UR団地いまだ残留のうえ自治会委員に。断ることが苦手な自分が憎い!

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団地

ほんとにほんとに引っ越したくてしかたないのにUR団地で7年…。

実家を出て以来、いちばん長い住まい記録をまもなく更新しそう。

まことに不本意です(泣)

昨年度も公営住宅は応募してもすべて落選。

また、ここ2回は希望する住宅の空室募集が出なかったので応募すらできてません。

公営住宅に住んでる人ってなかなか出ないのね…。

それだけ住めば快適なのかと思うとますます当たりたい!

ここ2年ぐらいウォッチしてるけど、ざっと見積もって300戸はありそうな団地をねらっているんだけど、1年に4戸くらいしか募集なかったです。

しかも、1,2,3階はまったく出ない。

エレベータなしの建物だから、高齢者でもどうにか困らない階はますます動かないのかなと。

逆に、いつも募集あるのが5階。

住んでも不便で早く引っ越すのかもしれませんね。わたしも嫌ですもん。

今後もしつこく応募はして、60歳過ぎたら家賃高くてもエレベータつきのマンションに住めるようにお金貯めたいと思います。

そんな、常に引っ越しをみすえてるわたしはUR団地でつきあいを広げたくありません。

とはいっても、自治会役員は2年前につとめたので当分関係ないので心配はいらない。

…と思っていたのに、ある日突然それはやってきました。

仕事から帰ってバタバタと夕飯のしたくをしていると、ピンポンがなり、宅配便かな?と思って出てみると…。

「自治会の者です。」って。

なんだろな?とドアを開けると、2人の方が立っていました。

2人の訪問員というとエホバとか旧統一教会とか迷惑な宗教勧誘だったりするので警戒したのですが、本物のUR団地の自治会役員さんでした。

「この棟の委員さんが決まらなくて…高齢者ばかりで。
だれかできそうな人ご存知ないですか?」

いやいや、会ったらあいさつする程度の50~60代の若手の人が何人かいるのは知ってるけど、そんな勝手に推薦みたいなこと言えないですよね。

「さあ…?わたしも2年前委員はしましたけど、他は知らないですねぇ。」

って答えたけど、2人は落胆した表情で、そうですよね…とたたずんでいます。

話が終わるきっかけがないまま沈黙があり、

「…本当に誰もいなくて…。…おそれいりますが、無理でしょうか?」

と、わたしにオファーを出してきました。

スパっとさよならしないわたしは期待をもたせるような雰囲気を出していたんでしょうか。

頼まれるとはっきり断れない性格なので(だからモラれる)、

「いえいえ、わたしは仕事も忙しくて、じゅうぶんな活動ができないと思います。」

とやんわり断るけど、ぜんぜん問題ないから、できることだけでいいから、なんなら前もやったことあるならほとんど仕事ないことわかってるでしょ?とたたみかけられ。

「…じゃあ…微力ながらできることだけでもお引き受けいたします。」

と言ってしまいました。

役員のお2人は、今度の会議に来てね!と日時を告げて、わたしの名前も電話番号も聞かずに帰って行かれました。

やっちまった……!!

自分の弱さに落ちこんだけど、そこは持ち前のガッツとあきらめのよさで気持ちを切りかえました。

はい、それからは会議に出席して仕事の説明を受け、再び団地のLINEグルーブに入り、団地だよりを30部仕分けしてポスティング、自治会費を集金、ちゃんとやるべきことはやらせてもらってます。

コロナもおさまって今年は団地夏祭りもあるらしいけど、それもお手伝い断れるか不安です。

そして、今回自治会費の集金で、顔見知りだった高齢者のお宅から、施設に入ったとか長期で入院してますとか、別居の子どもさんから手紙などでお知らせをいただきました。

わたしが入居したときはまだまだお元気で出歩いてらっしゃった方々です。

この団地にきてからずいぶん長い月日が流れたんだなと実感しました。

そりゃそうですよね、まだ小学生だった下の子が大学生になって家から出たんですからね。

7年あれば子どもは大人になって自立しますが、老人はひとりで生活できなくなるほど衰えます。

あらためて、これから始まるあこがれていた50代、健康に有意義にやりたいことをやって生きていかねばと思います。

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