UR団地ライフのリアル・モラハラ別居でUR団地に住んで実際どんな感じか語る

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団地

モラハラされてるあなた、モラ夫さえいなければどんな家でも天国だと思いませんか?

ピンポーン! それは正解です。

だけど、いざ新居を探す段階になって、ネットで安い家賃の物件を探したり、不動産屋から内覧案内されて家賃が安い部屋の現実を見ると後ずさりするもんです。

わたしは新築から住んだ戸建てのモラハウスからの転居だったので、よけいに、今さら古くて汚いアパートに住むのはいやだなぁと思ってしまいました。

が、築50年の古い団地も住んでみれば意外と慣れる!

ひとり暮らしのときも何度も引っ越し、結婚してからも転勤族だったわたしの引っ越し経験は10回以上。
このたびはじめてUR(ユーアール)住宅に住んでますが、けっこう快適です。

団地暮らしが実際どんな感じか紹介します。

UR賃貸住宅のメリットとモラハラ別居の場合の申し込み方法

別居先としてURの団地を選んだ理由は前にも書きました。

UR賃貸住宅には入居の条件があり、審査が行われます。

条件にはいろいろとありますが、モラハラ別居でいちばんの心配ポイントは収入です。
規定では、家賃の4倍の月収がないといけません。(家賃82500円以上の場合は月収33万円以上)
母子家庭にはけっこうきびしいですよね。

収入基準はけっこうきびしいし証明する書類などを用意しないといけないので、できない人は「家賃の1年分を一括で払う」一時払い制度で申込することが多いと案内してくれました。

URは保証人がいらないので、親きょうだいに頼むことなく部屋の契約をすることができるのもモラハラ脱出向きです。
ただし、賃貸契約時に連絡先を記入する必要があったので、他県に住む兄2人の名前と住所を記入しました。
といってもあくまで連絡先なので、印鑑や署名とか証明書的なものは必要ありませんでした。

また、入居する世帯全員の住民票を提出しないといけないけど、DVから逃げる秘密裏の引っ越しなので住民票の事情がふつうと違うことを相談すると、少し奥に引っこんで確認されてましたが、OKをもらうことができました。

URの部屋探しは、公式サイトで調べて、お目当ての物件が決まったらまずは電話をかけてください。
ネットでは人気の物件はなかなか空室が出ません。
URに電話で空き部屋が出たら連絡してもらう申込みをしておくと、優先して知らせてもらえますよ。

わたしは自分なりに決めていた脱出日にどうしても希望の間取りの空きが出なかったので、いったん妥協した部屋に入居しました。

そして、住んでみると間取りはもちろん、広大な団地内のどのエリアが住みやすそうなど分かってくるので、ピンポイントで指定した空き部屋の連絡を待ち、一年後に再引っ越ししました。

UR間の引っ越しは、最初に払う2ヶ月分の敷金をそのままスライドしてくれるので、引っ越しにかかる初期費用は家賃の差額ぐらいです。

退去時の補修現状回復費用は300円ぐらいでした。(笑)
20年住んだ人でも最高2万円ぐらいしか請求しないそうで、入居時も退去時もお金がかからないのがURのメリットだと感じました。

団地住人とのちょうどよい距離感

団地タイプなので、敷地が広くていくつも棟があり、マンションやアパートのように閉鎖的な小集団という感じがありません。

近所の人という感覚なのは同じ階段を使う10戸だけで、それでもめったに顔を合わせることはありません。

一歩建物を出ると公道と変わらないような感覚だから、すれ違う人と会釈ぐらいはするけど、誰がどこの住人かなんて分かんない。
今のところ住んでいて全然わずらわしさがありません。

団地特有の自治会活動とかはあるみたいだけど、基本的には長年住んでいるリタイア組が中心にやってくれていて、こちらは夏祭りなんかの楽しみを享受するのみ。

自治会費の集金を集める当番が年に一回ぐらい回ってくるけど、まわりの10軒ぐらいにポスト投函して、あとはうちのポストに戻ってきたのを集めて係の人の家のポストに投函するだけ。大変でもなんともない。

社宅で引っ越しする時にしていたように、入居時に同じ階段を使う10軒全部にあいさつ品のラップを配ってあいさつしたけど、低層階は高齢者、高層階は幼児のいる家庭といった感じで、みなさんとても好意的でした。

上の子は、再び同居するようになってしばらくは反抗期でわたしと全然口を聞いてくれなかったのに、
そのころにバッタリ会った下の階のおばあちゃんが、
「おたくの息子さんはよくあいさつをしてくれる。いい子ね。」
と言ってくれたことも。あったかい団地でよかったなとほっこりしました。

団地の民度・騒音問題はふつう

うるさい

団地は治安が悪いと思われがちですが、それは市営住宅のような公営の団地のことだと思います。

URは収入審査があるし、家賃滞納にはきびしいみたいだから、常識はずれの人はいないように思います。

ただ、近所に避けたいタイプの人がいるかどうかは運なので、URだからどうとは言えないかな。分譲マンションだって、隣人が変な人というリスクはあるし。

団地は音もれがうるさいというイメージもあるけど、コンクリート造りなので隣の音はまったく聞こえません。
もしかすると夜に一人でシーンと暮らしてたら聞こえるのか分かりませんが、ほんっとに何も聞こえないです。

ただし、上の階の足音はすごく聞こえます。これは住んでいる人の家族構成や集合住宅に住んでいるという配慮があるかどうかで大きくちがうと思います。

うちの上の階は途中で入れ替わりがあったけどどちらも2~5歳ぐらいの幼児のきょうだいがいる家庭。
「タタタタタ~、ドンドン!」という走る音がめちゃくちゃひびきます。

えらく遅くまで起きてるな、朝早くから元気だな、なんて思ってしまうぐらいに家にいる時はうるさい。

でもまあ、非常識な大人の騒音とはちがって子どものことだから、別にクレームとか引っ越したいとか思うほどじゃない、わたしは。
うちの子どもたちもわたしと同じ感覚みたいで、今日も元気だねって言うことがあるくらいで困ってはいないみたい。

10回以上引っ越していろんな賃貸に住んで分かったのは、木造アパートはやっぱり壁が薄くて、かといって見た目立派なコンクリート造りのマンションでも隣の部屋の声が聞こえるような防音が悪いところもあるということ。

つまり、UR団地だからうるさいということはないんだけど、騒音に悩まされたくない人は木造アパートは避けるとして、UR団地だったら最上階に住むのが無難です。

ただし団地はエレベーターがないから、最上階の5階は階段の上り下りがキツい!
また、引っ越しや家具家電の配送は3階以降は割増料金がかかることが多いのがデメリットです。

団地の古さ汚さ問題

築50年の社宅住みを何軒も渡り歩いたわたしなので、だいたい分かってました。
でも、もしかしたら中はリフォームされてきれいなのかもと淡い期待もありました。

だけどね、やっぱり。
最低限のリニューアルはされてるけど、水回りのどうにもならない問題はあるんでしょう。
洗濯機用排水はなく、洗濯するたびに長く延長した排水ホースをお風呂場に流さないといけません。だから、入浴中は洗濯できないのが不便。

しかも、浴槽の下はセメントむき出しみたいな感じで、床と壁は昭和感あふれる冷たいタイル張り。
押し出し窓はあるけど換気扇はないという、そうじとかカビケアがめちゃくちゃ大変なつくりです。お風呂場がいちばんキライ。
でも、なぜか自動湯張りと追い炊き機能はあります。

トイレはめちゃせまくて便器自体がミニマムというか座面も低いし配管はトイレ室内にむき出しだし、だれにも見せたくない感じのものです。
それに便器のフタがなくて、刑務所のような風情です。トイレのフタをしめるとお金が貯まるという風水のおまじないもできません。

前に住んでいた家のように最新の節水トイレと真逆の、洋式トイレ初期モデルのような感じで、一回流すととんでもない量の水が流れます。
そのくせ、流れ終わっても紙が残ってたりして、あんだけ水を使ってなんで流れきれないんだ? と思うこともあります。

お風呂とトイレだけは、慣れてしまった今でもモラハウスのころが恋しいな。
あー、前の家のお風呂とトイレはきれいだったな~、でもあれはわたしの家じゃなかったんだな~、って悲しくなります。

かたや、キッチンは許容範囲。人工大理石でもIHコンロでもないけど、とくに問題なく料理はできます。

部屋はフローリングに変えてあったり意外とキレイだけど、2室は畳のまま。押し入れがやたらと大きくて、壁の多くはフスマが占めてます。

コロナで外出自粛期、娘が友だちとzoomやLINEビデオしてたら、背後に映るフスマのせいでこう言われたらしい。
「娘ちゃんち、おばあちゃんちみたいね!」

総合的にはUR団地に満足

賃貸住宅というのは家賃なりの理由があるので、高ければ快適だし安ければ不便な点があるのはあたりまえです。

UR団地の安いタイプを選んだからにはそういうデメリットは当然あるわけだけど、なにより安くて入居も退去もお金がかからないのがイイ。

わたしは今住んでる団地の環境やまわりの住人にも不満がないけど、もし上の騒音に耐えられないとか、間取りが使いにくいとか、住んでからムリと思ってもお金をかけずに別のURに引っ越しできるというのはメリット。

なんなら、子どもの進学した学校に通学しやすい場所にとか、将来子どもが巣立ったら部屋数少ないところにとか、URを渡り歩いてもいいじゃんって思えるくらい、住み心地には満足しています。

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