モラハウスから脱出する前後の数日で、寿命が一気にちぢまったかのようなストレスを感じたけど、
弁護士さんやカウンセラーさんが、
モラ夫と離れさえすれば、安全なところで生活できるから精神が落ち着きますよと言ってたように
いろいろと心配ごとは浮かんでも、モラ夫から直接怒られることはもうないと安堵していた。
だけど、モラはつづくよどこまでも。
LINEで、手紙で、弁護士さんを通して、あらゆる手段でモラ夫は攻撃を止めなかった。
たくさんあるけど、今回は別居後モラハラ行為の一部を紹介します。
子どもにオレの悪口言うなと口止め要求
モラハウスを脱出した翌日から、モラ夫からLINEがどんどん入った。
モラインの特徴は、一回のメッセージ文字数が多すぎるということ。
モラ友もみんな同じことをいう。
改行もなく、ワンスクロールでは見れないほど長文を送ってくる。
なかには30㎝にも及ぶモラインが届いたという人もいる。
なので、ロングモラインはモラ夫の特性と思われる。
その、モライン。
最初こそ、反省文謝罪文を書きまくり、帰ってきてくださいという内容だったけど、
わたしがぜんぜん返信しないイライラを必死におさえてよゆうを見せたかったのか、
しばらくすると、反省文をちょっと書いたあとに、料理もけっこう楽しいもんですなどど、ブログのようなことを書くようになっていった。
さらには、ひとつ約束してください、なんて口調で、
「子どもに悪影響になるから、自分はあなたの悪口を子どもには言いません。だからあなたもそう約束してください。」
と、自分のモラハラ行為を子どもに言わないよう口止めを要求してきた。
「オレが恥ずかしいからじゃない、子どもを思ってこそ。子ども第一に考えないオマエのモラルはどうなの?」
という、「悪いのはオマエ」となすりつけてくるモラ夫の常套手段がまだ通用すると思ってるのか。
モラ夫は弁護士の前や調停のときも自然体でオレ流
モラ夫は弁護士と話をするようになってすぐから、自分が上だと認定したようだった。
モラ夫のことだから、ネットなんかで所属する法律事務所の実績や弁護士のプロフィールを調べまくったんたと思う。
そこで弁護士さんが若いと分かってナメてかかっているように感じた。
担当弁護士さんは、冷静で腰が低い話し方をするので、ぜんぜん人にイヤな印象を与えない人なのに、
モラ夫は容赦なくモラトークで対応していたようだ。
「妻にもどってきてほしい。今後はお金はじゅうぶんに渡すから、
って言われるモラ夫さんですけど、そのお金について、やたら細かく、
固定資産税と車検と、習い事Aと習い事Bと・・・って決めて提示されるんです。
モラハラの人ってそういう傾向強くて、しかもポイントずれてますよね。
奥様がガマンできないのは、そこじゃないんですよ、と言っても、延々と、
提示の婚姻費用はムリだけど、固定資産税と、習い事Aと習い事Bと…、って言われてました。(呆)」
「それから、
すぐにはムリなら、ためしに1ヶ月帰って、それでも無理ならあきらめますから、せめてもう一度チャンスを!
とも言われてますが、それはワナなので帰るなんてありえないです。」
「どうせ離婚は認められないから裁判してもかまわないとも言ってましたが、ハッタリと思います。
実際は調停すら嫌がると思います。」
こんなふうに弁護士さんから報告をもらうたびにゲンナリした。
他人だけど一応まだ夫婦だし、
代わりに交渉してもらって気の毒なので、変なおじさんですみませんと謝るしかなかった。
また、調停の申し立てをした時の回答書にもモラがにじみ出ていた。
今回のことで通勤距離が大幅にのびて交通費がいくらかかっているとか、
住宅ローンをいくら払ってるとか、扶養手当がなくなる今年の収入は減るからとか、
とにかく婚姻費用を算定表の半分しか出せない理由をつらつらと。
交通費は勝手に通うようにしたんだし、住宅ローンとか論外ですと、弁護士さんは一蹴。
さらに、子どもの習い事は続けるのかどうか決めろ、続けるなら払うお金の中で出せ。
だいぶ先の子どもの卒業式と入学式の服装について、どういった服を着せろとか制服はあの店で買えとか。
・・・なぜ、今これ?
モラハラ案件をたくさん扱う弁護士さんも、モラ夫のなかのモラ夫っぷりに困惑をかくしきれなかった。
モラ夫は危篤連絡も伝えない人間失格野郎
上の子と離れて暮らすようになって一年が近づくころ、
わたしの実家から、(子どもにとって)ひいおばあちゃんがいよいよお迎えが近いから会いに来てほしいと連絡があった。
モラ夫は下の子とは面会交流としてきっちり月一回会っているのに、
わたしは上の子が気まぐれにやってくる時しか会えていない。
だけど今回は緊急かつ重要な連絡になるので、弁護士さんにモラ夫から伝えるように頼んだ。
そして、子どもが来るのを待って実家へ出発しようと、朝早くからずっと家で待っていた。
8時、10時…と時間が過ぎていき、窓から外をながめてみたりするけどいっこうに来る気配がない。
ついに昼過ぎになり、「今から出ても日帰りはできないからもう行けない」と実家に連絡。
お昼を用意して待ってくれていた実家は、たいそうがっかりしていた。
その日とうとう子どもは来なかったので、いつ見るか分からないパソコンのメールに、
ダメもとで「待っていたけど」というメールをしてみた。
すると、「なんのこと?」と……。
なんと、モラ夫からなにも聞いてないから、友だちと遊んでいたと言うではないか!!
結局、一ヶ月もたたないうちにひいおばあちゃんは亡くなってしまった。
その連絡は今度は確実に伝わるように、放課後の部活で子どもをつかまえて翌日学校休んで朝から来るようにと言った。
子どもは翌日は早朝ちゃんと来てくれたので、いっしょに実家に行ってお通夜お葬式に出席させることができた。
初ひ孫だったのに、亡くなる前に会わせることができなくて本当に残念に思っていたのに、
良心のカケラもないモラ夫は、弁護士を通して、学校を休ませるのは一日だけにするようにと伝えてきていた。
もうね、怒りしかない。
平気でこんなことできる人間っているんだね……。
さすがにこの件では子どももモラ夫に不信感を抱いたみたいだけどね!
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