モラ夫との調停は経験者から事前情報を収集しよう
モラハラ夫と離婚するためには、調停は避けて通れません。
「調停」というと、はじめてのことなので誰だって身構えてしまいますよね。
わたしも、さんざん情報を集めてモラハラ脱出を決行しました。
だから、調停がどんな流れか、準備はどうしたらいいかを頭に入れていたつもりです。
ちなみに、調停の前には、モラ友が5千円で購入したという
「弁護士が書いた調停マニュアル」も読ませてもらいましたが、
わたし含め調停経験の当事者がブログなどで無料公開している情報と同じでした。
だから、個別のケースで教えてほしいこと以外は、情報にお金を払う必要はないと思いますよ。
モラデイズで調停についての記事はいくつか書いてますので、
トップページ右下の(スマホならサイドバー開いて下のほう)「タグ」検索「調停」でごらんください。
とくに読んでいただきたい記事は、以下の2つです↓
今回は、調停にはどんなかっこうで行けばいいのか悩む方に、経験をふまえてお伝えします。
調停の時の服装など身なりについて
まず、基礎情報として、調停で対話する相手は調停員ということを知っておいてください。
調停員は上品で温厚な感じの50~60代の男性と女性が一人ずつです。
学校の教頭先生や校長先生のような雰囲気だとイメージしてください。
調停員さんは裁判官ではないので、そんなにカッチリした服装ではありません。
だから、家庭裁判所というフォーマルな場ではあるけど、あなたがスーツで正装していく必要はないですよ。
同席する弁護士さんがスーツなので、むしろあなたは依頼人とわかるようにスーツじゃないほうがバランスがいいと思います。
あなたと弁護士さんの間では、さんざんモラハラの経緯を話してるので、
妻の弱さつらさを分かってもらっている気になってますが、
初対面の調停員にはそこまで伝わってません。
もちろん、調停にあたっては、申立書や調書でこれまでの経緯などを書面で読んでのぞんでもらってますが、
それでどんなにひどい内容だと同情してもらっても、いざ登場したあなたが派手で元気な印象だとしたら…?
「思ってたんとちがう」
調停員の目にはどうしてもそう映ってしまいます。
かたや、モラ夫はもともと外ヅラがよくて低姿勢だったりするから、
数々のDV類の経緯が書いてある書面を読んでいた調停員は、
こっちにも「思ってたんとちがう」という印象をもつんです。
調停は、初回、それから平均2~3回の場の印象がすべて。
見た目はなんだかんだいって大きく影響します。
メイクは最小限に。
細く上がった眉はNG。つけまつげなんてもってのほか。
血色よくしすぎないように、チークはなくてもOK。
口紅はピンクベージュで。(マスク着用なら関係ないけど)
ネイルはしない。
顔まわりのアクセサリーは話し合い中に目につくので、ピアスやネックレスはしないか小さいものを。
服装は、トップスは白、ボトムは黒でスカートがベター。
といっても、白っぽい色~寒色のトップス、紺やグレーなど黒っぽい色のスカートぐらいのカラーならOKです。
ヒールが高いくつやブランドとひとめでわかるバッグは避けてください。
モラハラに耐えられずに離婚してほしいと訴える妻が、元気で気が強そうでファッションも決めている。
そんな精神的経済的よゆうがあるような見た目では、説得力がないんです。
わたしが調停にのぞんだときも、弁護士さんが若いイケメンだったからよく見せたいという乙女心があったけど、こらえましたよ。
❝地味で安い服だけど、せめて小ぎれいにしてきましたよ❞的な服で行きました。
白いカットソーブラウスにライトグレーのカーディガンをはおり、
黒のひざ丈スカートに黒のフラットシューズをはいてベージュのトートバッグというスタイルでした。
わたしはプロフィールの顔を見てもらえればわかるように地味顔なので、
しゃべりさえしなければ、幸うすそうなおとなしい主婦に見えます。
きっと、モラハラ夫に長年苦しめられ弱ったうえで調停せざるをえなかった人に見えたはず。
もう一度言いますが、見た目がだいじです。
自分の勝負服が赤いジャケットだとか、その日のラッキーカラーがピンクだとか、そういうジンクスは無視して。
おしゃれなど考えずに、調停では見た目で有利になるような「調停仕様の身なり」を意識してくださいね。
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