離婚できたのに不意打ちでモラ被弾するよりマシ。
期間限定の必要経費と思って、なんかの習い事でもしてるとでも思って割り切りましょう。
ただ、子どもは成長するし、時代が変わると連絡ツールも変わるかもしれないし、
ずっと第三者の仲介が必要なわけではありません。
モラ夫の情緒安定のために、離婚後のあなたの心の平和を保つために、
穏便に面会交流できるよう工夫しましょう。
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