結論からいうと、モラ夫から生活費を減らされたら、
すぐさまお金が足りないことをモラ夫に知らしめる必要があります。
引き落としができない、月謝が払えない、肉が買えない。
そういうことを、なにかをガマンして捻出したり、
バイトやメルカリでお金をつくったり、
ましてや実家に借りてなんとかしてはいけません。
なぜなら、妻がなんとかすればするほど、
もっと経済制裁ができるとモラ夫が学習してしまうからです。
モラ夫の経済的DVに屈して自分ががんばろうと思ったのが失敗だった
ついに、生活費をもらっていないことになってしまってたわたし。
それでも、夫からいくらもらっているかと聞かれて「10万円」と答えればふつうに聞こえる。
だんだんお金が減らされる中で、なんども抵抗したのに、
モラ夫からの無視や恫喝などでかわされて、だんだん戦意を失っていった。
カウンセラーのJoeさんから、
「どうにもならないことを投げ出さずにあなたがなんとかしてきたから、
モラ夫がそれを学習してしまった」と指摘された。
たしかに…。
最初に経済的制裁を受けた10万円以上の生活費減で、
どう考えてもDVなのに、自分でなんとかしようとしたのが失敗だった。
わたしは、どうにか食費に使えるお金を増やそうと、固定費の徹底的な見直しをした。
本来なら夫婦で話し合ってやっていくものなのに、わたしだけが必死に情報収集して動きまくってしまった。
苦労してつくり出した数万円をなんとか他にまわして生活してるのに、
モラ夫はその努力は見ようとせずに、「生活できてんじゃん」ってとこしか見ない。
それでも足りなくなると、みずからパートをするようになってしまったのもミスだった。
しかも「モラ夫は働くなと反対したのに勝手に働いた」という流れになってしまったから、
パートごときで仕事してますヅラして、家事の手抜きをするなんて許されないことになっていた。
モラ夫の経済的DVは毎月の生活費の減額だけではすまない
モラ夫は生活費を減らすと同時に、
子どもの児童手当の振込口座も自分の口座に変えてしまった。
わたしが管理しているときは、児童手当はぜんぶ子ども名義の口座に貯金してたのに、
モラ夫は「お金が足りないから生活費にあてる」といって1円もくれなかった。
なにやら民主党政権になったときに手当額が増えたってママ友がワイワイしてたけど、
わたしは知らないので関係ないから話に入れない。
ボーナスはなにに使うかってママ友がワイワイしてるときも、
わたしには関係ないので話に入れない。
それどころか、ボーナスで払っていた学資保険2人分を、
モラ夫は「払わないから解約したら?」とまで言い放った。
毎年住宅ローン減税分がもどってきてたのに、
モラ夫が口座を取り上げてからは、書類だけ書かされてお金は全部モラ夫口座。
わたしは子どもがかわいそうになって、パート代から積立をして学資保険を払い、
児童手当で増えることがなくなってしまった子どもの口座に、月1万円ずつを貯金した。
子どもの習い事の月謝や学校の給食費も年々値上がりし、
家の固定資産税も高くなったのに、
機嫌を見計らっておそるおそる言っても
「オレも金ない」
で交渉終了……。
わたしの同窓会や実家への交通費も出さないモラ夫
パートをしていても、自分のために使えるようなよゆうはないところ、
わたしの同窓会のお知らせが届いた。
会費の1万円を出してくださいとお願いしたけど、モラ夫は出さない。
うちの家計状況ではそんな高い会費の同窓会代は出せないと。
しかたがないので、パートを増やしたり不用品を売ってお金をつくった。
そのうち、めったにないわたしの実家への交通費もオマエが出せと言い出した。
せっかく帰省するからと途中お土産を選んでいると、
「自分の実家に選ぶときだけはこだわるんだな」とイヤミ。
いつもモラ夫の実家へのお土産選びに意見を求めるモラ夫に、
わたしの考えを答えたところですべて却下して自分で決めるから、
あたりさわりない答えしか言わないことがモラ夫の実家を尊重してないということになってるらしい。
ホントめんどくさい……。
子どものお祝い金は進学支度で消える
子どもたちが進学したりするタイミングでは、実家や親せきからお祝いをいただいた。
わたしはそれらを全て子どもの口座に貯金してきたけど、
お祝い金を受け取るのがうっかりモラ夫だったときには、それは子どもの口座には入らない。
お祝い封筒に入ったまま定位置に保管され、
制服代や道具代など新学期の大きな出費はそこから出せと言う。
家計を取り上げたときに、「特別支出はちゃんと出すから遠慮するな」と言ったくせに、
自分のふところは一切いためずに、人からもらったお金で子どもの支出をまかなっている。
そしてわたしの報告をいつも聞き流してるから、お祝いからいくら出したか把握できず、
「そこから出せと言われてももうないんだけど」
と言うわたしに、
「は? もうなくなった? おかしいな、何にいくら使った?」
とキレる。
モラハラ男は、根に持つことと聞き流すこととの記憶力の使い分け能力がズバぬけている。
お金が足りないとモラ夫とまわりにはっきり言うべき
ふりかえると、モラ夫がお金を出さない不足分を
あれやこれやとなんとかしてきたことが致命的ミスだったとつくづく思います。
足りないものはムリだと投げ出して手を尽くさず、
引き落としができないとかイベントに参加できないとか
そういう事実をモラ夫や周囲に見せつけるべきでした。
でも、わたしはもちろん、モラハラを受けてるあなたもきっと、
お金が払えずに子どもが恥をかいたり
自分が不義理をしたりということに耐えられないですよね。
だったら、せめて記録が残るようにLINEやメールで、
・足りないからください → やらん。どうにかしろ!
・本当にお金が足りません → 金の話は二度とするな!
みたいな、モラ夫とのやりとりを保存しといてください。
自分から送るメッセージは、
第三者が見てモラ夫が悪いとよく分かるような文面にするよう心がけておくとよいですよ。
家計簿をつけてない人は今からでもちゃんと書いてください。
調停になったとき、モラ夫は本当に都合のいいことばかり主張しますが、
整合性のある記録を資料として示すことで、モラ夫のつじつまが合わないことがバレます!
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