1年間、UR団地の自治会委員をやって無事に終わりました。
この団地に住んで8年になろうとしてますが、そのうちの2回、2年やったことになります。
いや、多いでしょ?
今まで住んできた土地では、だいたい10軒で順番に回るから10年に1回という感じでしたよ?
この団地は広くて、番地も違う広範囲に棟がいくつもあって、その棟によってローカルルールの差があるようです。
わたしはこの団地の中で最初の1年は違う棟に住んでましたが、その棟は2DKと間取りが小さくて単身世帯が多かったように思います。
高齢者は多いけど、わたしのように収入が低いのか節約したくて住んでるのか、普通に働く世代の単身者もいました。
なので、みんな状況は同じということもあったのか、(高齢者を除外して)有無をいわさず順番に役員が回っている感じでした。
しかし、今の棟に引っ越してきた時にあいさつをしたこの棟の委員さんは、「何十年も委員をやってる」と自己紹介なさった棟の番人のような風情でした。
その時は、「ここなら役員が回ってくる心配がなくていいわ~」と思いました。
ところが、数年前にその方が急に弱られて役員の仕事ができなくなり、急きょ他の方が引き継いだという話を聞きました。
…半年ほどおたよりや回覧板が配られなかったそうだけど何も不自由なかった…
…もう個別に配布せずに掲示板に貼るだけでよいのでは…
その後その方は高齢者施設へ入所され、そのタイミングで委員を依頼されたのがわたしです。
3年前のその時は「ほかの方は全員経験されてますので」とたしか言われて、この棟へ入居してまもなかったのでそんなもんかなと受け入れてしまいました。
だけど、その時に資料を引き継いでわかったのです、「順番などない」ということが!
個人情報保護と、また入れ替わりがあって無意味だからという理由で、役をした経験の記録など残してなかったのです。
なので、わたしが1年つとめた次の1年は他の方がやられていたようだけど、その次の年(つまり昨年)また「引き受ける人がいないから」とわたしにお願いされたようなのです。
うっかり受けてしまってけど、できないできないといいながら、ほとんどの会議に出席し、最低限の仕事はしたことが評価されたんでしょうね。
次の年もやってくださいと会長から何度か言われるようになり、断ってはいたけど、このままでは押し切られそう…。
3月には1年分の役員の報酬8千円をいただいて、次年度は報酬も上がると言ってたし、たいした仕事はしてないので本当に誰もいないならいいんですよ、本音は。
でもね、こうやって同じ人が何年もやっていると、他の人はそういうもんだと思っていざやってとなると抵抗感が強くなるじゃないですか。
わたしぐらい、あるいはもっと若い家族も何世帯かちゃんといるんですよ~。
団地に住む以上、自治会役員は公平に回ってくるもんだと思ってもらわないと困りますよね。
てか、戸建てに住んでた時も町内会の隣組長は回ってきましたもん。マンションだってあるそうですし。
なので、今回はしっかりとお断りさせていただきました。
きっぱり終えることができてよかったです!
といっても、役員やるなら楽しんだほうがトクだと思います。
子どもが小さいと大変でしょうけど、できる範囲の仕事で誰も文句言わないし、レクレーション的なイベントの時には子連れでお手伝いから参加して子どもたちも楽しそうでした。
役員会議の懇親会とか、本当に楽しんでやっている人たちもいます。
それに独居高齢者なんかは、遠くに家族がいるとしても近所のコミュニティに参加してるほうがなにかとメリットあるし、よいことではないかと。
報酬をいただくための最後の会議だけ来た、という若い主婦の方もいましたね。
「資料も毎回届けてもらって、おたよりを配っただけなのに申しわけないです」
って言ってたけど、会長さんたちからは「それだけでも本当にありがたいです」と感謝されていました。
もっと仕事の内容を効率化して不要なことをなくして、負担は軽いけど順番に回るようなシステムにできないのかなと思います。
あ、また1年、公営団地は落選続きでした(泣)
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